神についての理解が問題

神についての理解が問題

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第5章の2回目です。

前回は、
魂か精神のどちらかであり方を選択し、
そのあり方によって
身体の体験が決まるという話でした。

魂ならつねに喜びの中ですが、
精神だとその状態によって
身体に影響が出るのだと。

今回は、その続きです。

考えてみれば宗教は、
「精神を回復させる」ことに役立つはずです。

しかし、そうはなっていないようです。

神は、その理由を次のように語ります。

「なぜなら、いまあなたがたが
創り出している組織的宗教のそれは、
ほとんどが排他的体験だからだ。
体験する個人や団体だけに
限られているからだ。
あなたがたはすべてのひとを--
社会全体を--同じ体験に引き入れる方法を
見いだしていない。」
(p.60)

つまり、その宗教内だけの体験であり、
他の人は阻害されているということでしょう。

「どう体験すべきかについて、
すべてのひとの意見を一致させる方法が
見つからないからだ。」
(p.61)

たしかに、
社会全体で同じ体験をすることについて、
共通の認識はありません。

しかし、意見を一致させるということは、
そんなに簡単にできるとも思えません。

「組織的宗教は本質的に、
包みこむひとの数と同じくらいのひとたちを
排除する。」
(p.61)

たしかに宗教組織は不寛容です。

そのために殺し合いまでやっています。

これでは意見が一致するはずがありません。

「寛容を教えるはずの宗教が、
寛容を実践することを学んでおらず、
正反対のことを教えている。」
(p.61)

だから「精神を回復させる」ことに、
既存の宗教は役立っていないのです。

「いまの世界の最大の問題のひとつは、
組織的宗教だ。
組織的宗教が問題なのだよ。」
(p.65)

神は、すべての宗教がそうではないが、
大半は不寛容であって問題があると言います。

癒しを与えるはずの宗教が、
逆に対立をあおっています。

自分たちが正しいと主張することによって。

「だが、それとまったく同じことを
神がするのだと宗教が信じていたら、
それも無理のないことではないか?
いちばんの問題は、
神についてのあなたがたの理解なんだよ。」
(p.66)

怒りの神、復讐の神というものを、
キリスト教などでは教えています。

聖書にそう書いてあるからです。

つまり、神が「殺せ!」と言うのですから、
宗教が同じことをしたからと言って
どこに問題があるのか、とも考えられます。

しかし神は、
その理解が間違っていることが
そもそもの問題だと言うのですね。

「あなたがたは、
自分が何者であるかを理解していない。
神を理解していない。
世界がどう動いているかを理解していない。
愛がすべての生命の基本であることも、
愛は無条件であることも理解していない。」
(p.66)

私たちは、まだまだ理解が足りないのです。

だから、容易に嫉妬する神というものを
信じてしまうのでしょう。

宗教の問題というのは、
真実と異なる霊的な信念からくる
不寛容で排他的な教義が与える
人々への影響です。

その考え方を「正しい」と認識し、
その信念を広めようとするからです。

一方で、それ以外にも
人類が直面する問題があるとして、
神は次のように説明します。

「そう、人類が直面している問題は、
ほかにもある。
飢え、貧困、犯罪や腐敗、
政治的混乱と政府の横暴や企業の貪欲、
そのほかたくさんの社会問題だ。
だが、
そのすべての--すべてだよ--基本は
霊的な問題なのだ。
そこが大事なところだ。
それが、この議論の焦点だ。」
(p.68)

宗教以外の社会問題も重要ですが、
その基本は霊的な問題だ
と神は指摘します。

「あなたがたの霊的な理解が完全なら、
こんな問題は起こらなかったのだからね。
起こるはずはなかった。」
(p.68)

霊的な問題とは、
霊的な理解ということです。

霊的に正しく理解していれば、
これらの問題はすべて
起こり得なかったとさえ神は言います。

そこで、組織的宗教の問題が
クローズアップされるのです。

「だが、
力をもった影響力の大きな組織的宗教が、
完全な霊的理解をはばんでいる。
理解の場を与えようとしない。
彼らの教義の限界を超えて
真剣に探求することを禁じている。」
(p.68)

従順に従うことを求め、
反抗することはもちろん、
疑うことさえ許しません。

「それは神に対する冒涜だ」
と脅すことによって。

しかし、今こそ
その脅しに屈することなく、
霊的理解を深めなければなりません。

ところが私たちは、
どうでもいいことは変えようとします。

本当に変えるべきことに取り組んでいない
と神は言います。

「だが、問題を生み出しているのは、
いちばん基本的な信念なのだ。
だから、平和への五つのステップは
身体にではなく、神と霊(スピリット)に
かかわっているのだよ。」
(p.69)

前に紹介した「平和への五つのステップ」は、
私たちが信念を変えることが重要であり、
それによってすべてが変わるということを
示しています。

眼の前の具体的な社会問題ではなく、
私たち一人ひとりの信念を変えること。

それが重要なのだ
と神は繰り返し語るのです。

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