人間関係が重要（続き３）　【総集編】

こんにちは！
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

すでに全体の解説が終わっていますが、
私が「これはすごい！」と感じた点を
ピックアップして解説したいと思います。

今日はその14回目です。

前回は、人間関係で傷ついてしまう時、
重要なのは自分の感情を大切にすることだ
という話でした。

感情は魂の声ですから、
本当の自分である魂を大事にすることが
何よりも大切なのです。

「良い」「悪い」というジャッジは
ひとまず置いて、しっかり受け止める。

そうすれば自然と
変わることができるのです。

今回は、その続きになります。

経験をすることは、
私たちのこの世の人生の目的です。

あることを充分に経験すれば、
私たちは自然と次のステージに導かれます。

魂が次の経験を求めるからです。

そうやって進化成長することは、
私たちにとって重要なことです。

あらゆる経験を重ねて、
徐々に神に戻っていく存在。

それが私たちだからです。

私たちは進化成長を重ねて、
マスターになっていきます。

「＜マスター＞とは、
そのような経験をさんざん積んだあげくに、
最終的な選択が
前もってわかるようになったひとたちだ。
彼女は何も「試す」必要がない。」
（p.173）

マスターというのは、
もはや出来事が自分に影響を与えないことを
悟った人です。

出来事に関係なく、
本当の自分を選択し続ける人なのです。

「＜マスター＞は
ほかの者なら災厄だと思う目にあっても
動じない。
＜マスター＞は災厄を祝福する。
災難のたねから（そしてすべての経験から）
自己の成長が生まれることを知っている。
＜マスター＞の人生の第二の目的は、
つねに成長することだ。
完全に自分を実現したら、残っているのは、
さらに成長することだけだから。」
（p.173 – 174）

「＜マスター＞とは、
つねに同じ回答を出すひとたちだ。
その回答とは最も気高い選択である。」
（p.174）

私たちは、まだマスターではないので、
常に同じ選択をすることができません。

状況や出来事、相手によって、
反応が違ってきます。

それは、
選択の基準がマスターとは違うからだ
と神は言います。

「大半のひとたちは、
まだほかの疑問にとりくんでいる。
気高い選択とは何か、ではなく、
最も有利な選択とは何か、あるいは、
どうすれば失うものを最小限にできるか
という疑問だ。」
（p.174）

マスターの道を歩んでいる人は、
「気高い選択とは何か」という疑問に
取り組んでいると言います。

このメルマガの読者はおそらく、
その過渡期ではないかと思います。

これまでは損得などが基準でしたが、
このことを知ったからには
マスターへの道を歩み始めるのです。

「被害をおさえるとか、
できるだけ得をするという観点から
人生を生きていると、
人生の真の利益を失ってしまう。
機会が失われる。チャンスを見のがす。
そんな人生は、
不安に駆りたてられて生きる人生だし、
そんな人生を送るあなたは、
ほんとうのあなたではない。
なぜなら、あなたは不安ではなく愛だから。
愛は何の保護も必要としないし、
失われることもない。」
（p.175）

もし、
これまでどおりの生き方をするなら、
「人生の真の利益」を失うと神は言います。

しかし、多くの人は、
その「人生の真の利益」を利益と感じません。

だから、
マスターへの道を踏み出さないのです。

「だが、第一の疑問ではなく、
第二の疑問に答えつづけているかぎり、
愛を経験的に知ることはないだろう。
得たり失ったりするものがあると
考える人間だけが、
第二の疑問をいだくのだから。」
（p.175）

マスターへの道を踏み出さない限り、
「愛を経験的に知ること」はできない
と神は言います。

「人生の真の利益」とは、
「愛を経験的に知る」ことです。

「違った見方で人生を見る人間、
自分をもっと気高い存在と見るひと、
勝ち負けではなく
愛するか愛し損なうかだけが試されている
と理解しているひと、
そのひとだけが第一の疑問にとりくむ。」
（p.175）

人生は、
様々なことを経験的に知ることが目的です。

その中で進化成長を重ね、
より高次のことを経験するようになります。

究極的には、
それは愛を経験することなのです。

「第二の疑問をいだく者は
「わたしの身体、それがわたしだ」と言う。
第一の疑問をいだく者は、
「わたしの魂、それがわたしだ」と言う。」
（p.175）

身体に心が奪われている時、
私たちは損得を重視します。

身体を養わなければならないし、
そのためには充分でないものを
得なければならないと考えるからです。

しかし、魂が自分だと自覚する人は、
身体の必要性に心を奪われません。

魂の課題は、愛するかどうかだけなのです。

「だが、聞く耳のある者は聞きなさい。
わたしはこのことを言っておく。
すべての人間関係の決定的な接点において、
問題はひとつしかない。
「いま、愛なら何をするだろうか？」
ほかのどんな疑問も無縁であり、
無意味であり、
あなたの魂にとって重要ではない。」
（p.175）

魂が自分だと考える人にとって、
重要なのは愛することだけです。

この相対世界のどんな条件も関係なく、
愛するかどうかだけが重要なのです。

神にとっての重要な関心事は、
「神とはどんな存在か？」
ということだけです。

それを体験的に知りたくて、
この相対的な世界を創造しました。

私たちは今、
その体験を行っているのです。

ですから最終的には誰もが、
愛を経験する方向に向かいます。

神とは愛であり、
愛こそがすべてだからです。

また長くなったので、
この話は次回に続きます。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤　（あかき・あつし）

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～「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

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