聖なる源はそれぞれの人にある
- 2019.07.08
- 明日の神
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「明日の神」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。
今回は第16章の1回目です。
これまで、
「新しい霊性」の基本的な真理として、
「ひとつであること」「必要がないこと」
「無条件であること」が語られてきました。
基本的な真理はいくつかあるようですが、
神はすべてをここで示すことはしない
と言います。
そして、ここでの最後として、
次のことを話します。
「じつは
「単一の源」はそれぞれのひとのなかにある。
それが真実だ。
これは
「新しい霊性(スピリチュアリティ)」の
基本的な真理のひとつでもある。」
(p.233)
「基本的な真理について
もっと知りたいと思うひとは、
自分自身のなかに
深く分け入ってみればよろしい。」
(p.233)
自分の中にすべてがあるのですから、
自分の中に探せば見つかるというわけです。
「そこで、「新しい霊性」について
もっと知りたいと思うなら、
内側に入っていくことだ。
瞑想(めいそう)しなさい。熟慮しなさい。
反芻(はんすう)しなさい。」
(p.233)
方法は瞑想だけではありません。
よくよく考えること、
同じことを何度も考え、
何度もくり返して探求することです。
神は、
自分の内側に探すようにと言いますが、
外に目を向けて、
他の人の経験に学ぶ方法もあると言います。
「神との対話」シリーズという
本との出会いは、まさに外からの情報です。
「だが、
そうしたことに関する権威のすべてを
自分の外に置けば、外で見つけたものを、
自分のなかにしか発見できないもの--
自分の聖なる源--の
代りにしてしまうことになる。」
(p.234)
外からの情報によって、
気付かされることはあるでしょう。
しかし、
そこに権威を置いて頼ってしまうと、
自分の中の聖なる源を見失ってしまうのです。
「あなたの聖なる源がある場所はひとつ、
たったひとつしかない。
それはあなたのなかだ。」
(p.234)
外からの情報は、
単にきっかけに過ぎません。
権威を自分の中に求めなければ、
私たちは迷子になってしまうのです。
したがって、
他の人に気づかせようとする場合も、
自分を信じさせ、
頼らせるようにしてはならないのです。
「みんなにこう言えばいい。
自分を振り返ってごらん、と。
外部的な経験が
じつは内なる大きな智恵につながっていた
という、そんな経験を
人生/生命は与えてくれるよ、と。」
(p.235)
ですから、1冊の本で
すべてが解き明かされるようなことはしない、
と神は言います。
「単一の源」はそれぞれの人の中にあり、
それぞれの人が、それぞれの段階に応じて
見つけていくものなのです。
「「明日の神」は
ひとつの源があるなどとは決して言わないし、
「新しい霊性(スピリチュアリティ)」の
考え方には、
そんな排除的な教えは含まれていない。」
(p.236)
どれかの道が絶対的に正しく、
それ以外は間違っているなどということは
あり得ません。
どれかが優れていて、
他が劣っているということもありません。
それが「明日の神」が示すものなのです。
神はニール氏に対して、
もしこの書物が
霊的な真実の「源」だと言う人が現れても、
それに抵抗するようにと言います。
「なぜなら、
「新しい霊性(スピリチュアリティ)」は
唯一の個人という源から発する
という考えや表現ほど、
「新しい霊性」の息の根をすみやかに
止めてしまうものはないからだ。」
(p.237)
「だからこそ、その「新しい霊性」は
個人個人によって異なり、一様ではない。」
(p.237)
誰かに権威を置くことは危険なのです。
それぞれによって、
「新しい霊性」も異なっているからですね。
「聖なるものの定義と経験を求めるなら、
ひとつの源ではなくすべての源に目を向け、
さらにすべての生命/人生に目を向けなさい。
なにごとも否定せず、
すべてを受け入れなさい。」
(p.238)
仮に自分が受け入れ難いと感じても、
それを否定してはならないのです。
なぜなら、その人にとっては
それが真実だからです。
「真実はコーランにあり、
ウパニシャッドにあり、
バガヴァッド・ギータにあり、聖書にある。」
(p.238)
あらゆる聖なる書物の中に、
またその中のそれぞれの部分に
真実があります。
「だが忘れないように。
そのすべてがあるところはどこにもなく、
一部はあらゆるところにある。」
(p.238)
ある1冊の書物の中に、ある1つの教義の中に、
すべての真実があるわけではありません。
それぞれの人にそれぞれの真実があります。
その全体が、すべての真実なのです。
ですから神は、
この「新しい霊性」を生きる人に対して、
それぞれの「いちばん聖なる真実の書」を
記してもらうよう頼みなさい
と私たちに言うのです。
「あなたが自分の人生を生きることは、
自分にとっていちばん聖なる真実の書を記し、
その証拠を差し出すことなのだ。」
(p.238)
他人の真実を否定する必要はありません。
ですが、他人がどうかに関係なく、
自分が自分の真実に生きて、
それを人々にさらすことが重要なのです。
神は私たちに、
そういう生き方をするようにと言うのです。
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