真の超能力者とは?
- 2018.03.19
- 神との対話③
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第6章の3回目になります。
前回は、超能力というものについて
神は語りました。
今回はその続きで、ニール氏は
本物と偽物の見分け方を神に問います。
「誰でも「超能力者」だから、
すべて「本物」だよ。
気をつけなければならないのは、
彼らの目的は何か、ということだ。
あなたを助けようと思っているのか、
それとも自分が豊かになりたいのか。」
(p.152)
まず、人は誰でも超能力者ですから、
すべては本物だと言います。
ニール氏の問いの趣旨は、
そこではないと思うのですけどね。
でも、本当に
見えたり聞こえたりしているのかどうか、
ということよりも、
その動機の方が重要なのでしょう。
豊かになろうとするプロの超能力者は、
その人の思いを叶えることで
対価を得ようとします。
「去っていった恋人をとり戻してあげる」
などと言ったりします。
「だが、誠実な者なら、
自分の超能力で去ったひとをとり戻したり、
他人の気持ちを変化させたり、
何らかの結果を創造してあげるとは、
決して言わない。」
(p.152)
本物であれば、
他人の自由を侵害するようなことは
決してしないからです。
その人の人生は、
その人自身が創るものですから。
ここで神が「決して言わない」と、
かなり強い口調で言っています。
本来、
「正しい」とか「間違っている」とかは
それぞれの人が決めることであって、
絶対的な基準はないはずなのに、
どうしてでしょう?
神は、それは私たちが
「何をなしとげたがっているか」
を考えて言っているのだと言います。
「何度も言ったが、わたしの世界には、
「正しい」とか「間違っている」
ということはないし、
「せよ」とか「するな」ということもない。
しかし、
物質的宇宙に組みこまれた自然の法則はある。
そのひとつが、因果関係の法則だ。
因果関係の法則のなかで、
最も重要なのは、つぎのようなことだ。
自分が引き起こした結果は、
結局、自分自身が体験する。」
(p.153)
「他人に経験させたことは、いつか、
必ず自分が経験する、ということだよ。」
(p.153)
神は、正邪も善悪も決めないし、
何か特定のことを
「せよ」「するな」とは言いません。
しかし、自然の法則があるとして、
因果関係の法則を示します。
これはつまり、
「引き寄せの法則」ですね。
「与えたものが返ってくる」という
バシャールが言うところの唯一の法則です。
「自分にしてほしいと思うように、
ひとにしてやりなさい。
イエスは、因果関係を教えているのだ。」
(p.154)
これは前にも出てきましたが、
「黄金律」と呼ばれるもので、
世界中で大昔から言われてきました。
人を殺せば殺される。
人を愛せば愛される。
そういうことなのです。
では、
去った恋人を取り戻すと言うのが
偽物の超能力者なら、
失踪した身内を探し出してくれる超能力者は
どうなのでしょうか?
「もちろん、それは考えれば明白だろう。
真の超能力者が避けているのは、
他者に自分の意思を押しつけることだ。
真の超能力者は、
ひとのためになろうとしているのだよ。」
(p.155)
失踪者を探すのは、
その身内を助けることになる。
そして、
誰にも自分の意思を押し付けない。
だからそれを行うのは、
真の超能力者なのだと言います。
神は、真の超能力者は、
「艦隊規約第一条」を知って実践している
と言います。
艦隊規約というのがどういうものか、
ここには詳しく書かれていません。
スタートレックの話が出ているので、
そのことに掛けているのかもしれません。
だから真の超能力者なら、
他人の持ち物からオーラを読んだり、
去った恋人をとり戻したりなどは
引き受けないと言います。
もしそういう依頼を受けたら、
こう答えるだろうと言うのです。
「すみませんが、それはできません。
他人が歩いている道をじゃましたり、
ひとのことに介入したり、
のぞき見たりはしないのですよ。
他人の個人的、私的な情報を
お教えするわけにはいきません」
(p.155)
他人のプライベートにずかずかと入り込み、
その情報を勝手に公開したり、
他人の自由を奪って自分の意思を
押し付けたりなどはしないのです。
「そういう「サービス」をしてあげる
と言う者がいたら、それは
あなたの人間的な弱点や欠点を利用して
金を巻きあげようとする
「いかさま師」だと考えていい。」
(p.155)
先ほどの、
失踪した人を探すために助けることとの
違いがわかるでしょうか?
もちろん真の超能力者であれば、
依頼者が嘘をついているかどうかも
見抜けるだろうと思います。
本当は愛情からではなく、
相手を苦しめるために探そうとする人も
いるからです。
たとえば、DV被害から逃げている女性を
探す男性のように。
真の超能力者は、
自分の金儲けのためではなく、
その人を助けるために
その能力を使おうとします。
そして「助ける」ということは、
相手やその関係者の
自由を尊重することなのです。
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