神について信じていること

こんにちは！
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第4章の1回目です。

前章でも、
信念が行動を創り出すことが語られました。

また、
その人の世界観（信念）に照らして、
不適切なことは誰もしないのだと。

このことを受けて神は、
何度も繰り返しているように
信念を変えればすべてが変わると言います。

まだ手遅れではないということです。

「ああ、チャンスがあるどころか、
わが息子よ。
あなたは、そして神の子供すべては、
幸せな運命を現実にすることができる。
わたしが与えた力と驚異と
栄光の贈り物を使えば、
その運命を実現できる。」
（p.41）

神が与えてくれた力と、
私たちという驚異の存在と、
贈り物を使えばいいのです。

そして、
それを使わずに捨ててしまうことは、
むしろ難しいことだと神は言います。

「あなたがたが
目標に達しないことのほうが、
非常にむずかしい。
わたしがそう創ったからだ。
わたしの贈り物は
とてつもなくすばらしいから、
たぶん目標に達しないのは不可能だろうね。」
（p.41）

これまで私たちが成し遂げてきたことを
振り返って見るように
と神は言います。

その素晴らしさを味わってみるようにと。

このように、神は励ますのです。

「あなたがたには、
自分が夢にも思わなかったほどの成果をあげ、
体験する力がある。
あなたがたはたったいまも、
黄金時代の入り口、
平和な千年の出発点に立っている。
それがやがては、人類という種にとって
想像を絶するほどの
偉大な栄光につながる可能性がある。
これが未来のあなたがたへの贈り物だ。
これがあなたがたの運命だ。
あなたがたに必要なのは、
それを選びとることだけだ。」
（p.42）

つまり、私たちがさらに進化成長して、
この世の天国に達するのは運命であり、
その贈り物を選び取るだけで
そうなると神は言うのです。

そして、そうするための万能薬が、
これまで話してきた「信念」なのです。

「神と生命／人生についての信念だ。」
（p.43）

もちろんこれは、
無神論者にも適用されます。

「神を信じていようがいまいが、
どちらでもよろしい。
誰でも、生命／人生は信じている。」
（p.44）

神を信じていない人でも、
生命を信じています。

信じていると言うより、
自分が体験して知っている
と表現する方が正しいでしょうか。

このことが、
神についての信念に影響します。

「神と生命は同じものだということだよ。」
（p.44）

「生命は、物質化した神なのだ。」
（p.44）

そもそもが同じものなので、
神を信じていなくても、
生命についての信念が重要になるのです。

しかし、神を信じていない方が、
神を信じているよりも
役立つことがあるとも言います。

「すべては、神を信じるかどうかではなく、
神について何を信じるかによって違ってくる。
前にも言ったように、
信念を使って世界を変えるために、
神を信じる必要はない。
生命／人生を信じてさえいればいい。」
（p.46）

つまり、
「神について何を信じるか」
ということ次第なのですね。

そこで、その重要な
「神について信じていること」
についての話になります。

「第一に、あなたがたは
神が何かを必要とすると信じている。」
（p.47）

ここから、
前の「神とひとつになること」で示された
幻想が出てきます。

つまり、「失敗」「分離」などです。

その幻想によって、
私たちの世界が影響を受けます。

「神のあなたがたへの仕打ちと同じことを
人間どうしがお互いにするのはかまわない、
とあなたがたが思っているからだ。
それにあなたがたは、
危機や暴力、殺戮（さつりく）、戦争は、
神の要求に応じるためだと考えている。
神が自分の必要を満たす手助けをしている、
と考えている。」
（p.48）

神がそうなら、
私たちもそうであって当然だ。

そう考えているのですね。

「それどころか、そもそもあなたがたは
自分たちに起こる悪い出来事を
理解しようとするなかで、
神の存在を信じるようになったのだ。
そして、
悪いことを引き起こす神を信じた。」
（p.48 – 49）

つまり神の意志によって、
悪い出来事は引き起こされてきた
と信じたのです。

ここから神は、
その神話が生まれた話をします。

聖書にも、
神が異教の民を殺すように命じた
とする場面があります。

モーセは紅海を2つに割り、
追いかけてきたエジプト軍を
海の藻屑にしてしまいました。

私たちは、
このような神話によって、
神が「殺せ！」と命じると信じています。

そのことが、
現代でも続いているのです。

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赤木篤　（あかき・あつし）

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http://4awasejsn.seesaa.net/

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