魂はつねに最善を選択する
- 2019.10.30
- 神との対話 完結編
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話 完結編」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。
今回は第21章と第22章の1回目です。
以前、高度に進化した存在のHEBと
私たち人類との違いを
16項目に渡って神は述べました。
前回の最後に、
10番目と16番目の詳細な説明をと言って、
10番目の項目について説明がありました。
今回は、10番目の説明を深める前に、
16番目の項目についての説明をします。
16番目は、
HEBは「形而上的な力を活用している」
ということです。
そこで神はまず、
前にニール氏が取り上げた自己暗示の効果を
ニール氏自身が信じるかと尋ねます。
ニール氏が信じると答えたことに対して、
神は次のように言います。
「ここで問題なのは、
あなた自身はそのプロセスを信じると言うが、
では、それを活用したことがあるかだ。
あなたは身体的な病苦への対処法として、
そのツールを活用したことがあるかね?」
(p.157)
頭で信じるかどうかではなく、
行動に移しているかどうかが重要なのです。
陽明学で「知行合一」と言うように、
行動に移していないのなら、
本当に知って(信じて)いるとは
言えないからです。
ニール氏は正直に、
使ったことがないと答えます。
つまり、私たちの一部には、
そういうツールを使う人がいるとしても、
まだ人類として採用しているわけではない
ということですね。
「ザ・シークレット」という
引き寄せ系の本や映画もありましたが、
ニール氏は、
どうして世界平和にその力を使わないのか
疑問に感じると言います。
神は、こう答えます。
「もちろん、
基本的な形而上学的な力を使って
世界平和を創造することはできるよ。」
(p.159)
引き寄せ系の話は、
この「神との対話」シリーズでも
語られています。
世界平和という大きなことでさえも、
同じように創造できると神は言うのです。
だから、周りの人たちにも、
そう語るようにと言います。
「形而上的な力は効果がある。
それは宇宙の基軸だ。
そして、高度に進化した存在は
それを知っている。」
(p.161)
ここから第22章に入ります。
一通り各項目を説明したので、
まだ説明が充分でなかった
10番目の項目について、
再度、神は語ります。
10番目の項目は、「どんな状況でも、
相手に直接頼まれない限り、
決してほかの知覚ある存在の
現在の物質的表現を終わらせない」
という内容です。
まずは、
魂が死を選ぶ理由について説明します。
「宇宙にさまざまな魂が存在するように、
その答えもさまざまだ。
だが、それぞれの死は
それぞれの魂のその瞬間の目的に
役立っていることは確信していいよ。
そうでなければ、死は起こらない。」
(p.162)
この部分は、前の「神へ帰る」で
何度も語られた内容です。
遺された者の喪失の悲しみについても、
同様に語ります。
「もちろん、考慮しているよ。
彼らはすべてを考慮している。
そして、
あなたがたの喪失の悲しみを和らげようと
ベストを尽くしている。
あなたがたが、
彼らは実際には死んでいないこと、
ただ「継続の日」を祝っただけであることを
理解し、経験する助けをすることによってね。」
(p.163)
私の祖母が亡くなった時も、
遠く離れた北海道の娘(私のおば)の所へ
現れたようです。
ただ室内で
ガタッと大きな音がしただけですが。
それでも後で祖母が亡くなった時間を知って、
おばは祖母が会いに来たと思ったのです。
この基本的なことを理解すれば、
エイリアンによる集団的な地球破壊など
起こり得ないとわかります。
私たちがそれを創造しないからです。
私たちはHEBの力を借りるなどして、
地球が守られる未来を創造するでしょう。
そして同じことが、
個人的な経験としても起こります。
「あなたが個人として超意識のレベルで、
物質的なかたちから離れることを
選ばなければ、
どんなに危なっかしくて
生命の危険がある環境でも、死ぬことはない。
いわゆる「ニアミス」とか「奇跡的な回復」、
あるいは「信じがたい脱出」
と呼ばれるものを経験するだろうが、
死にはしないのだよ。」
(p.164)
奇跡的に「死」を回避するのです。
魂が「死」を選ばない限り。
「ここでわたしが言っているのは、
あなたがた人類が「死」と呼ぶ人間の経験が、
当人の超意識的意志を踏みにじるかたちで
起こることはあり得ない、ということだ。
そして、
あなたがた人類が絶滅と呼ぶ文明の経験も、
その文明の集団的、超意識的意志を
踏みにじるかたちで起こることはあり得ない。」
(p.166)
個人の「死」も、
人類という集団の「死」も、同じなのです。
そう言われると心配になるのは、
殺人犯を肯定することになるのではないか
ということです。
これもすでに語られたことですが、
神は次のように言います。
「そうではなくて、
そういう状況で誰かが犠牲になった
と思うひとたちに慰めを与えるよ。」
(p.166)
殺人犯を正当化すると言うより、
犠牲者と感じる人を慰めると言うのです。
「それに、実際には
罪悪感を感じずにそんな凶悪事件を起こそう
としている者たちを思いとどまらせ、
ここで言っている情報に
気づかせるかもしれない。
なぜなら、加害者になるかもしれない者は、
他者にダメージを与えることで
満足感を得られると思っている。
それなのに、
そんなことはできないとわかれば、
動機の大半が消えるだろうから--」
(p.166)
殺される人が自分で死を選んでいるなら、
相手を支配することはできない
ということになります。
相手の意識は、
まだ死にたくないと思っていても、
魂は「いいよ、死ぬことを選ぶから」
と言っているのです。
したがって、
相手は本質的にダメージを受けません。
それどころか、
本質的には感謝しているのです。
殺されるという体験をさせてくれたことに。
そういうことになったら、
いったい殺すのは何のためでしょうね?
本質的な意味においては、
被害者にも加害者にもなれないのです。
しかし、現実的には多くの人は、
この考えを受け入れがたいだろう
とニール氏は言います。
そこで神はこう言います。
「現実を「被害者/悪人のシナリオ」として
経験しているあいだは、そうだろうね。
だが、
世界には被害者もいないし、悪人もいない。
それは宇宙のどこでも同じだ。
あるのは物質的、形而上的に進化しつつあり、
互いの進化を助けている
知覚ある存在だけだよ。
以前にも、わたしが言ったとおりだ。
わたしは天使以外の何も、
あなたがたに送ってはいない。」
(p.167)
私たちが目覚めるまでは、
被害者・加害者の物語を経験するのです。
「あなたが、あるとき、ある方法で
身体から脱出することで、
種全体の--ということは何十億人もの--
進化のプロセスを
大きく短縮できると感じるなら、
そうするのではないか?」
(p.168)
人類滅亡という最悪のシナリオでさえ、
その状況で最善のことなのですね。
私たちはつねに、
私たちにとって最善の選択をします。
たとえその選択が、
自らの「死」であったとしても。
「もちろん、そうするだろう。
なぜなら、
それが「ほんとうのあなた」だから。
ここでもう一度言いたいが、
あなたがたすべては「愛」なのだよ。」
(p.168)
私たちの魂とは、神そのものです。
つまり、愛そのものなのです。
加害者も被害者も存在しません。
共に成長を助け合う仲間がいるだけです。
ですから私たちは、
すべてのことを赦すでしょうし、
その赦しさえ必要ないと理解するのです。
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