想像は創造につながる

想像は創造につながる

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第21章の7回目になります。

神は、もう1つ言っておきたいことがある
として、こう言います。

「あなたがたはつねに「過去」を見ている。
たったいま、
目の前を見ているときも同じだ。」
(p.437)

「現在」を「見る」ことは不可能だ
と神は言います。

考えてみればこれは、当然のことです。

何かが起こった時を「現在」とすれば、
そこから光が発し、私たちの目に飛び込み、
その信号を変換して脳で処理することで、
やっとその起こったことを知覚します。

その時にはすでに、
その起こった「現在」より
時間が経過しています。

ということは、
それはもう「過去」になっているのです。

「あなた自身と
出来事が起こる物質的な場所が
遠くなればなるほど、
出来事は「過去」へと遠ざかる。
数光年も離れれば、非常に遠い昔に
起こったことを見ていることになる。
だが、
それは「昔」に起こっているのではない。
単に物質的な距離が
「時間」という幻想を創り出し、
「いま、ここ」のあなたと、
「いつか、あそこ」にいたあなたの経験を
両立させているにすぎない!
いつの日か、
時間と空間は同じものであることが
あなたにもわかるだろう。
そのとき、すべてはたったいま、
ここで起こっていることに気づくだろう。」
(p.438)

前回の話と、重なる内容です。

つまり、数光年離れた星の光は
「今」地球に届きますが、
それは数光年前の光です。

したがって、そこで見えるのは、
数光年前のその星の姿になります。

けれども、
「時」というものはないのですから、
これは永遠の「いま」起こっている
ということになります。

これを逆に「いま」を基準に考えてみると、
「数光年前」ということは、
「数光年離れている」と同じ意味になります。

つまり「時」というものがあるように見えて、
実は「空間」があるだけだということです。

「時」と「空間」は同じもの、
というのはこういう意味ですね。

まあでも、
わかったようなわからないような、
そんな感じだと思います。

私自身もほぼそんな感覚ですから。

今はそれでいいのだと思います。

「いま言ったことが理解できれば、
見ているものは
みな現実でないことがわかるだろう。
あなたは
過去の出来事のイメージを見ているのだが、
そのイメージ、つまり爆発するエネルギーも
あなたの解釈にすぎない。
このイメージに対する個人的な解釈が
想像(imajination)と呼ばれる。
あなたは、
その想像を使ってすべてを創り出す。
なぜなら--これが最大の秘密なのだが--
あなたの想像は双方向に働くからだ。」
(p.438 – 439)

ここも少々わかりづらいですね。

たとえば、赤い車を見たとしましょう。

しかし、そこには
「赤い車」があるわけではありません。

それは単に私たちの解釈です。

「赤い」も「車」も、
私たちが勝手に解釈したものであって、
そのものではありませんから。

私たちはそこに「赤い車」があると
解釈(想像)しているだけです。

実際、そこにあるのは、
原子がどれそれで、どのような組み合わせで、
どんな光を発している
というようなイメージです。

そして、
ここで行った「赤い車」という想像が、
創造につながると言います。

「あなたはエネルギーを解釈するだけでなく、
創造する。
想像とは精神の機能であり、
精神はあなたの三つの部分の一つだ。
精神が何かを想像すると、
それは物質的なかたちをとりはじめる。
長く想像すればするほど
(多くの人びとが想像すればするほど)、
さらに確固とした物質的なかたちになり、
あなたが与えたエネルギーが、
やがて文字どおり光となって爆発して、
イメージを現実と呼ばれるものに変える。
そこで、
あなたがたはそのイメージを「見て」、
それが何であるかを決める。
こうしてサイクルが続く。
これがプロセスだ。」
(p.439)

私たちが想像すると、
現実になると言います。

創造の働きですね。

長く想像すればするほど、
多くの人が想像すればするほど、
現実化しやすくなります。

こうして出来上がったイメージを見て、
私たちはまた解釈(想像)します。

そしてその想像がまた創造につながる。

こうしてぐるぐる回っていくのです。

「これがあなたである。
あなたはこのプロセスだ。
これが神である。神はこのプロセスだ。」
(p.430)

これが私たちが行っていることであり、
私たち自身なのです。

そしてまた、それが神なのですね。

ここで私たちのことを、
身体の範囲の小さなものととらえると
またわかりづらくなります。

自分が創造した対象も含めて、
すべてということになります。

身体もまた、
私たちが創造したものですから。

「これが、
あなたは創造者であり被造物である
という言葉の意味だ。」
(p.439)

この宇宙は、全体が創造者であり、
かつ被造物なのです。

私たちの本質は、
身体の範囲の小さな存在ではなく、
宇宙全体に広がっています。

それが身体という被造物を通して
宇宙を見るということをしているのです。

それぞれが
まったく別の存在であるかのような
フリをして。

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