新しいインセンティヴ

新しいインセンティヴ

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話2」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第17章の2回目になります。

前回は、戦争のない世界にするには、
まずは世界政府を作ることだという話でした。

そういう政治構造の
大改革を発案するリーダーたちも
出てきていると神は言います。

しかし、
そういう勇気あるリーダーたちは、
何かを失うと恐れる国民によって、
地位を追われてしまうのです。

「長期的な解決、
つまり政治的ではない解決が
緒(ちょ)につかないかぎり、
いつまでも事情は同じだろう。
その長期的な解決--唯一の真の解決--は、
新しい認識、新しい意識だ。
すべてがひとつであるという認識、
愛の意識だよ。」
(p.257)

多くの国民の心に強い不安がある限り、
せっかくの新しいリーダーも
潰されてしまいます。

ですから、意識の改革も
同時並行的に進められなければ
上手く行きません。

そこで神は、
この意識改革のポイントとして、
動機に着目します。

「成功したい、
できるだけすばらしい人生を送りたい
という意欲のもとは、経済的、物質的に
豊かになることであってはいけない。」
(p.258)

もっと良い人生を送りたいとか、
成功したいという意欲の動機が、
経済的豊かさではいけないと言います。

その動機が間違っているから、
今のような問題が起こっているのだと。

「だが「良い」というのが、
もっと豊かな経験をし、
すぐれたほんとうの自分を
もっと立派に表現するということなら、
そして「人生」が
永遠に終わることのない存在のプロセスだ
と考えるなら、道は開けるだろう。」
(p.258)

物質的なものを得たいという動機は、
上手く行きません。

しかしそうではなく、
より大きな自分になりたいという動機、
つまり神に近づこうとする動機なら
上手く行くと言うのです。

「世界にあるものを
すべて手に入れたいということが
インセンディヴになっているから、
世界はつねに闘争の場になる。
人口の大多数は、いまだに
ただ生き延びるために苦闘している。
毎日が不安で、必死に暮らしている。」
(p.259)

動機が物質を得ることだと、
奪い合いにならざるを得ないのです。

だから世界から闘争はなくならないし、
私たちが望まない世界になるのです。

世の中の多くの人は、
生き延びるために苦闘しています。

その次に多いのは、
ある程度の物は持っているが、
もう少しよくなりたいと願う人々がいます。

これが、世の中の大多数です。

それより少ないのが、
すでに有り余るほどの物を持ちながら
手放そうとしない人たちです。

この他に、ほんのわずかだが
もう1グループいると神は言います。

「このグループは
物質的な欲求から解放されている。
彼らは霊的な真実、霊的な現実、
霊的な経験にしか関心がない。
このグループのひとたちは、
人生は霊的な出会い、
魂の旅だと思っている。」
(p.260)

もちろん目指すべきは、
この第4のグループです。

物質を得ることにしがみつき、
手放すまいとしがみつくのは、
動機が不安だからです。

「何かを求め、努力し、がんばり、
成功する理由がまったくちがってくる。
何かをする理由が変化する。
それとともに、
何かを「するひと」自体も変化する。
理由がプロセスになり、
「するひと」は存在者になる。」
(p.260)

動機が変わってくると、
その人そのものが変わるのです。

「偉大さは、
どれほどの物質を得たかでは、
はかられなくなる。
世界の資源は世界中の人びとのものだと
考えられるようになる。
万人の基本的なニーズを満たせる
祝福された豊かな世界だから、
万人の基本的なニーズは満たされる。」
(p.260)

動機が変われば、
人々の考え方が変わります。

もう不安から物質をかき集めようとせず、
万人のニーズを満たすことを
優先できるようになります。

そして人々の考え方が変われば、
世界はそのようになるのです。

「新しいインセンティヴとは、
わたしが創った存在になること、
つまり神性の物理的な表現になることだ。
ほんとうの自分を実現すること--
神を実現すること--を選んだとき、
あなたがたは二度と
神らしくない行為をしなくなるだろう。」
(p.261)

経済的、物質的な豊かさから、
真の偉大さを実現することに
インセンティヴをシフトさせること。

そこが、人間が変わるポイントだと
神は言っています。

これもまた、
1つの挑戦なのだろうと思います。

稼ぐことに執着するのをやめ、
与えることに情熱を注ぐことを
始めた人たちがいます。

それはまさに、
新しいインセンティヴに
シフトした人たちです。

たとえば、一燈園の活動もそうでしょう。

こちらのことは、神渡良平さんの
次の本で知りました。

「はだしの聖者」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/449847941.html

また、給料の大半を使って、
筆文字を送り続けたたまちゃんこと
小玉宏さんもそうです。

たまちゃんの小冊子は、
次のブログ記事などで紹介しています。

「次代を切り拓く先生方へ」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/440272321.html

あるいは、
家も仕事も捨てて放浪する中で
自分に正直であることに気づかれた
坂爪圭吾さんもそうです。

坂爪さんは、
以下のブログを書かれています。

「いばや通信」
http://ibaya.hatenablog.com/

いずれの方も、
物質的なものを手に入れるという動機より、
より自分らしい自分として生きる、
天によって生かされる者として生きる
という動機にシフトされています。

そういう人たちが続々と増えていくことで、
この世を覚醒させていくのだろうと思います。

そして私も、
そうならなければと思っています。

ここまで知って、
自分が何もしないわけにはいきません。

そんな不甲斐ない自分にしておくことは、
自分様に対して失礼だと感じるのです。

もちろん、怖いです。

そんな生活に飛び込むのは、
未知の世界ですから不安があります。

しかし、人間はどこかで
勇気を振り絞る必要があるのだと思います。

どうせ勇気を出すのなら、
こういう時ではないかと、私は思うのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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