障がいを持って生まれてくること

障がいを持って生まれてくること

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第1章の17回目になります。

神が存在するなら、どうして
障がいを持った人が生まれるのでしょう?

障がいは、何らかの罰、
あるいはカルマなのでしょうか?

「そのひとたちに、
自分が選びもしない制約があると思うのか。
人間の魂が人生のチャレンジに--
どんなチャレンジであれ--
いきあたりばったりに出会っていると
思うのか?」
(p.67)

そう言って、言外に
「魂はすべてを選んで生まれてくる」
ということを示します。

これについては、いんやくりおくんも、
同じことを言っています。

彼は難病をかかえて生まれてきましたが、
罪悪感を感じている母親に、
「病気を選んで生まれてきた」と言って、
喜ぶようにと伝えます。

「自分をえらんで生まれてきたよ」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/287874598.html

バシャールもまた、障がい者に対して、
憐れまないようにと言います。

チャレンジしようとしている
勇気ある魂なのだからと。

「運命」と「宿命」という
言葉があります。

安岡正篤氏は、「宿命」は変えられないが、
「運命」は変えられる、と言っています。

たとえば、どの時代のどの場所に、
どんな家族のもとに生まれてくるかは
「宿命」というものでしょう。

また、基本的な身体能力、
つまり障がいがあるのかどうかとか、
生まれ持った難病というのも「宿命」です。

しかし、そこから自分がどう考え、
どんな行動をして人生を切り開くかは、
「運命」と呼ぶべきものです。

このことを「神との対話」でも、
次のように説明しています。

「だから、どんな人生を経験するのか、
前もって選びはしない。
だが、経験を創り出すためのひとや場所、
出来事は選ばれ、条件や環境、
そしてチャレンジや障害、
機会と選択肢も選ばれている。
パレットの色、道具箱のなかの道具、
作業場の機械は選ばれているのだ。
それで何を創るかは、あなたがたの仕事だ。
それが人生というものだ。」
(p.67)

魂は、何らかの課題を持って、
「宿命」と呼ばれるものを選択して、
この世に生まれてきます。

その与えられた条件の中でどう生きるかは、
私たち、つまり精神が決めることなのです。

「だから、あらゆるひとと条件を祝福し、
感謝しなさい。そうすることで、
神の創造物の完璧さを認め、
神への信頼を示しなさい。
神の世界ではいきあたりばったりに
起こることは何もないし、偶然もない。
世界は、あなたがたが運命と呼ぶ
気まぐれな選択に翻弄されてはいないのだ。」
(p.67)

ここで言う「運命」は、
私たちが一般的に使っている意味で、
上記の安岡氏が「宿命」との対比で用いた
「運命」とは意味が少し違います。

安岡氏は、自分で変えられるものを
「運命」と呼んでいます。

「神との対話」でも同様のことを
言っています。

たとえば、大病を患うとしたら、
それも偶然ではありません。

そうなるべくして、そうなった、
ということなのです。

そう言うと、
「自分の何が悪かったのだろう?」
と、自分を責める人がいます。

自分が「間違った」ことをしたから、
大病を患ったと考えるのですね。

それはある意味で正しいです。

たしかに、
何か本来の自分にふさわしくない
思考か言葉、行為を選択したのです。

ただし、
それは「悪い」ことではありません。

それはたとえて言うなら、
大阪から東京へ行こうとしているのに、
博多行きの新幹線に乗ったようなもの。

たしかに「間違い」だったのです。

でもそれによって、
旧友と再会できたらどうでしょう?

それは「悪い」ことでしょうか?

人生に起こることはすべて必然で
無駄がありません。

間違うこともまた、
有意義なことなのです。

私たちは、あらゆるもの、
神のすべてを体験するために、
この世に生まれてきました。

そうであるなら、
すべての体験が祝福されるべきものです。

本来の自分を表現するという意味では、
「間違い」を選択することはあるでしょう。

でも、間違った選択ができるからこそ、
私たちは自分で自分を
選ぶことができるのです。

「ほかのひとたちの選択に注目しなさい。
だが、決めつけたり、
批判したりしてはいけない。
彼らの選択はいまの時点では
完璧だということを知っていなさい。
そして、彼らが新しい選択、異なる選択、
より高い選択をしたいと思った時には、
助けてやれるようにそばにいてやりなさい。
(中略)
それぞれの魂に、
それぞれの道を自由に歩ませなさい。」
(p.69)

それぞれの魂は、それぞれの課題を持って、
この世に生まれてきます。

その条件の中で、
自分のやり方で自分を見つけようとして
様々な選択をしていくのです。

その、それぞれの選択を尊重し、
見守ってあげるようにと神は言います。

批判して無理に変えようとしたり、
求められもしないのに道を示すなど、
余計なことをしなくていいのです。

障がい者は障がい者として、
健常者は健常者として、
それぞれの課題があるのです。

私には私の、あなたにはあなたの、
課題があるのです。

それぞれが自分の人生に向き合い、
自分の課題を果たそうとして生きる。

それだけで良いのだと思います。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


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