神は生命に仕える

神は生命に仕える

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「明日の神」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第14章の1回目です。

前章の最後に、
神を超弩級の人間だと考える人が多い
という話がありました。

それは聖書に、
人間は神に似せて、神をかたどって創られた
とあるので、
神は人間と似ているはずだ
と考えたからですね。

しかし神は、聖書の言葉は正しいが、
神が人に似ているわけではないと言います。

「肝心なのは、
あなたが神に似せて神をかたどって創られた
ということは、
神があなたに似ていることを
意味するのではなくて、
あなたが神に似ているという意味だ
ということだ。」
(p.205)

人が神に似ているのであって、
その逆ではないのです。

神は続けて、
そのことの意味を説明します。

「あなたがたがわたしに似ているとは、
あなたがたは物理的な存在ではなく、
もちろん物理的なかたちでもなくて、
自分が望んだときには物理的な存在という
かたちをとることができる、という意味だ。
それにまた、
望めばほかのかたちをとることもできる、
という意味だよ(それに、
実際にあなたがたはそうしてきたのだ)。」
(p.205)

「つまり、
あなたがたは純粋なエネルギーであり、
創造の力であり、無限の智恵の源であり、
無条件の愛だということだ。
つまり、
あなたがたは身体ではなく、
身体を包み、身体を創り出した
エッセンスだということだ。」
(p.205)

神に似ているというのは、
私たちは神と同じエネルギーだ
ということなのですね。

身体というのは、
この世での現れ方に過ぎないのだと。

「あなたがたは生命そのものであり、
あるとき、あるやり方で存在として現れた。
それはそうするのが楽しいからだ、
ということだよ。」
(p.205 – 206)

私たちは、喜びを動機として
この身体を持ってこの世に生まれてきた
ということですね。

それなのに多くの人が楽しんでいないのは、
神と離れていると信じていて、
その体験をしているからです。

「ばらばらだという体験--幻想--だけが、
あなたがたに、これもまた幻想である
欠乏や不足を体験させる。」
(p.206)

この幻想については、
「神とひとつになること」の中で
詳しく語られています。

その幻想から離れるには、
まず幻想だと見抜くことが大切でした。

この本では、次のように言います。

「生命そのものに仕えることだ。
あなたが生命に仕えれば、
生命はあなたに仕えてくれる。
それはあなたと生命がひとつだからだよ。」
(p.207)

神は生命であり、神と私たちは一体です。

ですから、生命に仕えることは、
自分自身に仕えることになるのですね。

ただここで神は、
私たちに仕えるのが神の仕事であり、
私たちが神に仕える必要はないと言います。

そして、「昨日の神」と「明日の神」の
重要な違いの8番目を示します。

「8.「明日の神」は、
あなたがたに仕えることを求めない。
「明日の神」はすべての生命のしもべである。」
(p.208)

さっきは私たちに生命に仕えよと言い、
今度は神は私たちに仕えてもらう必要はない
と矛盾したことを言いました。

このことについて、神は、
ここから詳しく説明します。

神は自らを生命の「しもべ」だ
と言いました。

この「しもべ」とは、
仕える者という意味であり、
私たちに仕えるとは、
私たちがそもそもマスターであることに
気づかせることだからです。

「じつは、
あなたがたはすべて<マスター>である、
と教えてあげるのは、
わたしにとって楽しいことだ。」
(p.208)

真のマスターとは
多くのしもべを創り出す者ではなく、
多くのマスターを創り出す者です。

そういう意味では、
もっともよく仕える者が
最高のマスターだと言えます。

つまり、
神は最高のマスターだということになります。

神は、
自分が何者であるかを知っています。

しかし私たちは、
自分が何者であるかを忘れています。

ですから神は、私たちに仕えるのです。

「だから、
わたしは自分をあなたがたに仕えさせ、
あなたがたに思い出させてあげる。
あなたがたがわたしに仕えるとき、
あなたがたは
自分が<マスター>であることを
示すことになる。」
(p.208)

後半は、少しひかかるところです。

神に仕える必要がないと言いながら、
神に仕える時に、
マスターであることを示すことになる
と言っているのですから。

この部分について神は、
仕える必要性があることと
自由意志で仕えることの違いだ
と説明します。

神に仕える必要は感じないが、
仕えることが喜びだから仕える。

そうなった時、
私たちはマスターであることを
表現したことになるのです。

したがって、
最初に生命に仕えよと言ったのも、
仕える必要性があるからではないのです。

仕えることによって、
真のマスターとしての体験ができるからです。

真のマスターなら、
喜んで生命に仕えます。

しかし私たちは、
自分が真のマスターであることを忘れている。

真のマスターの経験をするには、
それを思い出さなければなりません。

そのためには、
まず真のマスターとして振る舞うこと。

「生命に仕える」とは、
その体験のための「秘密の処方箋」なのです。

「考え、語り、行うすべてにおいて、
まず生命に仕えなさい。
「この考えは生命を育むのか、損なうのか?
この言葉は生命を豊かにするのか、
乏しくするのか?
この行動は生命を支えるのか、傷つけるのか?」
と自分に問いかけてごらん。」
(p.209)

この自問が習慣となり、
いちいち考えなくてもできるようになれば、
私たちは変わることができます。

そして、今の生命の形を維持することが
可能になるのです。

そこで神は、1つの注意を与えます。

「しかし、あなたがた一人ひとりが
自分には何かが欠けていると思っていたら、
まず生命に仕えることはできない。
生命に仕えるより前に、
いつも自分のニーズに仕え、
自分のニーズを満たそうとするだろう。
いっぽう、
自分は生命であるとわかっていれば、
すぐに生命に仕えることは
「自分」に仕えることだと気づくだろう。
これが
すべての<マスター>への道の第一歩だ。」
(p.209)

自分に必要性があると信じていたら、
まずその必要性を満たすことを考えてしまい、
生命のことは二の次になってしまう。

たしかにそうですね。

ですから重要なのは、
必要性は幻想だと見抜くことなのです。

不足は幻想だと見抜くことなのです。

それが、
マスターとしての自分を体験するための
第一歩になるのです。

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