新しい「三つのR」とは
- 2019.07.23
- 明日の神
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「明日の神」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。
今回は第21章の3回目です。
前回は、
「新しい霊性」の時代の
「創造教育」についての話でした。
9つのメッセージを示し、
それが1年生のカリキュラムの中心になる
と神は言いました。
今回はその続きになります。
現代の初等教育では、
昔の寺子屋で習っていたように
「読み書き算盤」が重視されます。
現代は「算盤」というより、
「計算」とか「算数」と
呼ぶべきでしょうけどね。
これを英語では、
「Reading,wRiting,aRithmetic」から
「3R’s(スリーアールズ)三つのR」
と呼ぶようです。
「読み書き算数」ですね。
創造教育では「三つのR」がどうなるのかを、
神は次のように説明します。
「三つのRね、もちろんあるよ。
和解(Reconciliation)、
再創造(Re-creation)、
再一体化(Reunification)の三つだ。」
(p.345)
「読み書き算数」の勉強ももちろんしますが、
より重視されるのは上記の「三つのR」だ
と神は言います。
「だが和解と再創造と再一体化のための
道具(ツール)として勉強するだろう。
あなたやあなたの子供たちが
新しい明日を創造するのは、
この三つのRを通してだから。」
(p.346)
新しい「三つのR」を学ぶための道具として、
「読み書き算数」を学ぶ。
そういう位置づけになるようです。
そこで、新しい「三つのR」について、
神は詳しく説明します。
「いまのあなたがたの世の中で
いちばん役に立つのは、
現在の社会の仕組みのなかで
ばらばらに分裂した要素を
和解させる努力をすることだろうな。
人種やジェンダー、
国家、宗教のあいだの和解だよ。」
(p.347)
まず、和解がもっとも重要だと言います。
そしてそこには、
これまでの利己的な行いを認めることも
含まれると言います。
「つまり過去の「悪行」を認めることだ。
認めて、心からその悪行を
謝罪することも含まれなければならないね。」
(p.347)
ここでニール氏は、
次のようなことを言います。
「たとえば日本人が朝鮮半島のひとたちを
支配し抑圧したことを……
さらにはいまの多くの日本人の
態度についても……謝るということですね。」
(p.347)
神はこれに「そう。」と同意します。
この部分を読むと、
これは神が真実を知っていて言っているとは
とても思えなくなります。
ニール氏の偏った知識と思い込みから、
そう言っているだけで、
それに神が加担している。
そう思えてきます。
しかし、
そもそもこの本で言っているように、
これはニール氏が書いた本なのです。
そして、
神はすべての人と一緒に語るのですから、
たとえ客観的な事実に反していても、
その人にとっては真実なのです。
ですから、最初から言われているように、
この本を無批判に信じてはならない
ということですね。
自分の中に入っていって、
真実はそこに見つけるべきなのです。
この後、ニール氏は、
アメリカの悪行についても語っています。
イギリスやロシア、ユダヤ人たちの悪行も。
「そのような不正の物語は
世代から世代へと受け継がれて、
文化的な物語になる。
痛みや苦しみや死--
それが根の深い苦い思いを生み出し、
その苦い思いが教育の一環として
子供たちに伝えられていく。」
(p.348)
ある意味で、
韓国の反日教育もそうでしょう。
完全に根付いて文化的な物語になっています。
事実がどうかではなく、
その物語によって人々が動かされる。
それが、これまでの教育なのです。
「だからこそ創造教育という新しい教育では、
もっと新しい世界をどう創造するか、
新しい明日をどう創造するか、
人として、文化として、
国家だけでなく地球の市民としての
自分についての新しい考え方を
どう創造するかを教えることになる。
創造教育は
苦い思いを子供たちに伝えるのではなくて、
新しい三つのRを教えるだろう。」
(p.348)
恨みを伝えることが目的ではなく、
未来志向の教育を行うのですね。
「和解(Reconciliation)には、
社会や集団や個人が
もういちど全体性を回復するための償いが
含まれなければならない。
そのためには、できるかぎり
過去の損失への償いをすることだ。」
(p.348)
神は、貧富の格差の解消も、
これに含まれると言います。
しかし、これは言うや易く行うは難し、
ではないかと私は思います。
現に、償っても償っても、
まだ不十分だという人たちもいるわけで。
そもそも、償う必要のないことにさえ、
事実無根の被害をでっちあげ、
謝罪と償いを求めているのですから。
残念ながら神は、
そういうことについては何も言っています。
次に2つ目のR、再創造についてです。
「再創造(Re-creation)とは、
古いやり方や古い物語、古い習慣、
何かをするにあたっての
古い理屈や理由を捨てて、
真の自分についていだく
最も偉大なヴィジョンの
最も壮大なヴァージョンとして
新たな自分を再創造するということだ。」
(p.349)
「あなたがたが、もし
平和に仲よく暮らしていきたいと思うなら、
世界そのものを創り直して、
人間であるとはどういうことか、
成功するとはどういうことか、
豊かで幸せだとはどういうことかについて、
新しい考え方を創り出さなければならない。」
(p.349)
古い考え方を検証して、
新しいヴィジョンに基づいて
考え方を再構築する。
それが再創造なのですね。
これは神も認めているように、
壮大なプロジェクトになりそうです。
最後は3つ目のR、再一体化です。
「創造教育は--
ついでに言っておくが、創造教育には
子供たち用のプログラムだけでなく、
すべての年齢層のための
プログラムができるだろう--
人びとにつねに、
存在するすべてとの再一体化(Reunification)
という経験をしなさいと促すだろう。
つまりは神との再一体化であり、
あらゆる場所のすべての人間との再一体化だ。」
(p.350)
「新しい三つのRのなかでも、
この最後のRが最も重要なものだろうね。
これさえ達成されれば、あとのことは
自然におさまるところへおさまる。」
(p.350)
たしかにそうでしょうね。
一体であることを感じていれば、
もはや口が鼻に噛み付くような
バカなことはしませんから。
右手が左手に叩かれたからと怒り、
謝罪を求めたりもしません。
自ずと新しい考え方のもとで
世界を創っていこうとするでしょう。
ここで、「読み書き算数」などが
創造教育でどう取り扱われるかについて
神は説明します。
「勉強のための勉強として
子供たちに教えられるのではない、
ということだ。
そうではなくて、子供たちが学ぶべきことを
学ぶのに使うために教えられる。」
(p.351)
点数をつけるために、
読み書き算数を学ぶわけではありません。
そこが今の教育との違いですね。
目的は、
私たちがどう生きるかということであり、
勉強とはそのためにあるのです。
新しい創造教育では、それがメインであり、
主要なカリキュラムが
新しい「三つのR」なのです。
この話題は、また次回に続きます。
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