内側にあるものを外側で経験する

内側にあるものを外側で経験する

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「明日の神」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第22章の3回目です。

「新しい霊性」の時代の
政治、経済、教育と神は語ってきましたが、
この章では人間関係について語っています。

前回の最後に、
傷ついたというのは忘れているということだ
という神の指摘がありました。

本当の自分、本当の人生の目的を忘れ、
幻想の中に生きているからです。

今回はその続きです。

私たちは、
自分が創り出した幻想の物語の中で、
苦々しく悲しい結末を描いています。

しかし神は、
本当の結末がすでにわかっているのに、
無益なことをしていると言うのです。

「結末はいつも同じだ。
あなたはいつの日か--
いまの生涯か、つぎの生涯か、
つぎのつぎの生涯か--目覚め、
自分は何者なのか、
ほかのひとたちは何者なのかを理解し、
それからすべてのひと、すべてのことを
赦(ゆる)し、
さらにたちまち赦しを通り過ぎて、
赦しは必要ではないことが
明らかになる場所へ行く。
あなたはすべてのプロセスがいかに完璧で、
どんなにすばらしい仕組みで、
あなた自身の進歩を
生み出しているかに気づき、
あなたの脚本を演じる全員に感謝し、
一緒になって楽しく踊るだろう。」
(p.374 – 375)

これが私たちの
生まれ変わりを経た人生の結論であり、
人生とはこのような結論に至る
壮大なプロセスなのです。

このプロセスは完璧であり、
確実に動いていると神は言います。

「「新しい霊性(スピリチュアリティ)」の
時代には、すべてのひとが人間関係の目的と、
生命/人生のプロセスを理解し、
そこにおける自分たちの役割を理解し、
そのプロセスを祝福して聖なるものと呼び、
そのプロセスに携わって冒険と呼び、
そのプロセスを経験して喜びと呼ぶだろう--
そしてそのプロセスを完成させて
涅槃(ニルヴァーナ)と呼ぶだろう--
それから創造という
決して終わらない歓喜のサイクルのなかで、
自分が選んだときに、幸せに満ちて
プロセスを一からやり直すだろう。」
(p.375)

私たちの人間関係とは、
本質的にはこういうものなのです。

ただそのことを忘れ、
受け入れようとしないから、
苦痛や不幸を味わうだけなのです。

私たちは、
自分が持っていないと思っているものを
他者から得ようとして、
人間関係を結びがちです。

たとえば、孤独を感じている人は、
孤独から解放されることを望んで
人間関係を結びます。

しかし、
それでは孤独は解消しないと神は言います。

「あなたは自分の人生の内側で
孤独を終わらせないかぎり、
決して人生の孤独を
終わらせることはできない。」
(p.376)

「内側で孤独を感じていたら、
自分の内側で不完全さを感じていたら、
見つからないものを外で探しても、
一生かかったって見つかりはしない。
それを何度もくり返しているうちに、
長続きしない、いくつもの人間関係に
巻きこまれることになる。」
(p.376)

外に探し、求めても無駄なのです。

だから同じような経験を繰り返します。

魂は、それは内にあることに
気づかせようとしているのですから。

「人間関係が長続きしないのは、
自分が何をしているかを
理解していないからだ。
満足を創り出そうとせず、
見つけようとしている。
喜びを創り出そうとせずに、
見つけようとしている。
完成を創り出そうとせずに、
見つけようとしている。」
(p.377)

この章の最初で言っていたことです。

人間関係の目的は、
喜び、幸せ、完成、満足を
見つけ出すことではなくて、
創り出すことなのだと。

人間関係は発見するプロセスではなく、
創造するプロセスなのです。

ここでニール氏は、
自分は喜びや幸せなどを創り出そうとしたが、
相手は去って行ってしまったと言います。

それによって自分の人生から、
喜びや幸せなどが奪われたのだと。

しかし神は、それは最初から
持っていなかっただけだと指摘します。

「あなたのなかにあるものは、
誰も奪っていくことはできない。
そのことをつねに忘れずにいなさい。」
(p.377)

しかし、
すべては自分の中にあるのであれば、
喜びや幸せなどを創造するために
人間関係は必要ないということになります。

そこで神は次のように説明します。

「あなたはそれを経験するために、
人間関係を活用するのだよ。
神と同じように、
あなたは内側の自分を経験するために
人間関係を創造する。」
(p.378)

「あなたには外側の人間関係は必要ではない。
わたしとの、
あなたの内側との関係が役に立つのだ。
「新しい霊性(スピリチュアリティ)」の
時代には、
すべての人間関係は人間の魂とのあいだで、
魂の内側で、始まり、終わり、
創造されるということが明白になるだろう。」
(p.378)

ちょっとわかりにく表現かと思います。

要は、喜びや幸せなどを創るのは、
外側の人間関係ではなく、
内側の関係によるものだということです。

神との一体化は内側で起こります。

そこで創られた喜びや幸せなどが、
外側の人間関係において経験できる。

内側で創ることなしに外側の経験を求めても、
それは不可能なのです。

では、内側に喜びや幸せなどがない時、
私たちは
どこからそれを手に入れるのでしょう?

神は次のように答えます。

「関係を結んだ相手からではないね。
それだけは言える。
愛する者にそのような重荷を負わせたら、
相手は決して耐えられはしないよ。
相手は大急ぎであなたから逃げ出すだろう。
あなたのなかにぽっかりと穴があいていて、
いくら努力したって
それを埋められないとわかるからだ。」
(p.378 – 379)

まず、外側の人間関係に求めることは
間違っているのです。

私自身、そうやって外に求めて、
苦い経験を繰り返してきました。

今やっと、
それが間違いであったと気付き、
外に求めない生き方を始めています。

「人間関係の目的は
完成を見いだすことではなく、
あなたの完成を分かち合うことだ。
喜びを見いだすことではなく、
あなたの喜びを分かち合うことだ。
幸福を見いだすことではなく、
あなたの幸福を分かち合うことだ。」
(p.379)

外側の人間関係の目的は、
自分の内側にあるものを分かち合って、
それを経験することなのです。

「あなたが
幸せでないまま人間関係に入っても、
あなたには、
そこに付与すべき幸福がない--
もういちど言うが、人間関係では、
人は自分がそこに付与するものしか
見つけられはしない。」
(p.379)

外側の人間関係とは、
自分の内側にあるものを取り出して
経験するためにあります。

相手が持っているものを受け取って
経験する場ではないのです。

●今日のメルマガは、いかがでしたか?
励みになりますので、
よろしければご感想をください。

このメールに返信か、
メルマガの最後にあるアドレスまで
メールでお願いします。

また、よろしければこのメルマガを、
お友達にご紹介くださいね。

どうぞ、よろしくお願いします。

========================================

 メルマガの過去ログの目次がありますので、
 ご利用ください。

 ◆メルマガの目次
 http://4awasejsn.seesaa.net/category/27051269-1.html

========================================

 Facebookグループもありますので
 ご参加ください!

 ◆「神との対話」に学ぶ会
 https://web.facebook.com/groups/kamitai/

========================================

 こちらのメルマガもあわせてどうぞ!

 ◆「幸せ実践塾」通信
 http://www.mag2.com/m/0001680038.html

========================================

●本の内容が性に関するテーマの時は、
タイトルに「(18禁)」とつけます。

そういうテーマを避けて読みたい場合、
参考にしてください。

◆◇◇——————————————-

幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


◇ブログ:
「傷ついた心を癒して幸せになる!
~「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

◇メールアドレス
a.akaki●kekkon-4awase.com
(上記●を@半角に置き換えてください。)

——————————————-◇◇◆

العربية简体中文EnglishFrançaisDeutschItaliano日本語PortuguêsРусскийEspañolไทย