私たち自身のためにすべてを行う

私たち自身のためにすべてを行う

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話 完結編」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第16章と第17章の1回目です。

以前、高度に進化した存在のHEBと
私たち人類との違いを
16項目に渡って神は述べました。

ここではその2~4つ目の項目について、
その詳細を説明します。

まずは2つ目の、
「目覚めた種はつねに真実を語る」
という内容です。

「たとえば、
あなたがたが小さな子どもたちに
見せたり聞かせたりし続けている音や
イメージは、
子どもたちの生命に関する考え方に
まったく影響しないから、
次の世代が日々の経験を
どう創造していくかとも関係がない--
こう高度に進化した存在を
説得しようとしても、難しいだろうね。」
(p.122)

つまり、
私たち大人の考え方は、
子どもたち自身の創造に大いに影響している
ということですね。

「逆に、あなたがたは
自分たちの社会で増加している暴力の
少なくとも一部は、そのようなイメージの
猛攻が続いているせいだ、
とは認められないだろう。
認めてしまったら、
なんとかしなければならないからね。
そして、あなたがたは
それについて何もできないと考え、
だから無視しているほうがいいと思っている。」
(p.122 – 123)

私たちの社会にはびこる暴力は、
そういうイメージにも原因がある
ということです。

しかし、
私たちはそれを認めようとしない。

それが現実なのです。

「自己破壊的な行動を眼前にしながら
手をこまねいているのは、
自分自身を大切にしない、
あるいは理解していないために
自分を傷つけるのをやめようとしない
知覚ある生物の特徴だ。」
(p.123)

気付いているのに、
気付いていないフリをし続けている。

つまり、真実を語ろうとせず、
他者にも自分自身にも嘘をついている。

それが私たちなのです。

正義の味方が暴力で悪を駆逐する。

そんな映像を観て喜びながら、
どうして暴力を否定できるでしょうか?

どうして暴力を生む衝動に
影響ないと言えるでしょうか?

高度に進化した存在(HEB)は、
そもそも嘘をつけない感覚が身についていて、
嘘をつくのは不可能だと神は言います。

「人間が欲求と意図を共有しているときには、
互いに嘘をついたりはしないだろう。
嘘をつくのは、相手と違うことを
望んでいることを表している。
それはあなたがたにも自明かもしれないが、
しかし、どうすればそれをなくせるかは、
そう明確ではないかもしれない。」
(p.124)

HEBは、欲求と意図を共有しています。

ですから嘘をつけないのです。

では、どうすれば私たちも
そのようになれるのでしょうか?

「偽りが終わるのは、分離が終わるときだ。
あなたがたの文化と文明が、
あなたがたはかたちが多種多様であるだけで
ほんとうはひとつであり、
だから欲求もただひとつ、
したがって意図もただひとつである、
と決断するときだよ。」
(p.125)

本当は一体であることを受け入れ、
欲求も意図も1つだと決断すること。

そうすれば、
私たちもHEBのように
真実を語れるようになるのですね。

ではその欲求と意図とは何か?

それは、神の欲求であり、意図です。

「神性」であり「愛」だと神は言います。

神としてすべてを経験することであり、
神としての表現なのです。

ここから第17章に入ります。

3つ目の項目の、
「目覚めた種は何かを言えば、
そのとおりのことを行う」という内容です。

私たちは、思ったことでも
言わずに黙っていようとします。

「考えているのに表現しないと、
どんないいことがあるんだろうね?
そんなことはやめなさい。
ときには、心のなかを
何らかの考えが走り抜けるかもしれないが、
それを心に留めておく必要はないのだよ。」
(p.126)

「あなたは自分が何をつかみ続けるかを
自分で決められないと思っているのかな?
あなたがた人類という種が
やっかいごとだらけなのも、無理はないね!」
(p.127)

神は、私たちがつかんでいる思考を
分かち合うだけでいいのだと言います。

それができないのは、
「こんなことを言うと悪く思われるかも」
という不安があるからですね。

「彼らがやっているのは、
表現したくないような考えが
心を通り過ぎたら、
ただちに心を変えること、それだけだ。
 もし、ネガティブな考えが
一瞬ちらつく経験をしたとしても、
彼らは決してそれを再考しない。」
(p.127)

つまり、私たちは表現したくない考えを、
いつまでも持ち続けているのです。

だから、隠そうとする。

神は、その考えを手放せと言うのですね。

「これを
「新しい思考運動(New Thought Movement)」
と呼んでもいいかもしれないね。
そして、仲間を募って、
この運動を実践したらどうかな。」
(p.128)

私たちはまだ、
このやり方に慣れてないだけです。

表現したくない考えは、
ただちに心から解き放つことです。

そして、心に抱いた思考は表現し、
誰かと分かち合うこと。

そういう運動を実践するよう神は勧めます。

「何かを言って、
そのとおりに行うことについては、
自分の言葉の縛り(bond)だ
とすればよろしい。
そして、いま言おうとしていることを
実行しそうもないと思うなら、
あるいは実行できないと思うなら……
言わないことだ。」
(p.128)

実行するつもりで言ったことが、
後になって実行できなくなったなら、
その真実を語ることも重要です。

なぜ実行できなくなったのか、
穏やかに、誠意をもって語るのです。

「あらゆることについて、
あらゆるひとに真実を語りなさい。
それが、高度に進化した存在の生き方だよ。」
(p.128)

隠し立てするのは不安だからです。

不安があれば愛は表現できません。

次に4つ目の、
「目覚めた種はありのままを見て、認識し、
つねに効果のあることを行う」
という内容です。

ここまでの1~4つ目の項目は、
切り口が違うだけで同じことを言っている
とニール氏は指摘します。

そこで神は、全体をまとめてみるとして、
次のように言います。

「あなたがたの目的が、平和で喜ばしい、
愛のある生き方をすることなら、
暴力には効果がない。
このことはすでに、立証されているね。」
(p.129)

暴力を使っては、平和や愛ある生き方は
達成することができません。

ここで神は、他にもいくつかあげます。

健康で長生きのためには、
肉食、喫煙、飲酒は効果がない、など。

神はそのそれぞれに対して、
「立証されているね」と確認しますが、
私にはその確証がありません。

本当に立証されているでしょうか?

そうかもしれないとは思います。

けれども、どこかに
「本当にそれだけかなあ?」という疑問が
残っているようにも思うのです。

ただ、ニール氏は、
これで全部がつながったと言います。

1つ目の、別々として見るのをやめれば、
他人にも自分にも
危害を加えようとはしなくなります。

2つ目の、
真実を語らないというのをやめるのは、
私たちは一体だとわかっているからです。

私たちのために良いことを考えているのに、
それを表現しないことは無意味ですから。

そうすれば3つ目の、
言行一致になるでしょう。

そして4つ目の、
あからさまに見て効果があることを
行うようになる。

すべて、私たちは一体だからであり、
私たちは愛だからです。

私たちは、私たちのためにならないことは、
何1つ行いたくない存在なのですね。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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