誤解に気づいて信念を変える

こんにちは！
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「明日の神」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第8章の2回目です。

前回は、生命を最高の価値とすることが
重要なポイントだという話でした。

そして最後に、全体の中の小さな一部も
全体にとって重要なのだという情報を
子どもに与えることを神は勧めていました。

教育から変えることが大事なのですね。

今回はその続きになります。

「その「新しい人間」は「生命」を
「最高の価値」として尊敬し、守り、
星々を含むすべての場所に
「生命」を見るだろう。」
（p.124）

前回の話にあったように、
生命を最高の価値として見る人は
「新しい人間」なのです。

そういう人が世界に増えるよう、
子どもの教育が重要になります。

しかし、そういう子どもたちが増えるのを
ただ待っているということではありません。

「だが、
そういう教育界を樹立する仕事から
始めたほうがいいのではないか。」
（p.124）

一足飛びに世界を変える方法はありません。

子どもたちに新しい教育を与えたいなら、
その新しい教育を普及するために
大人の意識改革が必要になるのです。

「たったいま、
自分自身の信念を変えるプロセスを
開始することはできるよ。」
（p.125）

前にもあったように、
変化はまず自分から起こすものです。

まず自分から変わることです。

神は、私たちがそうするのは
30年以内に可能だと言います。

私たちは、自分を変えることが可能だし、
それによって世界を救うことができる
と神は言います。

それなのに、いまだに私たちは、
貧困を撲滅することさえできません。

人一人が
安全で健康で文化的な生活をすることを
実現することさえできていないのです。

これはいずれ、
システム全体の崩壊へとつながるでしょう。

それを食い止めたいなら、
もたもたしていないで新しい霊性を
世界に広げる可能性を探れと神は言います。

「なぜなら、いま言っている問題は
経済的な問題でもなければ
政治的な問題でもなく、
霊的（スピリチュアル）な問題だからだ。
もちろん軍事的な問題などではない。
それは人びとが違いについて、
互いの関係について、
「神」について、「生命」について、
何を信じているかにかかわっている。」
（p.127）

もし私たちが一体だと信じていれば、
どうして貧困の人々に
手を差し伸べないでいられるでしょう？

それだけのことで、
世界から貧困は撲滅するはずです。

私たちが変わろうとしなければ、
宇宙は私たちを強制終了させるでしょう。

そのことに気づけば、
自ら変わる動機になるかもしれません。

「何よりも生き延びる手段として、
あなたがたは変わるだろ。
生存が直接おびやかされれば
しなければならないことをするだろう。」
（p.128）

危機に直面していると気づけば、
私たちはどんな信念でも変えるのです。

生き延びるためなら何でもする。

それが本能ですから。

しかし、
そうとは気づかないところに原因があるため、
私たちはなかなか自分を変えられません。

「神」と「生命」についての基本的な誤解が、
その原因なのです。

そこで神は、
前の「新しき啓示」で示したその誤解を
ここで再び提示します。

「「神」についての
あなたがたの最大の誤解とはつぎの五つだ。
1.神は何かを必要とする。
2.神は必要性を満たせないことがある。
3.あなたがたは神から引き離された。
なぜなら、あなたがたが
神に必要なものを与えなかったから。
4.神は
いまでも必要なものを強く欲しているから、
神から引き離されたあなたがたに、
それを与えるように要求している。
5.あなたがたが神の要求に応じなければ、
神に滅ぼされるだろう。」
（p.130）

次は「生命／人生」についての誤解です。

「1.人間は互いにばらばらである。
2.人間が幸せになるために必要なものは、
充分にはない。
3.充分にないものを手に入れるためには、
人間は互いに競争しなければならない。
4.人間のなかには、
他よりすぐれている者がいる。
5.ほかの誤解によって生まれる
大きな相違を解決するために、
人間が殺し合うのは適切である。」
（p.130）

まずはこの10の誤解に気づくこと、
それが大きな影響を与えていることを
理解することが大切なのです。

「あなたがたは
他人におびやかされていると思っているが、
じつは自分の信念におびやかされている。
平和に仲よく暮らせる世界という夢を
実現したいのなら、
そこを変えなければいけない。」
（p.131）

自分の信念によって怯えているだけなのです。

他人は自分から何か重要なものを
奪うのではないかと怯えるから、
それから自分を守ろうとします。

自分を守ろうという気持ちから、
他人を敵視し、攻撃します。

そういう自分を正当化します。

この世を地獄にしているのは、
私たちの間違った信念なのです。

だから、その信念を変えることが、
何よりも重要なのです。

その信念を変える方法について、
神はこう言います。

「古いものにとって代わるのではなく、
古いものを強化するのだ。
現在の宗教を捨てるのではなく、
それを活性化させるのだ。」
（p.131）

古いものを否定すれば、
それを信じる人は守ろうとします。

捨て去るのではなく、
新たな見方を与えて拡張させるのです。

そうやって、
「昨日の神」から「明日の神」へと
移行することが大事なのです。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤　（あかき・あつし）

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「傷ついた心を癒して幸せになる！
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http://4awasejsn.seesaa.net/

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