お互いに目覚めさせる

お互いに目覚めさせる

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「明日の神」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第14章の2回目です。

前回の最後に、
必要性や不足を幻想として見抜かなければ
まず生命に仕えるということはできない
という話がありました。

その幻想を見抜くことが、
マスターへの第一歩を
踏み出すことになるのです。

今回はその続きです。

神は、私たちはすでにマスターなのだ
と言っていました。

ただ忘れているだけなのだと。

しかし、そうは言われても、
なかなかそう信じることができません。

自己卑下する気持ちが湧いてくるからです。

神は、
小さな自分にとらわれるのではなく、
大きな自分のことを考えよと言います。

「自然に、
小さな自分の限られた視野にあるよりも
もっと高い目標に向かって、
もっとスケールの大きな利益を求め、
もっと大きなゲームに参加して
プレイすることになる。」
(p.211)

そうなれば、
人々にとっての利益が自分にとっての利益だ
と感じるようになります。

また逆に、
自分にとっての利益を考えれば
自ずとそれが人々にとっての利益になります。

そして魂は、どう感じるかを知っている
と神は言います。

「それはどんな感じかといえば、
大きいという感じだ。
あなたはふいに、自分がもっと大きくなった、
ひろやかになったと感じる。
内側がひろがった感じだ。
それを「無私」と呼ぶ人もいる。
そのとき、
あなたは「小さな自分」という感覚を捨て、
それよりも大きくひろやかな
「自分」という感覚をいだく。
あなたは「大きな自分」になる。」
(p.212)

この感覚は、一瞬かもしれないし、
一生続くかもしれないと神は言います。

しかし、一度でもそれを感じれば、
一生忘れることはないのだと。

私たちは、必要性や不足という幻想から、
つい自分を優先してしまいがちです。

そのことによって全体に不利益を与えると、
何だかとても嫌な気持ちになります。

神は、それは自分のためになっていない
と指摘します。

たしかにそうですね、
嫌な気持ちになるのですから。

私たちは、その嫌な気持ちが逃れようとして、
自己正当化したり、他人を責めたりします。

しかし、それでは意味がありません。

神は、
そこに気づくことが第一歩だと言うのです。

「自分の行動がよくないと気づいて、
その非を正直に認め、
その結果を引き受けることは、
大きな第一歩だ。」
(p.213)

たしかに、気づかない人が多いのです。

だからこそ、大きな第一歩なのですね。

この日常での体験を語ることは、
他の人に「自分も同じだ」と気づかせます。

そして、その人の癒しにつながるのです。

「あなたがたは、お互いを目覚めさせるのだ。
前にも言ったがね--ほかのひとたちは、
あなたの現実に自分たちの可能性を見る。
だから世界のすべてにとっての
お手本になりなさい。」
(p.213)

自分の体験を正直に示せば、
それが他の人の気付きに役立ちます。

私がブログや別のメルマガなどで、
自分のことをさらけだしているのも
こういうことのためです。

恥ずかしいことではあっても、
誰かの役に立つのではないかと思うから
そうしています。

「あなたがたがしなくてはならないのは、
お互いに自分についての真実を語ること、
それだけだ。」
(p.214)

そういうことが双方向にできるようにと、
Facebookグループを作りました。

興味のある方はご参加ください。

「「神との対話」に学ぶ会」
https://web.facebook.com/groups/kamitai/

神は、真実も仕える方法の1つだとして、
この方法のメリットを説明します。

「そして
仕えるという祝福された行動を通じて、
あなたがたは自分には何も必要ないし、
欠乏というのが
幻想にすぎないことを知るだろう。
あなたが自分に欠乏していると思うものを--
愛、共感、ふれあい、お金、何でも--
与えれば、
なんだ、自分はそれをもっていたんだ
という経験をするだろう。」
(p.214)

体験を通して気づくのですね。

だから、互いに自分の体験を語れば、
それによって他の人が気づくし、
自分もまた気づくようになるのです。

「あなたにはある。あるのだよ。
必要なのは、それを増やすことだけだ。
もっていないものを増やすことはできない。
だが、もうもっているとわかったのだから、
その経験をひろげるのは簡単だ。」
(p.214)

与えれば持っていたことに気づくし、
さらに与えればさらに持つことになります。

その体験をしてみなさいと神は言うのです。

ただし、次のことに注意するように
と神は言います。

「その経験は量とは何の関係もない。
一ドルもっていて二五セント与えるのも、
一〇〇万ドルもっていて
二五万ドル与えるのも、同じことだ。
経験を量ではかることはできない。」
(p.214)

多く与えると言っても、
その絶対量が重要ではないのですね。

金持ちが100万円を寄付したからと言っても、
貧乏人が100円寄付するより
偉大な経験とは言い切れません。

「与えるか、与えないか、どちらかだけだ。
愛するか、愛さないか。
「与える」ことは量でははかれはしない。
愛もはかれはしない。
あるひとを「たくさん」愛して、
ほかのひとを「少し」愛することはできない。」
(p.215)

愛の表現方法に違いはあっても、
量の違いはないと神は言います。

愛は無条件だから、
量的な条件はないのだと。

子どもが数人いる親は、
このことがわかっているでしょう。

1人が病気になれば、
懸命にその子のことを看病します。

しかし、放っておくことになる他の子を
愛していないわけではないのです。

では、仕えれば仕えるほど、
私たちの人生は上手くいくのでしょうか?

ニール氏のその質問に対して、
神は次のように答えます。

「あなたの人生はいまだって、
充分にうまくいっている。
欲しいものが手に入らないときに、
うまくいかないとあなたが言うだけだ。」
(p.215)

たしかに私たちは、
思い通りにならない時は
人生が上手くいかないと言いますね。

しかし神は、
私たちがどう思うかに関係なく、
人生は上手くいっていると言うのです。

「あなたの人生は、
あなたがどう思うかとはかかわりなく、
つねにうまくいっている。
人生はときにはあなたの欲しいものを
もたらしてくれるだろうし、
ときには自分が欲しいと思うものに
手が届かないだろう。
だが、
あなたがもっと成長しておとなになれば、
欲しいと思ったものがあなたに
最高、最善をもたらしてくれるのではないし、
それが自分にとって
いちばん役に立つつぎのステップでもない
とわかるだろう。」
(p.215)

つまり、不遇であることが、
自分にとって最高に役立つこともある
ということです。

そしてそれは、
今の私たちにわからないだけなのだと。

「あなたがたには魂の課題はわからない。
あなたがたにわかるのは
外から見える身体の課題だけだ。」
(p.216)

魂は、その欲求に従って、
経験のための最善の状況へと導きます。

だから、
すべては最善であり、完璧であり、
上手くいっているのです。

「べつのレベルの表現では、
あなたという生命体には
違った課題があるかもしれない。
あなたにはそれがわからない。」
(p.217)

全体的な本当の自分と触れ合っていれば、
魂の欲求に気付きやすくなります。

身体にとって重要なことが、
まったく価値がない
と感じることもあるのです。

イエスが十字架にかかった時、
そうだったのかもしれませんね。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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