死は完璧に起こる
- 2019.09.12
- 神へ帰る
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神へ帰る」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。
今回は第22章の1回目です。
前回の最後の方で、
思い出すことの10番目として
「生命は永遠である」という言葉が
示されました。
これまで何度も言われてきたことですし、
ニール氏はあまり驚かないと言います。
しかし神は、次のように言います。
「だが、その意味の深さを考えれば、
はっとするはずなんだよ。
この対話全体のなかでも、
これ以上に意味の深い言葉はないのだから。
生命は永遠であると知れば、
あなたは二度と「死」を恐れないはずだ。」
(p.212)
たしかにそうでしょう。
「生命は永遠」ということが信じられたら、
もう死を恐れないはずです。
だって、死ぬことはないのですから。
したがって、重要なのは信じることです。
けれども私たちは、
それをなかなか信じきれないのですね。
そこで神は次のように言います。
「自分の魂のなかに発見した真実を
愛するなら、
外部の誰かが同意しないからとか、
ばかにされた、疑われたという理由で、
それを捨ててはいけない。
あなたの真実が「真実」だと言わなくていい。
それが「あなたの真実」だと言えばいい。」
(p.213)
このことは、前にも語られています。
絶対的な「真実」というものはなく、
「私の真実」があるだけなのです。
ですから、
他人の言動に左右されることなく、
自分の中に発見した真実を受け入れ、
それを信じることが重要なのです。
「死」の真実もそうです。
この本に書かれていることが
「真実」なのではありません。
自分の中に入って行って
腑に落ちるものが「自分の真実」です。
神は、ここで再び
「死ぬこと」について説明します。
「あなたは地上での人生/生命が
完了するときに「死」を選ぶ。
地上での人生/生命は、
あなたが経験するためにやってきたことを
すべて経験し終えたら完了する。」
(p.215)
地上にやってきた魂は、
予定していたすべてを経験し終えるまで
完了することはないのです。
「わたしは、
この物理的な世界に経験するために
やってきたことのすべてを経験できずに
死ぬ者は、誰もいない--と言ったのだよ。
「完了できない」などということはない。」
(p.216)
魂に失敗はないのです。
上手く行かなかったから来世で、
などということはないのですね。
そこで神は、次の思い出すことを示します。
「・思い出すこと--その一一
死のタイミングと状況はつねに完璧である。」
(p.216)
私たちはつい、
不慮の事故や事件に巻きこまれて
死ぬ人のことを「かわいそう」だ
と考えてしまいます。
完了していないと考えがちなのです。
しかし、神はそれは違うと言います。
「わたしはすでに、
生命/人生の設計は
雪のひとひらのように優雅だ、と言った。
あまりに完璧すぎて信じられず、
あまりに良すぎて真実とは思えないだろう。
しかし、いいかね。
遺された者が
神の確かな完璧さを確信できれば、
それは慰めとなるだろう。
神はつねに、そして永遠に完璧だ。」
(p.217)
神とは「存在のすべて」です。
何も欠けたものがありません。
ですから、完璧なのです。
そして、
その「神」が何なのかがわかれば、
死についても完璧だと理解できる。
そこで神は、次のように言います。
「「神」と「生命」は同じものである。
したがって、「神は完璧だ」と言うのは、
生命は完璧だと言うのと同じことだ。
その「システム」は
完璧なバランスで存在している。
すべては
完璧なタイミングで、完璧な方法で起こる。」
(p.217)
狭い人間の視点からは、
事故も事件も完璧とは思えないかもしれない。
けれども、もっと上の次元から見れば、
それでも完璧なのだと言うのです。
マスターたちは、
違う視点から物事を見て、
私たちにそれを伝えてきました。
しかし私たちは、
それを受け入れようとしなかったのです。
「あなたがたは、
見える者の言葉を聞こうとしない。
そこで、聞く耳をもつ者は、聞きなさい。
「神の王国」において、
不完全ということはありえない。」
(p.217)
神なら完璧であり、
それなら生命においても、
そのプロセスにおいても完璧なのです。
そしてそれは、
この地上においても言えることです。
「「この地上」は神の王国だよ。
神の王国の一部ではない場所など、
どこにもない。」
(p.218)
私たちはつい、
神は完璧だが人間はそうではない
などと考えます。
それこそが分離分断の考え方です。
本当の自分とは何かを忘れているから、
そのような考え方をしているのです。
では、どうしたら思い出せるのでしょう?
本当の自分を忘れていることが原因なら、
それを思い出せばいいのです。
神は、
この本を読むことも1つの方法だと言います。
しかし、まずは次の言葉を
自分の中に落とし込むようにと言います。
「すべてのひと、すべてのことに神を見て、
すべてを完璧だと見なさい。」
(p.219)
完璧に見えないことの中に、
完璧さを見るようにするのです。
「そのような気づきは、
動揺のなかに平和を、疲労のなかに安息所を、
恨みと怒りが現れるかもしれないときに
赦しを、
そしてかつて経験したこともないほど
大きな生命への愛をもたらしてくれる。
すべての瞬間に完璧さを探しなさい。
探すのだ。
倦(う)まずたゆまず、信じて探しなさい。
それがそこにあることを、
深く見つめれば見つかることを知りなさい。」
(p.219)
完璧なのだと信じて、決めて、
そこに完璧さを見つけ出すのです。
たとえ他人が、
「そんなのウソだ!」と言おうと、
自分の真実を手放さいないこと。
すべては完璧なのですから。
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