まず自分のあり方を選べ

まず自分のあり方を選べ

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第26章の2回目です。

前回の後半で神は、
世界を破壊しかけているのは集団行動だから、
それを救うのも集団行動で行うように
と言いました。

今回はその続きになります。

ニール氏は、
グループを作って平和への五つのステップを
実践するというアイデアを披露します。

そうした時、
人々をそういう方向へ導くために
どういう動機づけをすればよいか
と神に尋ねます。

神は、次のように答えます。

「新しい可能性への、わくわくする期待だよ。
それに、自分には世界を変える力がある
という確信だ。」
(p.369)

「ほんとうに何かができると信じられれば、
行動するよ。
人びとに何かができるんだと
納得させなくてはいけない。
それから、人びとが想像していたよりも
ずっと簡単にできるということを見せる。」
(p.369)

期待を抱かせ、それができると確信させる。

しかも、
思ったより簡単にできるということを見せる。

たしかにそれができれば、
人は動きそうですが、
そのために何をすればいいのでしょう?

「それにはまず、
ひとつのあり方を生み出し、
それからそのあり方から
自然に生じる行動をとればいい。
そのほうが、自分たちのあり方を変えずに
「何かをする」ための行動を探すよりも
ずっと簡単なんだ、
ということを示せばいい。」
(p.369)

「何かであること、それが答えだよ。」
(p.369)

まず、自分のあり方を見直すことですね。

何かであるとは、幸せである、平和である、
というようなことです。

そのあり方から行動が生まれると、
人々を導くことができると言うのです。

神はさらに、
あり方から変えることの重要性を語ります。

「だが、それをしなければ、
長続きのする変化を
生み出すことはできない。」
(p.369 – 370)

「行動が
こうありたいという創造の試みではなく
あなたという存在の反映になれば、
そのときあなたのなかに
長続きのする変化が起こったとわかるだろう。
それが
世界に長続きのする変化を引き起こす。」
(p.370)

安らかであることは
「する」ことができません。

ただ安らかで「いる」だけです。

行動ではなく、あり方なのですね。

「だから、
存在の状態を変えることをめざしなさい。
最初に世界を変えようとせず、
まず自分を変えようとしなさい。
それができれば、
あなたの行動は自動的に変わる。」
(p.370)

世界を変えるという目標を掲げると、
つい目標達成思考になってしまいます。

私たちは、目標達成のための行動を、
論理的に導き出そうとするのです。

しかし神は、
それでは世界は変わらないと言うのですね。

ですから世界を変えようとせず、
自分自身が変わればいいと言うのです。

本当は、世界を変えることが目的ですが、
その結果に執着してしまうと、
自分の思考がとらわれてしまいます。

動物愛護のために人に危害を加える運動や、
戦争反対のために暴力を働く運動などは、
まさにそういうことです。

ですから神は、
そのことをさらに強調して説明します。

「最初から世界を変えようと思っても
変えられはしない。
まず自分自身を変えなければ、
世界を変えることはできない。
まず、自分自身について
大切なことを決定しなくてはならない。
自分とは何者かについて、神について、
生命/人生について、
自分のなかで新しい結論を出し、
その決定を生きることから
始めなくてはならないのだよ。」
(p.370 – 371)

これは中国の古典「大学」にある言葉と
同じ真理を語っています。

「修身斉家治国平天下」

まず自分の身を修め、
それが周囲に広がっていって、
やがて天下を太平に導くという考えです。

私たちが自分をどういう存在だと考えるか
ということは、
私たちが思う以上に世界に影響を及ぼす
と神は言います。

ですからそれを信じて、
まずは自分のことに取り組むべきなのです。

「外界の平和を達成できない
と動揺していたら、
内なる平和も達成できない。
だから、個人的な変容の努力を、
地球の変容という結果と結びつけないこと。」
(p.371)

内を整えるためには、
外(結果)からの影響を受けないことです。

このことを神は、
さらに噛み砕いて丁寧に説明します。

「そうしたければ
世界の人びとと分かち合えばいいが、
人びとはこういう体験をすべきだという
あなたの考え方を分かち合うのではなく、
あなたが知っているあなた自身の体験を
分かち合いなさい。
聞かれたら教えればいいが、
あなたが彼らの答えを知っている
と教えるのではなく、
彼らは彼ら自身の答えを知っていることを
教えてやりなさい。」
(p.371)

他人がどういう体験をすべきかは、
その人に任せればいいのですね。

教えてあげなくても、
その人にはその人の真実があるのです。

私も、
つい偉そうに教え諭したくなるようで、
反省しないといけませんね。

「それから、あなたが何者であるか、
何者であることを選ぶかというあなたの決断、
あなたが分かち合う情報が、
何か、あるいは誰かに、
影響を及ぼすだろうという期待は捨てなさい。
結果を求めてはいけない。」
(p.371)

私自身があるあり方を選んだとして、
それが他の人に影響するということさえ
期待するなと言うのです。

結果は自然と起こるものであって、
しがみつくものではないのですね。

私は常々、
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」
と言っています。

しょっちゅうそう言うのは、
自分自身に言い聞かせるためです。

結果はついてきます。

追い求めるものではありません。

だからまず、
自分の内を整えることが大切なのです。

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