小さな魂の物語(続き) 【総集編】

小さな魂の物語(続き) 【総集編】

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

すでに全体の解説が終わっていますが、
私が「これはすごい!」と感じた点を
ピックアップして解説したいと思います。

今日はその20回目です。

前回の続きで、
1冊目の「小さな魂と太陽のたとえ話」を
紹介します。

自然災害などは話が続いた後、
唐突にこのたとえ話は始まります。

「--かつて、自らが光であることを
知っている魂があった。
これは新しい魂だったから、
体験したくてならなかった。
「わたしは光だ」。
だが、いくら知っていても、
いくら口に出してみても、
体験にかえることはできない。
この魂が生まれた領域では、光しかなかった。
どの魂も偉大で、どの魂もすばらしく、
どの魂も
わたしの神々しい光を受けて輝いていた。
そこでは、その小さな魂は、
まるで太陽の前のロウソクのようだった。
偉大な光のなかでは、
その光の一部である魂は
自らを見ることができないし、
自分が何者であるかも体験できない。」
(p.52 – 53)

これまでの説明にあったように、
知ってはいても体験できないのが
絶対的な領域なのです。

「その魂は
自分自身を知りたくてたまらなくなった。
あまりに知りたがるので、ある日、
わたしは言った。
「小さいものよ、その望みをかなえるには
どうすればいいか、わかるか?」
「どうすればいいのですか、神さま?
わたしは何でもします!」、
小さな魂は答えた。
「おまえはわたしたちから
離れなければならない」とわたしは言った。
「そうして、闇を求めなければならない」。
「闇というのは何ですか、聖なるかた?」
と小さな魂はたずねた。
「それは、おまえではないものだ」
とわたしは答え、その魂は理解した。」
(p.53)

相対的な世界でなければ、
体験することはできないのです。

相対的な世界とは、対極が存在する世界です。

その対極との比較によって、
私たちは体験することが可能なのです。

「そこで、その魂は全体から離れ、
べつの領域に行った。
その領域では、
魂はあらゆる闇を体験する力をもっていた。
そして、闇を体験した。
その闇のさなかで、魂は叫んだ。
「父よ、父よ、どうして、
あなたはわたしを見捨てたのですか?」。」
(p.53)

これは、イエスが神に祈った言葉ですね。

「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」

聖書にあるこの言葉は、「我が神、我が神、
なにゆえ我を見捨て給うたか?」
という意味になります。

これが、「小さな魂と太陽のたとえ話」です。

私たちが、この世の災害とか困難を前に、
神に見捨てられたと感じていいることが、
この小さな魂の物語に示されています。

それについて神は、次のように言います。

「だが、わたしは
一度もあなたがたを見捨てたことはない。
つねにそばにいて、
ほんとうは何者であるかを
思い出させようとしているし、
いつも、わが家に呼び戻そうとしている。」
(p.53)

この世は、私たちの試練のために
存在しているのではありません。

私たちが光であることを体験するために、
その喜びの場として存在しているのです。

そこで、前にも引用したように、
神はこう言います。

「だから、闇のなかの光になりなさい。
そして、
闇のなかにいることを呪ってはいけない。
また、まわりが自分と違うものばかりでも、
自分が何者であるかを忘れてはいけない。
そして創造物をほめたたえなさい。
たとえ、それを変えたいと思っても。
最も大きな試練が、
最も偉大な勝利になる可能性がある。
あなたが生み出す体験は、
自分が何者であるか、そして
何者になりたいかという宣言なのだから。」
(p.53 – 54)

今の状況が、どんなに悲惨に思え、
回復しがたいもののように感じても、
それを呪うなと神は言います。

そうではなく、本当の自分を思い出すための
気づきにするようにと。

このたとえ話を、神は次のようにまとめます。

「小さな魂と太陽のたとえ話をしたのは、
どうしていまのような世界になったのか
を理解させるため、そして、
誰もが現実の奥に秘められた
神聖な真理を思い出せば、
その瞬間に世界は変わりうることを、
もっとよく理解させるためだ。」
(p.54)

これはもちろんたとえ話ですが、
絶対的な領域と相対的な領域について、
また人生の目的について考える時、
とても理解しやすくなる話かと思います。

そういう意味で、
この「神との対話」シリーズの中でも
もっとも重要な部分の1つだと思います。

そのため、長々と引用してしまいましたが、
前後の関係もありますので、
ぜひ本を読んでいただければと思います。

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また別の本の解説をと考えていましたが、
やはり解説シリーズは、
ここで一区切り付けたいと思います。

今回のように、たまにこうして
発信することもあるかもしれませんが、
基本的には解説シリーズは終わりです。

もしまた発行をすることがあるとすれば、
何かの質問にお答えするような
スタイルになると思います。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


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