この世で生きるということ

この世で生きるということ

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第1章の11回目になります。

前回は、この世の創り方
という話でした。

今回はその続きになります。

「わたしたちは、同じものでできている。
わたしたちは、「同じもの」なのだ!
同じ資質、能力をもっている。
その能力には、宇宙から物質的な現実を
創出する力も含まれている。
わたしがあなたがたを創造したのは、
神としての自分を知るためだった。
あなたがたを通してしか、
知る方法がなかったからだ。
したがって、あなたがたを創った目的は、
あなたがた自身がわたしであることを
知らせるためだったと言ってもいい
(昔から何度もそう言われてきた)。」
(p.43 – 44)

この説明を読んだとき、
たしかにそう聖書に書かれていることを
私は思い出しました。

神は昔から、そう言い続けていました。

あなたがたは神であると。

ただ私たちが、
それを信じなかっただけです。

このような考え方をすれば、
本来は完璧であるはずの私たちが、
どうして完璧でないのかを説明できます。

まず完璧でないことを体験しなければ、
完璧であることが体験できないからです。

まず不安を体験しなければ、
愛を体験できないからです。

まず不自由を体験しなければ、
自由を体験できないからです。

したがって、完璧でないことが、
この神の意図においては完璧なのです。

「あなたがた自身がわたしであることを
知る方法はただひとつしかなく、
それはまず、わたしではないものとしての
自分を知ることだからだ。」
(p.44)

「あなたがたは、
実際に創造するまでは創造者としての自分を
体験することはできない。
そして、自分自身を創らないという
経験があってはじめて、
自分を創ることができる。」
(p.46)

まずは、神らしくない存在として、
自らを体験しなければなりません。

そのために私たちは、
自分が神であることを忘れて、
この世に生まれてきたのです。

「もちろん、あなたがたは、
自分でなくなることなどできない。
あなたがたはもともと、神の子供、
「純粋な、創造的ないのち」なのだから。
そこで、あなたがたは次善の方法をとった。
自分がほんとうは何者であるかを
忘れたのだ。」
(p.46)

ですから私たちは、
本来素晴らしい存在なのです。

斎藤一人さんも言うように、
そのことに気づくことが悟りです。

「世界一ものスゴい成功法則」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/427835659.html

たとえ今、そんなふうに
「スゴい人」だと見えないとしても、
何も心配は要りません。

その本来の素晴らしさを思い出すことが、
私たちのこの世での使命だからです。

「したがって、
地上でのあなたがたの仕事は、
自分が何者であるかを学ぶことではなく
(すでに知っているのだから)、
思い出すことだ。
そして、ほかのみんなが、
何者であるかを思い出すことだ。
だから、
ほかのひとにもそれを気づかせること、
思い出すようにしむけることも
大きな仕事のひとつだ。
いのちの真実を知っているすばらしい教師は
みんな、そうしてきた。
それが、ただひとつの目的だから。
魂の目的だから。」
(p.47)

一人さんは、みんなに思い出させる仕事を
されているのかもしれませんね。

「生まれた時点で
すでに”スゴい人”のあなたが、今、
やるべきことは、たった1つです。

 それは、あなたが、自分本来の
”スゴい人”として生きること。
それだけでいいんです。」
(「世界一ものスゴい成功法則」p.114)

私が「神との対話」を読んで驚いたのは、
まさにこの部分でした。

実に論理的で、筋が通っています。

そしてこう考えてみると、
あらゆる疑問に答えが出せます。

苦労して這い上がった人間だけが、
救われるのではないのです。

すべての人が間違いなく救われるとした
法華経の教えは、
まさに真実だとわかります。

なぜなら、究極の結果は確かだからです。

神が、自らを体験的に知ろうとしたなら、
そうならないはずがありません。

ですから、今、
完璧さにほど遠いように思えても、
焦ることも心配することも不要なのです。

必ず行き着くからです。

そして、
今の完璧でないと思える状態こそが、
完璧さを知るために必要な経験なのです。

だから、今の経験を楽しめば良いのです。

病気なら病気の状態を、
怒りっぽいなら怒りっぽい状態を、
そんな自分を許して受け入れるのです。

なぜなら、
その経験こそが救いの一歩だからです。

その経験こそが、
神が求めたものだからです。

その経験によって、
神が救われるからです。

体験したくて悶ている神を救うのは、
私たちなのです!

私は、
何度も「神との対話」を読み返す中で、
このように生きてみようと決めました。

今までのように生きることで、
上手くいく確証があるなら別ですが、
どうなるかわからないのですから。

それより、
論理的に筋が通っていると思える
「神との対話」の生き方をしてみて、
それが本当かどうかを
試してみようと思ったのです。

自分の人生を実験台にして、
明らかにしてみたかったのです。

今の私は、まだまだ発展途上です。

でも、
真実の愛がわかってきた気がします。

そして、
自由を感じられるようになりました。

自由であることを感じると、
常に幸せな気分でいられます。

短気で怒りっぽかったのに、
怒る必要性を感じることが減りました。

また、そのときは怒ってしまっても、
すぐに冷静になれるようになりました。

私は今、そういう生き方をしています。

ですが、みなさんに同じようにせよ
と言うつもりはありません。

それを決めるのは、
その人の自由だからです。

私は自分の生き様を見せることで、
判断材料を提示したいと思っています。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


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