私たちは同じものからできている
- 2019.04.05
- 新しき啓示
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。
今回は第17章の2回目です。
前回から、
「生命/人生についての五つの誤解」
の解説が始まっています。
前回はその1つ目で、
人間は互いにばらばらだという誤解を
説明しました。
今回は、その続きになります。
今こそ、新しい霊性によって、
宗教の古い教義を改める時だと神は言います。
この私たちの勇気ある行動が、
人類にとってとても重要なのだと。
「今日とは真に違った明日のための、
唯一の希望なのだから。
恐怖や争い、怨恨、紛争、戦争、
そして、暴力的な死があふれる明日ではなく、
平和と喜びと愛の明日だ。」
(p.230)
「人類は大きな危機に直面している。
それを間違えないように。
その危機とは、イデオロギーの対立だ。
信念の危機だよ。」
(p.231)
世界情勢を見ても、
あらゆる地域で紛争が起こっています。
小さな対立から大きな戦争まで。
そして、
その予備軍とも言えるきな臭い地域も
多数あります。
もちろん、日本の周りにもあります。
いえ、日本の内部にもあります。
すべて、信念による対立であり、
そのことで平和が脅かされているのです。
しかし逆に言えば、
信念を変えればすべてが変わる
ということです。
「--逆に、神とひとつであることを
受け入れたときから、
生命あるものとひとはすべて、
自分とひとつのものとして体験できる。」
(p.231)
大自然との一体化という体験を、
これまで多くのマスターがしています。
弘法大使も、そのように言っていますし、
有名無名のマスターが、
ワンネスということを言っています。
この気づきを阻害しているのが、
既存の宗教なのです。
「あなたがたが神との分離を受け入れたのは、
自分が分離を体験したからではなくて、
そう教えられたからで、
教えたのは組織的宗教だ。」
(p.231)
「ひとは、
信じなさいと教えられたことを信じる。
疑問をいだかない。
教えの源を疑いたくないからだ。
だが、そこを疑ってごらん
とわたしは言っている。」
(p.231)
今、信じていることが本当なのか、
それを疑ってみよと言うのですね。
しかし神は、
それは困難を伴うことだとも言います。
「基本的な信念を変更したら、
誰が間違っていることになるのか?
そこが、おもしろいところなんだよ。
正しいことと間違っていることがある
と信じているかぎり、
あなたがたは「正しく」あるために、
どんな危険もいとわないだろう。
信念を変えたら、
自分や自分の愛するひとが
間違っていることになると思えば、
信念を変えようとはしないだろう。」
(p.231 – 232)
今まで信じていたことが間違いだ
と言われれば、
人は必死でそれに対して抵抗します。
それだけ、「正しい」ということに
しがみついているからですね。
そこで神は、
それを克服する方法を示します。
「だが、
正しいか間違っているかという基軸を、
有効か有効でないかというパラダイムに
変えたとたん、
基本的な信念を批判的に分析することの--
もちろん変えることも--困難は薄らぐ。」
(p.232)
「正しい」か「間違っている」かではなく、
「有効」か「有効でない」かという基準に、
パラダイムシフトするのです。
有効なら採用するし、
有効でないなら変えればよい。
それは、当たり前のことですよね?
正しいか間違っているかという基準は、
私たちがバラバラであり、
生命/人生についての2つ目の誤解の
必要なものが充分にない
という誤解に基づいています。
充分にないから、
正しくなければそれを得られないのです。
だから、正しさに執着するのです。
しかし、充分にないというのは錯覚だ
と神は言います。
「ひとつのコミュニティと考えれば……
つねに充分であると気づくだろう。
そういう体験を創造するからだ。
そういう信念があれば、
あなたがたは同じように分かち合うだろう。
ほかのひとも幸せになるように
と願うだろう。」
(p.233)
バラバラだと信じているから、
充分にないと誤解してしまうのです。
宗教は本来、
助け合いの精神を育んできました。
キリスト教もイスラム教も、
そういうものなのです。
ただし、同じ宗教団体の中では。
「そんな隔離のなかの暮らしは、
人類がひとつになる体験を求めることとは
何の関係もないばかりか、
狭量な見解にしたがって人びとを区分けし、
防御柵をつくっておかなければならない
という意識につながる。」
(p.234)
小さなコミュニティでどんなに助け合っても、
それでは真の理解には至らないのです。
神は、小さなコミュニティから出るように
と言います。
そうすれば、すべてが同じだと気づくからと。
「引きこもっていたサークルから出てみれば、
誰もが自分と似た存在であることを
発見するだろう。
誰もが似ているだけではなく、
すべてのものが似ている。
よくよく見れば、あなたと岩、樹木、星々、
太陽、月はみな、同じものでできている。
美しい雪のひとひらのように、
あなたがたはみな、見かけは違っているが、
同じ物質なのだ。」
(p.234)
すべてが同じものだとすれば、
私たちは全体でひとつなのです。
「ひとやものもすべて自分だ
と思って扱えば、
傷つけたとしても傷つくのは自分だけだ。」
(p.235)
大きな自分を意識すれば、
他の誰かを、他の何かを、
傷つけて平気ではいられません。
私たちが、バラバラだと認識したのには
次のような理由があると神は言います。
「自分が完璧ではないと決めたからだ。
神話や物語を伝える過程で、
あなたがたは自分が世界より、そして、
まわりの生命よりも小さいと思いこんだ。」
(p.235)
自然の圧倒的な力の前に、
私たちは自分を小さなものと決めたのです。
そして自信を失いました。
「この「小さな自分」という考えから、
あなたがたはついに回復できなかった。」
(p.235)
そして、今の私たちがあります。
しかし神は、
今こそ癒される時だとして、
偉大な秘密を明かすと言います。
「あなたがたと星々は、ひとつだ。
比喩ではなく、詩や歌の言葉ではなく、
文字どおり、ひとつだ。」
(p.236)
同じ原子からできています。
同じものからできているのです、すべてが。
「これは文字どおりの真実だよ、わが子よ。
あなたがたすべては、ひとつだ。」
(p.236)
今こそ、この理解を受け入れる時なのです。
そして、役立たなくなった信念を捨て、
新しい信念を受け入れること。
それによって、
人類を救うために立ち上がる時なのです。
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