義務も制約もない(続き) 【総集編】
- 2018.07.24
- 神との対話
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
すでに全体の解説が終わっていますが、
私が「これはすごい!」と感じた点を
ピックアップして解説したいと思います。
今日はその17回目です。
前回は、
私たちに義務はないという話でした。
なぜなら、
他人の期待に応えるためではなく、
自分を創造することが
私たちの人生の意義だからです。
それは、結婚においても同様です。
パートナーの期待に応えることではなく、
自分らしく生きることが
結婚という人間関係の目的なのです。
ですから、
長い人間関係を築くことよりも、
自分を失わないことが重要だ
という話でしたね。
今回はその続きになります。
私は妻と付き合い始めたときから、
こう言ってきました。
「あなたは自由だよ。
(クン・ペン・イッサラ)」
「だから浮気をしてもかまわないし、
本気になって私と別れたくなったら
いつでも別れるからね。」
私は彼女を縛りたくありませんでした。
なぜなら、
私がしがみつきたくなかったからです。
彼女にしがみついて、
オロオロする自分が嫌だったのです。
そういう自分はもう嫌だと思ったから、
最初から手放すことに決めたのです。
そして、私自身も自由だと宣言しました。
私は自由だから、
別れたくなれば別れるし、
浮気したければ浮気すると。
彼女に対して、
義務を負いたくなかったのです。
それを聞いた彼女は最初のころ、
こう言っていました。
「それは愛していないからでしょ?
(サデン・ワー・マイ・ラック)」
まあふつう、そう思うでしょうね。
けれでも私は、
愛しているからこそそうするのだ
と確信していました。
だから、彼女の言葉に合わせるように、
こう言ったのです。
「それは愛しているからだよ。
(サデン・ワー・ラック)」
「愛する」とは、
相手も自分も「解放する」こと。
「愛」とは「自由」なのだ。
そのことが、
やっと腑に落ちるようになったのです。
もし私が自由なのだとすれば、
いつでも心変わりできます。
ではどうして、
私は彼女を愛するのでしょう?
いつでも変わってしまうような
うつろな愛に意味があるのでしょうか?
そのことを考えた時、
私は1つの結論を得ました。
私が彼女を愛するのは、
私が愛すると決めたことの他に
理由はない。
彼女がかわいいとか、美しいとか、
まして若いとか関係ありません。
彼女が私に優しくしてくれるかどうかも
関係ありません。
彼女がどうかということは、
私がどうするかにまったく無関係なのです。
そうでなければ、
私の独立性が保てませんから。
そう決めた時、
私から別れる理由がなくなりました。
彼女がどうであろうと愛することが、
私らしいと決めたからです。
そうであるなら、
彼女がどうであろうと
別れる必要性がないではありませんか。
このことによって、
私は不安(怖さ)がなくなりました。
だって、
何が起ころうと関係ないからです。
たしかに、
困難な状況が起こるかもしれません。
けれども、起こることがすべて必然なら、
それは私にとって良いことなのです。
神は、こう言っています。
「難題に挑戦するなら、
困難な時もあるだろうと覚悟する必要がある。
難題や困難を避けようとしてはいけない。
難題や困難を歓迎しなさい。
心から歓迎しなさい。
神からの偉大な贈り物だと思いなさい。
他との関係のなかで--そして人生で--
するべきことができる
栄えある機会だと思うことだ。
困難にぶつかったとき、
パートナーを敵だの対立相手だのと
考えないように努力しなさい。
どんなひとも、
どんなことも敵だと思わないこと、
それどころか問題だとも思わないことだ。
すべての問題を
チャンスだととらえる力を養いなさい。」
(p.190)
難題や困難は、歓迎すべきことなのです。
私たちの目的は、
より自分らしい自分を経験することですから、
難題や困難はそのために役立つのです。
すべては、
自分のための機会(チャンス)です。
それがわかれば、
もはやすべてが感謝になります。
人生に義務(ルール)がなく、
完全に自由だということは、
素晴らしく幸せであると同時に、
つらいことでもあります。
なぜなら、すべてに対して
自分で答えを出す必要があるからです。
その答えは、
多くの場合に他人から批判され
糾弾されることになるかもしれません。
それでも、自分らしさを追求するなら、
その困難に
敢えて立ち向かわなければなりません。
「自分で考えるのはつらいことだ。
価値判断するのはむずかしい。
自分で考え、価値判断をするとき、
あなたは純粋な創造の場に置かれる。
なぜなら、さまざまなことについて
「わたしにはわからない。わからないのだ」
と言うほかないだろうから。
それでも、決定しなければならない。
選択しなければならない。
自分で考えて選択しなければならない。
そういう選択--
過去の知識にたよらない決断--
それが純粋な創造と呼ばれるものである。
そしてひとは、
そうした決定をしているとき、
自分自身を
新たに創り出していることに気づく。」
(p.209)
「認められ、大げさに騒がれることは
たいてい心から納得して決めたことではない。
個人の誠実な選択が
そんなふうに祝福されることはほとんどない。
それどころか、嘲笑されるかもしれない。」
(p.210)
自分を創造するという務めは、
こういうことなのです。
もし、
「私は自分を創造しているのです」と言えば、
さらにバカにされるでしょう。
「いったい何様のつもりなんだ?」
(p.210)
しかし、
それこそがまさに本質的な問いなのです。
「そう、おまえは何者か、
という問いにあなたは答えることになる。
その仕事は
たったひとりでしなければならない。
報酬もなく、認められもしない。
気づいてももらえないかもしれない。」
(p.210)
それでも私たちは、
そうするしかありません。
この世では、
これしか行われていないのですから。
この相対的な世界は、
その目的のために創られたのであり、
そうする他しようがないのです。
また長くなったので、
この話は次回に続きます。
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