人間関係が重要(続き1) 【総集編】

人間関係が重要(続き1) 【総集編】

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

すでに全体の解説が終わっていますが、
私が「これはすごい!」と感じた点を
ピックアップして解説したいと思います。

今日はその12回目です。

前回は、人間関係の本来の目的は、
本当の自分を経験するためにある
という話でした。

この本来の目的のために利用しないから、
人間関係が上手く行かなくなるのです。

今回は、その続きになります。

これまで私は、このように
人間関係を捉えたことはありませんでした。

どうすれば上手くいくのか、
どうすれば波風を立たせないで、
しかもできるだけ自分が心地よいように
誘導できるかばかりを考えていました。

しかし、そのように考えているからこそ、
上手くいかないのだと神は言います。

相手の反応を恐れて自分を抑えるから、
人間関係はかえって破綻するのです。

「人間関係の試練は、相手があなたの思いに
どこまで応えてくれるか、
自分が相手の思いに
どこまで応えられるかにある、
と思い込む誤解だ。
しかし、真の試練とは、
あなたがあなた自身への思いに
どこまで応えられるか、
ということなのだ。」
(p.167)

まさに、私は誤解していました。

ですから、何度もフラれて、
男女関係に失敗してきたのです。

この私の体験はブログに書いていますので、
ぜひお読みください。

「フラれてばかりの人生」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/287874451.html

「人間関係が神聖なのは、
最も気高い自分をとらえて実現する
経験ができる、
つまり自分を創造する最大の機会--
それどころか、唯一の機会--
を与えてくれるからだ。逆に、
相手の最も気高い部分をとらえて経験する、
つまり他者との経験のための
最大の機会だと考えると、失敗する。」
(p.167)

人間関係の本来の目的を忘れ、
自分好みのことを相手から得ようとした。

だから、
人間関係に失敗して当然だったのです。

「私はこれだけ愛しているのだから、
せめてその1/10でも私を愛して欲しい。」

いつもそんなことを考えていました。

完全に取引きをしようとしているのに、
そのことにすら気付かなかったのです。

では、
具体的にはどうすればよいのでしょう?

神は次のようにアドバイスします。

「人間関係では、
それぞれが自分のことを考えるべきだ。
自分は何者か、何をするか、
何をもっているか。
自分は何を欲し、要求し、与えているか。
自分は何を求め、創造し、経験しているか。
そう考えれば、
すべての人間関係はすばらしいものとなり、
その目的に--
そして関係を結んでいる人間にとっても--
大いに役立つだろう。
人間関係では、それぞれが他者について
心をわずらわせるのではなく、
ただただ自分について心をくだくべきだ。」
(p.167 – 168)

相手が何を考えるか、どう反応するかは
どうでもいいことなのです。

それより自分がどう考えるか、
何を言い、どう行動するかが重要です。

つまり、
超利己的になるということですね。

「最も愛情深い人間とは、
最も自己中心的な人間だ。」
(p.168)

「これからは自分を中心にしなさい。
いつでも相手ではなく自分が何者であるか、
何をし、何をもっているかを考えなさい。
あなたがたの救済は
相手の行動の中にではなく、
あなたがたの反応のなかにある。」
(p.171 – 172)

相手がどうであろうと関係なく、
自分のことを考える。

これはつまり、
相手からひどい仕打ちを受けようと、
自分は愛を選択するということです。

私の失恋のブログ記事を紹介しましたが、
最終的に私は、そこに行き着きました。

SMS1本で婚約を破談された時、
最終的に私は、
それでも愛することを選んだのです。

その時、
「神との対話」のここの部分のことは、
頭の中にはありませんでした。

ただ、あらゆる場面で考えることは、
「愛ならどうする?」
ということだけだということは、
しっかりと頭の中にありました。

だから、
相手を恨んだり復讐するという反応ではなく、
それでも愛するという道を選んだのです。

そうすることが私らしいから。

そうすることが美しいから。

ただただ自分が美しくあることを考え、
超利己的にふるまったのです。

私自身の救済は、
相手の行動の中にではなく、
私の反応の中にありました。

このことがきっかけとなり、
今の妻と付き合うようになり、
その後、結婚することになったのですから。

また長くなったので、
この話は次回に続きます。

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