あなたがたは天使だ
- 2019.04.25
- 新しき啓示
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。
今回は第24章の2回目です。
前回は、
「第八の新しき啓示」の解説でした。
身体は魂の容れ物ではなく、
逆に魂の中に身体が創られるのだ
という話でした。
また、魂に境界はなく、
1つのエネルギーがあるだけだとも。
今回はその続きになります。
私たちの本質が魂であり、
個別の魂が存在するのではないということは、
個別に見えるこの世界にも影響します。
そこで神は、次のように言います。
「実際的には、
他者に良いことはあなたにとって良いことで、
他者にとって良くないことは、
あなたにとって良くないことだ、
という意味だ。
あなたが他者にすることは自分にすることで、
他者にしてやらないことは
自分にしてやらないことだ、という意味だ。
これが真実であり、
人間がこの真実どおりに生きれば、
人間が集団的に創り出している生命/人生に
めざましい影響を及ぼすだろう。」
(p.332)
これは、大昔から世界中で語られてきた
黄金律(ゴールデン・ルール)です。
「人にしてもらいたいと思うことは何でも、
あなたがたも人にしなさい」
(『マタイによる福音書』7章12節,
『ルカによる福音書』6章31節)
「己の欲せざるところ、他に施すことなかれ」
(『論語』巻第八衛霊公第十五 二十四)
※上記はWikipedia「黄金律」より引用
他にも、たくさんの同様な言葉があります。
これらはすべて、
わたしたちはひとつのものだ
という考えから導かれるのです。
その考えをこの世に適用するものが
黄金律なのです。
そして、私たちがこの通りに生きるなら、
世界が変わることは間違いないでしょう。
しかし世界の組織的宗教は、
この根本部分を教えようとはせず、
私たちはバラバラだと教えてきました。
さらには、私たちは罪人だとして、
つまらない存在だと教えてきました。
これでは、自尊心を失って当然ですね。
さらにもっと悪い影響があると、
神は次のように指摘します。
「だが、自尊心を奪われた人びとは、
他者の自尊心を奪う。
自分を愛さない人びとは、他者を愛さない。
自分が無価値だと思う人びとは、
他者を無価値だと思う。」
(p.333)
だから、
他人に対してひどいことができるのです。
ここでニール氏は、
ロバート・H・シュラー牧師の本を
紹介します。
ロバート・シュラー氏の本は、
私も何冊か読んだことがあります。
「必要なのは教会内の第二の改革だ、
恐怖と罪悪感、報復、
断罪のメッセージから離れて、
自尊心の神学へ向かうことだ」
(p.333)
こうシュラー牧師は書いているそうです。
神はシュラー牧師の勇気を讃えて、
次のように言います。
「そのような国際的、普遍的で、
信条の違い、文化の違い、
人種の違いを超えた神学の基準というのは、
こういうことではないかな--
「わたしたちはすべて一体である。
わたしたちの道がすぐれているのではなく、
ひとつの道だというにすぎない」。
これは、
新しい霊性(スピリチュアリティ)の
福音になりうるね。
人びとを自分自身に戻す霊性になりうる。」
(p.334)
これはすでに「神との友情」で示された
新しい福音ですね。
「さあ、行ってすべての国に教えなさい。
新しい福音を
できるだけ遠くまでひろめなさい。
--わたしたちはすべて一体である。
--わたしたちの道が
すぐれているのではなく、
ひとつの道だというに過ぎない。」
(「神との友情・下」 p.170)
神は、この新しい福音を
世界に宣べ伝える者にならないか
と誘いかけます。
「世界でそのような仕事をしないか、
と呼びかけているのだよ。
人びとは自分について最高の考え方をし、
それを宣言することを許されたとき、
自分自身に戻る。
それをあなたがたが宣言してやれば、
人びとを自分自身に戻してやれる。」
(p.334)
自分を自分自身に戻すのが魂の仕事であり、
他人を自分自身に戻していやるのは
神の仕事だと以前にありました。
神の仕事をしないかと神は、
私たちを誘っているのです。
そして次のように、
他人をほめたたえよと言います。
「誰かに、
あなたはなんとすばらしいのだろう、
と言うことができる機会を
のがさないようにしなさい。
ほめたたえる機会をのがさないこと。
人びとに自尊心という贈り物を与えれば、
多くの人びとに
自分では贈る方法がわからない贈り物を
与えることになる。」
(p.334)
自分が何者であるかということを
思い出させること。
そうすれば、
もう二度と迷うことはなくなる
と神は言います。
「人びとの行動を変えるためには、
人びとの自分自身についての考え方を
変えなければならない。
人びとの
自分自身についての考え方を変えるには、
生命/人生と神についての信念を
変えなければならない。」
(p.335)
この本で最初から言われている10の誤解を
正すことが重要なのです。
つまり、信念を新しくすることですね。
信念が変われば、行動が変わるのです。
そこで神は、
私たちがどういう存在なのか
という話をします。
「いいかな。あなたがたは天使なのだ。
あなたがたは、今日、
誰かに待たれている天使なのだよ。」
(p.335)
そうなのかもしれません。
そう考えると、
私は居ても立ってもいられなくなるのです。
ひょっとしたら誰かが、
私の言葉によって
真実を思い出すかもしれない。
その思いが、
こういうメルマガを書かせています。
神は最後にもう一度語ります。
「あなたがたは天使だ、とわたしは言った。
あなたがたは、自分を低級でいやしい
罪人(つみびと)にすぎないと言う。
あなたがたにとって、
どちらの信念が役に立つと思うかな?
人類にとって、
どちらの信念が役に立つと思うかな?」
(p.336)
そうですね、重要なのは機能性です。
考えるまでもなく、
自分がつまらない存在だと考えるより、
天使だと考えた方が幸せでいられます。
そうであるなら、
それは他の人にとっても同様でしょう。
ならば、新しい信念を伝えることで、
私たちは本当は神であり、天使であり、
すばらしい存在なのだ
と他の人に思わせてあげることは、
人類にとって役立つことだと思います。
このメルマガが、
その一助になればと思っています。
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http://4awasejsn.seesaa.net/
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