人間関係が重要 【総集編】

人間関係が重要 【総集編】

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

すでに全体の解説が終わっていますが、
私が「これはすごい!」と感じた点を
ピックアップして解説したいと思います。

今日はその11回目です。

人間関係というのは、
私にとって常に悩みのタネでした。

親子関係などの家族関係、
友人関係、学校の人間関係・・・。

もちろん、男女関係、恋人関係も。

どうやったら上手くいくのか?

自分を出せば嫌われてしまうから、
自分を抑えていなければならない。

私は、そう思っていました。

それだけに、「神との対話」で示された
人間関係についての考え方は、
驚くべきものがありました。

すでに解説した部分ですが、
人間関係をどう位置づければよいのか、
どうすれば人間関係を
幸せなものにできるのかという視点で、
再びまとめてみたいと思います。

まず、「神との対話」では、
人間関係についてこう言っています。

「人間関係はいつでも課題だ。
つねに創造すること、表現すること、
自己の高い面、より大きな自分、
すばらしい自分を経験することを求められる。
その経験をいちばん直接的に、力強く、
純粋に実践できるのが人間関係という場だ。
それどころか、ひととの関係なしには、
その実践は不可能だ。
ほかの人間や場所、
出来事との関係を通じてのみ、
あなたは(個性のある実態として、
他と区別しうる何者かとして)
宇宙に存在できる。
他がなければ、あなたも無だ
といういことを覚えておきなさい。」
(p.164)

私たちが相対的な世界で生きているのは、
経験するためです。

自分自身を経験的に知ることが目的です。

そのために、
自分以外の「もの」が存在します。

とりわけ自分以外の人は、
私たちの経験のために重要だと言います。

ですから、人間関係は常に課題なのです。

課題があるということは、
そこに新たな経験の機会がある
ということですからね。

このことは、アドラーも言ってますね。

「アドラーの語る
「すべての悩みは、対人関係の悩みである」
という言葉の背後には、
「すべての喜びもまた、
対人関係の喜びである」
という幸福の定義が隠されているのです。」
(「幸せになる勇気」 p.178)

この本はブログでも紹介していますので、
こちらもご覧ください。

「幸せになる勇気」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/435997567.html

「「幸せになる勇気」(アドラー心理学)の要点」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/437007056.html

つまり、人間関係が課題であるのは、
私たちの人生の目的に照らした時、
それだけ重要だからということです。

では、
その人間関係を幸せな関係にするために、
私たちは何を
学ばなければならないのでしょう?

「人間関係について
学ばなければならないことは何もない。
ただ、知っていることを実証すればいい。」
(p.164)

本質的に私たちは神そのものですから、
「知らない」ということはないのです。

だから、ただ思い出せばいいだけ。

まあそれはわかるのですが、
そうは言われても・・・
という気はします。(笑)

そこで神は、こう言います。

「幸せな関係を築く方法はある。
自分が考え出した目的ではなく、
本来の目的のために
関係を活用することだ。」
(p.164)

つまり、私たちはこれまで、
「自分が考え出した目的」のために
人間関係を利用してきたから
上手く行かなかったということなのです。

その目的を「本来の目的」に戻せば、
人間関係は上手く行くということですね。

では、「自分が考え出した目的」とは、
どういうことなのでしょう?

「ほとんどのひとは、相手との関係で
何を与えられるだろうかと考えるのではなく、
何が得られるだろうかと考えて、
関係を結ぶ。」
(p.165)

たしかにそうです。

相手から愛されたいから、
恋人関係になることを希望します。

寂しさを埋めるためだったり、
見栄や体裁のためだったりもします。

いずれにせよ、
相手から得ることを目的にしています。

では、人間関係の「本来の目的」とは
何なのでしょうか?

「人間関係の目的は、
自分自身のどの部分を「明らかに」したいか
を決定することであって、
相手のどんな部分を把握し、
つかまえておきたいかを決めることではない。
人間関係の目的はひとつしかない--
それは、人生のすべてに言えることだ。
目的は、
ほんとうの自分は何者であるかを決め、
ほんとうの自分になること、それである。」
(p.166)

「だが、人間関係の目的は、
相手に満たしてもらうことではなく、
「完全な自分」--つまり
ほんとうの自分という存在をまるごと--
分かち合う相手をもつことだ。」
(p.166)

つまり、
この相対的な宇宙が創造された目的と
同じことなのですね。

本当の自分を選択し、表現する。

そのために人間関係があるのです。

また長くなったので、
この話は次回に続きます。

●今日のメルマガは、いかがでしたか?
 面白かった、役立ったという方は、
 以下のURLをクリックしてくださいね。

⇒ http://clap.mag2.com/chisouclen?KT180716a

またこちらには、
短い感想を書くこともできます。

励みになりますので、
よろしければコメントをください。

長くなる場合は、このメールに返信か、
メルマガの最後にあるアドレスまで
メールでお願いします。

また、よろしければこのメルマガを、
お友達にご紹介くださいね。

どうぞ、よろしくお願いします。

◆メルマガの目次

このメルマガの過去ログの目次を作りました。

対象となるメルマガを、
目次から選べるようになっています。

こちらのカテゴリから対象となる本を選んで、
ご利用ください。

http://4awasejsn.seesaa.net/category/27051269-1.html

========================================

 こちらのメルマガもあわせてどうぞ!

 ●「幸せ実践塾」通信
 http://www.mag2.com/m/0001680038.html

========================================

◆本の内容が性に関するテーマの時は、
タイトルに「(18禁)」とつけます。

そういうテーマを避けて読みたい場合、
参考にしてください。

◆◇◇——————————————-

幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


◇ブログ:
「傷ついた心を癒して幸せになる!
~「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

◇メールアドレス
a.akaki●kekkon-4awase.com
(上記●を@半角に置き換えてください。)

——————————————-◇◇◆

العربية简体中文EnglishFrançaisDeutschItaliano日本語PortuguêsРусскийEspañolไทย