子どもの教育のためのメッセージ

子どもの教育のためのメッセージ

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「明日の神」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第21章の1回目です。

前章まで、
「明日の神」を受け入れた後の
政治と経済について、
神とニール氏が語り合いました。

この章もその続きで、
今度は子どもの教育について語り合います。

「まず将来、
子供たちは無視されなくなるだろう。」
(p.330)

神は、大人たちは子どもを無視している
と指摘します。

ゲームを与えられて、
放っておかれているのだと。

そこで「新しい霊性」では、
「子供自身の想像」という贈り物を
返してやる方法を見つけると神は言います。

そのために子どもたちに教えることを
次のように示します。

ちょっと長いのですが、
どれもこれも重要なので、
分割して引用しますね。

「「明日の神」は子供たちを怖がらせないし、
子供たちの魂に
「神への恐怖」を焼きつけたりしない。
「明日の神」は子供たちに、
恐怖と罪悪感こそが人間の唯一の敵であり、
ほんとうにあるのは愛だけで、
神は決して決して子供たちを罰したりしない
と教えるだろう。」
(p.332)

神が愛なら、罰することはありません。

神が罰しないのであれば、
人間が罰するのはおかしいのです。

心理学者のアドラー氏は、
子どもを育てるのに叱ることも褒めることも
してはいけないと言っています。

それらはアメとムチのことであり、
飼い慣らすための道具だからです。

アドラー心理学の詳細は、
ブログで紹介した本などをご覧ください。

「子どもをのばすアドラーの言葉
子育ての勇気」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/444045868.html

「アドラーをじっくり読む」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/454541810.html

「明日の神」は子供たちに、
失敗を恐れることはない、
なぜなら神の王国には失敗などというものは
ありえないのだから、と教えるだろう。
ほんとうにあるのは努力だけで、
努力こそがすべてであり、大切なのだ、
なぜならどんな努力もみな
生命/人生そのものを前進させるのだし、
生命/人生は前進することを
切望しているのだから、と教えるだろう。」
(p.332)

失敗というのは幻想で、
思い通りの結果が出るまでの
一時的な結果に過ぎませんからね。

重要なのは挑戦することであり、
前に進むことなのです。

ですから、いちいち結果に執着せず、
その行為を楽しんで行うこと。

行為への情熱を
持ち続けることが大事なのです。

「「明日の神」は子供たちに、
すべては充分であって、不足などはない、
と教えるだろう。
生きるのに必要だ、幸せになるのに必要だ
と人間が考えるすべては充分に存在する。
だから子供たちはいちばん良い子になろう、
いちばん早くなろう、いちばん賢くなろう
と競いつづける必要はないし、
厳しい競争をしたり、
自分が「勝者」になるために、
人生/生命の「敗者」にならないために、
ほかの子が悪いと決めつけたり
押しのけたりする必要もない。」
(p.332)

必要性は幻想ですから、
必要なものが不足するというのも幻想です。

不足した必要なものを奪い合って、
競争して勝とうとする必要もないのです。

「「明日の神」は子供たちに、
敗者などはいない、
ただ道に迷った者がいるだけだ、
と教えるだろう。
そして「明日の神」は子供たちに、
誰もいつまでも道に迷いつづけることはない、
誰でもいつかはわが家へ戻る道を、
愛へ、神の心へ戻る道を見つける
と教えるだろう--
だから道に迷った者を笑ったり
批判したりなじったりするのではなく、
助けの手を差しのべ、
わが家へ戻る道を教えてあげればいいのだよ、
と。」
(p.332 – 333)

競争が必要ないのであれば、
勝者も敗者もありません。

ただ単に、それぞれの道で
遊んでいるだけのことです。

道草したり、道に迷ったりもするでしょう。

それも含めて、
神に戻る道を楽しんでいるのです。

「「明日の神」は子供たちに、
あなたたちは神と一体だ、
だから日々の暮らしのなかでも
神が行動するように行動し、
神が存在するように存在することが
できるのだよ、と教えるだろう。
そして「明日の神」は親たちに
道具(ツール)を与えて、
そのことを教えさせるだろう。
その道具(ツール)とは、
「新しい霊性(スピリチュアリティ)」の
メッセージだ。」
(p.333)

最後は、一番重要なメッセージですね。

私たちは神と一体であって、
離れ離れにはならないということです。

「新しい霊性」のこれらのメッセージは、
子どもたちの教育において、
とても役立つものなのです。

「教育は
人類を変えるために使うことのできる、
とりわけ重要な道具(ツール)だ。」
(p.334)

GHQが日本の占領政策で重視したのも、
教育の変革でした。

日本人が一致団結することがないように、
自分たちのアイデンティティに
誇りを持つことがないように、
情報を操作したのです。

これはドイツも同じで、
ホロコーストはまさにそうでした。

ドイツ人の誇りをずたずたにして、
立ち上がれないようにしたのです。

「新しい霊性」では、
子どもたちに大人の生き方を
押し付けるのではなく、
自分たちで考えるようにと励まします。

自分で考え、自分が経験し、
自分が選択する。

大人たちの奴隷にならず、
自由に生きる人間として
育てようとするのです。

そうして育った子どもたちは、
これまでとは違うやり方で
生きていくことでしょう。

違ったやり方で、
世界を救おうとするでしょう。

子どもたちは、人類の希望なのです。

●今日のメルマガは、いかがでしたか?
励みになりますので、
よろしければご感想をください。

このメールに返信か、
メルマガの最後にあるアドレスまで
メールでお願いします。

また、よろしければこのメルマガを、
お友達にご紹介くださいね。

どうぞ、よろしくお願いします。

========================================

 メルマガの過去ログの目次がありますので、
 ご利用ください。

 ◆メルマガの目次
 http://4awasejsn.seesaa.net/category/27051269-1.html

========================================

 Facebookグループもありますので
 ご参加ください!

 ◆「神との対話」に学ぶ会
 https://web.facebook.com/groups/kamitai/

========================================

 こちらのメルマガもあわせてどうぞ!

 ◆「幸せ実践塾」通信
 http://www.mag2.com/m/0001680038.html

========================================

●本の内容が性に関するテーマの時は、
タイトルに「(18禁)」とつけます。

そういうテーマを避けて読みたい場合、
参考にしてください。

◆◇◇——————————————-

幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


◇ブログ:
「傷ついた心を癒して幸せになる!
~「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

◇メールアドレス
a.akaki●kekkon-4awase.com
(上記●を@半角に置き換えてください。)

——————————————-◇◇◆

العربية简体中文EnglishFrançaisDeutschItaliano日本語PortuguêsРусскийEspañolไทย