しなければならないことは何もない
- 2018.06.18
- 神との対話③
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第21章の8回目になります。
前回は、私たちがプロセスであり、
創造者であると同時に被造物だ
という話でした。
それを聞いたニール氏は、
これを毎日の人生に適用したいと言います。
しかし神は、
すでに毎日、適用していると言います。
そうするしかないからです。
そして、こう言います。
「問題は意識的に適用するか、
無意識に適用するか、それだけだ。
自分がプロセスの結果になるか、
原因になるか。
すべてにおいて、原因になりなさい」
(p.440)
以前にも、問題は意識的に生きるか、
無意識に生きるかだと言っていましたね。
そしてこの対話は、
意識的に生きてみないかという誘いかけだと。
「新しく理解したことを
意識的に適用するいちばんいい方法は、
自分の経験の結果でなく、原因になることだ。
そして、ほんとうの自分、
選んだ自分を経験するにあたって、
個人的な場、個人的な経験のなかで
対立要素を創り出す必要がないことを
忘れずにいなさい。
この知識を武器にすれば、
人生を変えられるし、世界を変えられるよ。」
(p.440)
経験の原因になるとは、
創造主の立場に立つということです。
逆に経験の結果になるとは、
出来事に翻弄されるということです。
創造主であれば、
出来事はすべて自分が創ったのですから、
どんな結果であれ受け入れます。
そして、
「へぇー、こんなのを創ったのか」
と思いながら、気に入らなければ
思考(=原因)を変えるだけです。
そういう生き方をすれば、
ここに書かれたことを
意識的に適用できるようになります。
そして、本当の自分を経験するために、
対立要素を創り出す必要はないのだ
ということを知っておくようにと言います。
これはつまり、善を行うために、
必ずしも目の前に悪がなくてもよい
ということになります。
それを知っていないと、
善を行おうという意識のあまりに
悪を創り出しかねないからです。
悪が出てきたら喜ぶって、
何だかちょっとおかしいですよね?
ここで神は、今回の対話の中で得た
3つの智恵について語ります。
「この対話を通じて、
三つの基本的な智恵があった。
それは、
1.わたしたちはすべて一体である
2.充分である
3.しなければならないことは、何もない。」
(p.440 – 441)
「「わたしたちはすべて一体である」
と決めたら、
お互いに対する姿勢が変わるだろう。
「充分である」と決めたら、
すべてをみんなと分け合うだろう。
「しなければならないことは、何もない」
と決めたら、
「行為」によって問題を解決するのではなく、
「問題」が消えてしまうような
存在になるだろう。
そうすれば、問題を起こす条件は消える。」
(p.441)
最初の2つは、
高度に進化した存在(HEB)の
基本原則として説明されています。
一体であり、充分であれば、
生き方が大きく変わることは
間違いありません。
神はさらに3つ目を付け加えます。
これは、行動によっては変わらない
という話で出てきました。
そして神は、私たちの進化の過程では、
これが一番大切な真実だろうと言います。
なので、次の言葉を
マントラのように唱えるとよいと言います。
「しなければならないことは、何もない。
しなければならないことは、何もない。
しなければならないことは、何もない。
ただ、ありのままのわたしでいればいい。」
(p.441)
ありのままでいるということは、
他人からダメと指摘された部分も、
自分がダメと思っている部分も、
そのままでよいということです。
変わらなければ愛されないとか、
成功しないとか、上手くいかないとか、
決めつける必要がないのです。
しかし、
行為そのものがなくなるわけではありません。
「そうではなく、あなたが経験する行為は
あなたの存在から生じるのであって、
行為があなたを存在に導くのではない
ということだ。
あなたが最初に「幸福」であれば、
幸福だから何かをすることになる。
幸福になりたいから何かをするという
古いパラダイムとは逆だ。」
(p.441)
1冊目で、最初に「在り方」を決めるのだ
という話がありましたね。
「やりたいことをして暮らすには」
http://archives.mag2.com/0001680059/20170915181000000.html
そのことを言っています。
最初に「智恵」であれば、
賢いから何かをします。
智恵を得たいがために
何かをするわけではありません。
最初に「愛」であれば、
愛だから何かをします。
愛を得たいがために
何かをするわけではありません。
よく、
「私はこれだけ愛したのに・・・」
と言って、相手が愛してくれないことに
不平を言う人がいます。
こういう人は、
愛だから愛したのではなく、
愛を得たいがために愛したのです。
違いがわかりますでしょうか?
「あなたが
「存在」しようと求めるのではなく、
最初に「存在」であれば、すべては変化する。
すべては逆転する。
「行為」によって、
「存在」に行き着くことはできない。」
(p.441)
幸せになるために何かをしても、
それでは幸せにはなれません。
童話「青い鳥」で示されているように、
幸せはどこか他にあるのではないのです。
「だが、「そこに行き着けば」、
すばらしい行為をする。
それは真実だ。」
(p.441 – 442)
幸せになれば、
素晴らしい行いをするでしょう。
幸せな人が、
わざわざ他人を困らせるようなことを
する必要がありませんから。
「ここに神聖なる二分法がある。
「そこに行き着く」道は
「そこにいる」ことだ。
行きたい場所にいなさい!
簡単なことだ。
しなければならないことは、何もない。」
(p.442)
幸せが、
自分とは別のどこかにあると思っていれば、
そのどこかを探し歩くことになります。
しかし幸せは、
どこか他にあるのではありません。
すでに自分がいるところにあるのです。
ですから、「そこにいる」ことなのです。
幸せになりたいなら、
幸せでいればいいのです。
すでにそこにあるのですから。
なぜなら、私たちの本質は「神」であり、
「存在のすべて」だからです。
「ここ」以外のどこにも場所はないし、
すべては「ここ」にあるのです。
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