相手の意に反して殺したりはしない

相手の意に反して殺したりはしない

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話 完結編」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第20章の1回目です。

以前、高度に進化した存在のHEBと
私たち人類との違いを
16項目に渡って神は述べました。

残りの9つ目以降の項目について、
ニール氏はほとんど理解できるとして、
それを要約します。

9つ目は、「技術と宇宙論のあいだの、
機械と自然のあいだのバランスを創り出す」
ということです。

10番目は、「相手に直接頼まれない限り、
決してほかの知覚ある存在の
現在の物質的表現を終わらせない」
ということです。

11番目は、
「物質的なかたちを取っている種の
メンバーを支える物質的環境を破壊したり、
傷つける可能性のあることは決してしない」
ということです。

12番目は、「決して自ら有毒物を摂らない」
ということです。

13番目は、「決して競わない」
ということです。

14番目は、「何も必要ではないことを
明確に知っている」ということです。

15番目は、「あらゆるものに対する
無条件の愛を経験し、表現する」
ということです。

16番目は、「形而上的な力を活用している」
ということです。

ニール氏はまず、
私たちの宇宙観(哲学、信念など)を
技術のスピードに合わせなければ、
倫理的、道徳的、霊的なジレンマにぶつかる
と言います。

たとえば、原子力の活用、クローン、
遺伝子操作などの先端技術は、
私たちのためになるのかどうか
という問題です。

毒物の摂取は身体の破壊であり、
自然界の破壊は生命の破壊へとつながります。

必要性を感じている限り、
私たちは競争して多くを手にしようとし、
様々な破壊を止められなくなります。

つまり、
私たちの今の形での生命を維持するには、
HEBのように生きることが求められるのです。

ここでニール氏は、
10番目と16番目については、
もっと詳しく見ていく必要があると言います。

そこでまず10番目ですが、
殺人について考えた時、
多くの場合は自衛だったのではないか
とニール氏は尋ねます。

神は、次のように答えます。

「原始的な文化では、
すべての攻撃は自衛と呼ばれる。
だが、
あなたがたが言う「自衛」のためであろうと、
HEBは決して、相手に頼まれない限り、
ほかの知覚ある存在の物質的表現を
終わらせることはない。」
(p.150)

自衛かどうかは関係ないのですね。

なぜなら、他を傷つけることは、
自分を傷つけることだからです。

「あなたがたが、
メンバーの誰かが生き延びるためなら
ほかの誰かを殺す種である
と自分たちを規定したいなら、
そうすればいいし、誰も止めはしない。
 だが、あなたがたが
自分でやめる日がくるかもしれないね。
人類という種を守ろうと必死になって、
かえって滅ぼしかけている
と気づきさえすれば。」
(p.151)

私たちは一体であることに気づけば、
一部の死は全体の死だとわかるのです。

そうすれば、
一部を守るために他を殺すのは、
ナンセンスだとわかります。

では、それでも攻撃されたら、
HEBはどうするのでしょうか?

「そのときは、ただ身体を捨て、
物質の領域から平和に立ち去るだろう。
自分の「死」は何ごとの終わりでもない--
ただ、より以上の暴力の終わりであるだけ--
と知っているからね。」
(p.152)

このことはすでに、
前の本で語られていることですね。

「攻撃された種が
相手を殺す理由はただひとつ、
攻撃された側が
ほんとうの自分を忘れているからだ。
攻撃された側が、
自分を肉体だと考えていれば--
物質的なかたちが自分だと思っていれば--
「自分の命が危うい」と恐れて、
攻撃した者を殺すかもしれない。
だが、
自分は身体ではないことがわかっていれば、
決して相手の肉体を滅ぼすことはない。
そんなことをする理由がないからだ。
ただ自分の肉体を置き去りにして、
非肉体的な自己へと移っていくだろう。」
(「神との対話3」 p.340 – 341)

自分が魂であるという認識があれば、
自分の身体を守るために
相手を傷つけるという選択はしなくなるのです。

しかし以前、
自分の意に反して死ぬことはない
ということを神は言っています。

「・思い出すこと--その三
 あなたは
自分の意志に反して死ぬことはない。」
(「神へ帰る」 p.30)

「あなたが起こってほしくないことは、
何も起こりはしない。」
(「神へ帰る」 p.30)

そうであれば、殺される側は
殺されることを選んでいることになります。

このことと、ここで言われていることは、
矛盾しないのでしょうか?

神は、次のように説明します。

「その点で、個々の超意識的意志
(Superconscious Will)は
決して踏みにじられることはない。
だから、
あなたがたが「死」と呼ぶ出来事を選ぶとき--
それは
意識的レベル(精神のレベル)ではなく、
超意識レベルで(つまり、魂のレベルで)
行われている--
あなたがたは物質的領域から
非物質的領域に自発的に移行する。
選ばなければ、そうはならない。」
(p.154 – 155)

殺されるとしても、魂のレベルでは、
必ず「死」を選択しているのです。

ですから、どんな「死」も自発的です。

しかし、
この10番目の項目が言っているのは、
意識的レベルで望んでいるかどうかです。

精神のレベルで望んでいないなら、
決して殺したりはしない。

この話題は、次の第21章に続きます。

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