課題から逃れることはできない

課題から逃れることはできない

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神へ帰る」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第10章の1回目です。

ここまで、死さえも自分で選んでいる
と神は語ってきました。

しかしそうなると、
自分で死を選ぶのなら自殺と同じではないか
という疑問が出てきます。

神はそれを否定し、次のように説明します。

「誰もが自分で生涯を終わらせるといっても、
意識のレベルで故意にそうすることを
選んでいるという意味ではない。
それに、
ある条件や状況からのがれるためにそうする、
ということでもない。」
(p.88)

私たちは事故を起こすかもしれませんが、
意図的に起こすこととは違います。

つまり、意識してやっているかどうかが
決定的に違うのです。

「死が自殺であるためには、
二つの条件が必要だ。
1.自分が何をしようとしているかを
認識していること。
つまり、意識的に死を選択すること。
2.人生を完了させるためではなく、
そこからのがれるために死を選択すること。」
(p.89)

精神が意識している行為であり、
かつ、目的がこの世の現実から逃れるため
ということですね。

「以前、
死は力強い創造のときだと言ったが、
そのとおりなのだよ。
しかし、それは
あることを「するため」のものであって、
あることから「逃げるため」のものではない。」
(p.90)

「完了」の時が来れば、
魂は死を選んで大きな創造をします。

それと「自殺」は次元が違うのです。

では、「自殺」をした場合、
「完了」させるという目的は
達成されないのでしょうか?

「そのひとたちも神に愛されていて、
決して見放されることはない。
ただ達成しようとしたことができないだけだ。」
(p.90)

自殺したからと言って、
何か罰せられたり、
苦しまされることはありません。

しかし、
達成しようとしたことができなくなるのです。

「何かから
のがれるために人生を終わらせても、
何からものがれられはしない。」
(p.91)

つらいことを避けたいと思い、
自殺を選ぶのでしょう。

しかしそのつらいことも、
自分が選んだものなのです。

「しかしこの場合には、
ひとは魂の経験を遠ざけようとしているが、
魂はその経験からのがれるためではなく、
経験をするために身体に宿ったのだ。」
(p.91)

つまり、魂の課題があるのです。

ですから、その避けようとしたものは、
ずっと追いかけてきます。

いえ、本当は
自分が追いかけているのですね。

「その経験がつらいとか困難だからと、
ひとは何もない虚空にのがれようとする。」
(p.91)

「だが、ひとは虚空に入ることはできない。
なぜなら入るべき虚空はないから。」
(p.91)

意識が逃れようとしても、
逃れる場所はないと神は言います。

なぜなら、どこへ行っても、
そこには自分が創造したものがあるからだと。

「あなたはどこへ行っても、
あなたの創造物とぶつかる。
のがれることはできない--
それに、のがれたいとも思わない。
なぜなら、その創造物を生み出したのは、
自分自身を再創造して
楽しむ(re-create)ためだから。」
(p.91)

創造物とは、
自分が選んだ体験をするための機会です。

ですから、
魂がそれから逃れようとはしません。

したがって、
逃れようとする「自殺」は無意味なのです。

ところで神は以前、
死は素晴らしいことだと言いました。

死が素晴らしいなら、
自殺もまた
素晴らしいことにならないでしょうか?

この疑問に、神は次のように答えます。

「あなたがたが
「死」と呼ぶことはすばらしいが、
しかし「生命/人生」以上に
すばらしいわけではない。
それどころか、死とは、
違うやり方で続く、生命/人生なんだよ。」
(p.93)

「死」が特別に素晴らしいのではなく、
「死」も含めた「生命」が素晴らしいのです。

その「生命」の一部に「死」があります。

神は、その死後の世界について、
次のように言います。

「あなたは死のあちら側で自分自身と、
それにこの世にいたときにたずさえていた
すべてと出会うだろう。」
(p.93)

「ひとは、いちばん最近の人生で
取り組まなかったことに取り組むために、
自分にふたたび
肉体的な生命/人生を与えるのだよ。」
(p.93)

「生命」の目的は体験することです。

ですから自殺によって
何か(体験)から逃れようとしても、
死後、再びその体験をするために
この世に戻ろうとするのです。

「あなたはどんな経験をするかを
霊的(スピリチュアル)な領域で選択する。
その選択したことを
経験する場を提供するのが、
肉体的な生命/人生の目的だから。」
(p.93)

「だから肉体的な生命/人生を離れても
何からものがれられず、
また肉体的な生命/人生に、つまり、
のがれようとした状況に戻ってくるだけだ--
ただし、戻ってきたら
また一からやり直すことになる。」
(p.93)

つまり自殺して課題を達成しなければ、
また来世で同じ課題にぶち当たる
というわけですね。

これは、考えてみれば当たり前です。

だって今生でさえ、
同じような経験をくり返すのですから。

私は、同じような失恋を繰り返しました。

きっと、魂の課題があったのでしょう。

その課題をクリアした途端に、
今の妻と出会って
結婚することになったのです。

もし私が課題をクリアする前に自殺すれば、
来世で同じ課題に挑戦したのでしょう。

これは「罰」ではなく、
自分で望んで挑戦する課題なのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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