理解すれば相手を癒せる

理解すれば相手を癒せる

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第15章の2回目です。

「平和への五つのステップ」の
詳しい説明が続いています。

4つ目のステップで、
神や生命についての新しい理解を模索し、
検討する勇気をもち、
その理解が私たちの内なる真実と智恵に
ぴったりするなら、
それを取り入れることで
信念体系を拡大することです。

前回の最後で、
対立する相手であっても、
まずは「それもわかるよ」と受け入れ、
相手が傷つく理由を尋ねることが重要だ
と神は言いました。

ただし問いかけたなら、
その答えをしっかりと受け止める覚悟が
必要なのだとも。

今回はその続きです。

では、なぜ人は、
他人に対して争いを仕掛けるのでしょう?

それについて神は、こう言います。

「自分たちには
すでに危険なことが起こっていると、
あるいは起こりかけていると考えていて、
その危険を止めたいと思うからだよ。
わたしが言ったことを思い出してごらん。
国家でも集団でも個人でも、攻撃するとき、
自分たちを攻撃者だとは考えていない。
みんな、自分は防御していると考えている。
だから、
「わたしを傷つけなければ
自分が癒されないと感じるなんて、
いったい何にそれほど
傷ついているのですか?」というのは、
非常に有効な問いなのだ。」
(p.205)

戦争のほとんどは防衛戦そうだということを
誰かが言っていました。

実際、日露戦争も、大東亜戦争も、
明白な防衛戦争でした。

ヨーロッパでも盛んに戦争が行われましたが、
そのほんとんどは自国を維持するための
防衛戦争だったのです。

たとえそれが侵略戦争に見えたとしても、
自分たちの何かが脅かされており、
それを守るためには戦争して、
略奪する方がよいと感じたから、
戦争をしたのです。

そういう考え方の奥底にある信念を
尋ねるのがこの問いです。

人は、意識的に、あるいは無意識的に、
何かに怯えているのです。

不安を感じているのです。

だから攻撃するのです。

けれども、相手の見方がゆがんでいて、
不当な要求をされるかもしれません。

今の韓国との関係を考えると、
まさにそういう感じがします。

これについても神は、次のように答えます。

「誰の見方もゆがんでいるよ。
そこから始めようか。
それを理解しておくべきだから。
癒し手であるためには、
本人の世界観に照らせば、
誰も不適切なことはしていない、
ということを、理解しなくてはいけない。」
(p.206)

「当人にとっては正しいということを、
理解しなくてはいけない。
そういう意味だよ。
そうすれば、
あなたは世界を癒す、つぎの言葉を
口にすることができる。
「どうして、あなたがそう感じるか
理解できますよ」と。」
(p.206)

相手をそのままに丸ごと受け入れる。

それがこの言葉です。

神は、この言葉はとても力強く、
この言葉だけで大きな火を消すことができる
と言います。

そして、この言葉の力を
次のように説明します。

「なぜなら、こう言うのと同じだから。
「あなたはひとりではありません。
あなたは狂っているのではない。
あなたのような信念や考えや体験があれば、
ほかのひともそういう結論を
出すかもしれませんね」と。」
(p.206)

アメリカインディアンの教えとして、
心に残っている言葉があります。

「その人のモカシン(革靴)を履いて
1マイル一緒に歩くまでは、
その人を批判してはならない。」

もし、
同じ環境に生まれ、同じように育てられ、
同じような出来事に遭遇したなら・・・。

そう想像してみたら、
その人のことを批判非難できるでしょうか?

なぜなら、その人とは、
別の生き方をしている私自身だからです。

今、別の生き方をした私が、
眼の前で苦しみ悲鳴を上げている。

それが、その人が攻撃してくることの
真の意味です。

そのことがわかるなら、
どうして批判非難できるでしょう。

「何も言わなくていい。
あなたは間違っていない。
私はあなたを受け入れる。
だって、あなたは私だから。」

そう言って、
抱きしめるのではないでしょうか。

今の私にそれができるかどうかは置いて、
私はそう思うのです。

神は、私たちにこう言います。

「癒し手になろうとするなら、
わかってやらなくてはいけない。
問題にぶつかったひとにとって
いちばんつらいのは、問題そのものではなく、
誰も理解してくれないと思うことだ、とね。
誰も理解してくれなければ、
解決策が見つかる可能性だって
ごく少なくなるだろう。
だから、理解してもらえないと思う気持ちが
絶望につながる。
逆に、誰かが理解してくれると感じれば、
絶望の淵から戻ってきて
話し合いの扉を開くことができる。」
(p.207)

癒し手になろうとするなら、
理解できない相手を切り捨てずに、
理解しようとすることです。

理解することを諦めてはいけません。

たとえすぐに理解できなくても、
「わかるはずだ」という意志を持って
接することです。

最初から、受け入れると決めるのです。

しかし、そうは言われても、
そう簡単なこととは思えないでしょう。

事実、私も、なかなかできません。

ついつい、批判の目で見てしまいます。

そこで神は、こう言います。

「そう言えないなら、せめて聞いてごらん。
「わたしを傷つけなければ自分が癒されない
と感じるなんて、いったい何にそれほど
傷ついているのですか?」と。」
(p.207)

ただ、この問いだけでは、
暴力を中断させることはできても、
終わらせることはできないだろうと言います。

「それは、くり返すが「すべての攻撃は、
攻撃者にとっては防御だから」だよ。
それを理解することが、
すべての癒しの基本だ。」
(p.207)

「攻撃は最大の防御なり」という
世界共通のことわざがあります。

人は、何かを守ろうとして戦うのです。

このことを理解することで、
寛容の心を育むことができます。

攻撃してくる相手を、
苦しんでいるんだなと見ることが
できるようになるのです。

苦しんでいる相手に、
追い打ちをかけようとはしないでしょう。

受け入れ、癒してあげたいと思うはずです。

なぜなら、
私たちは「愛」そのものだから。

だからこそ、まずは自分が
しっかりと理解することが重要なのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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