それでも完璧なのだ

それでも完璧なのだ

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話2」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第11章の5回目になります。

前回は、
内的な平和こそが持続可能な平和で、
すべての人がそれを得れば、
世界は完全に平和になるという話でした。

内心の平和を見いだせば、
「なしでやっていく」こともできると。

特定の何かを必要とせずに生きれば、
完全に自由になれます。

そうすれば、
常に幸せの中で生きることが可能なのです。

今回は、その続きになります。

たしかに内的な平和は、
物質的な世界にまったく影響を受けません。

ですから持続可能ですし、
あらゆる条件から自由になれます。

しかし、飢えている時に、
どうして内心の平和を見いだせるかと
ニール氏は神に問います。

過酷な環境に身を置きながら、
どうして平然としていられるかと。

家族が目の前で虐殺される人に、
強姦魔に襲われている人に、
神は何と言ってやるのかと。

このニール氏の疑問は、
私の中にもずっとありました。

理不尽なことをされながら、
どうして平然といられるのか?

それができたら悟ったと言うなら、
おそらくほとんどの人が悟れません。

そんな教えが、
いったい何の役に立つと言うのでしょう?

私はイエスのように、
右の頬を打たれても平然と左の頬を出すほど
強い人間にはなれないと思ったのです。

「そう聞くのはつらいが、
すべては完璧なのだ。
完璧さを見ぬく努力をしなさい。
それがわたしが言っている意識の変化だ。
何も必要としないこと。すべてを望むこと。
現れたものを選択すること。
気持ちをかみしめなさい。
泣きたいだけ泣きなさい。
笑いたいだけ笑いなさい。
自分の真実を誇りにしなさい。
だが、すべてを感じつくしたときは、
おだやかに、
わたしが神であることを知りなさい。」
(p.200)

神は、他に方法はないと言います。

たとえどんなに過酷な出来事が起きても、
それでも内心の平和を見いだす他に
方法はないのです。

その出来事に翻弄され、
悲しみに狂って泣くこともあるでしょう。

「神は私を見捨てた!」
と叫ぶこともあるでしょう。

イエスでさえも、こう言いました。

「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」

これは、
「我が神、我が神、
どうして私を見捨てられたのですか。」
という意味です。

しかし最後に、
それでも神の御心のままにと祈ったのです。

「言い換えれば、最も大きな悲劇のさなかに、
プロセスの栄光を見なさい。
胸を撃ちぬかれて死ぬときですら、
またギャングにレイプされているときですら。
そんなことは不可能だと思うかもしれない。
だが、
神の意識のなかに入れば、それができる。」
(p.200 – 201)

どんな過酷な状況であっても、
そこに「プロセスの栄光」を
見ることができると言います。

「プロセス」とは、
この世で私たちが様々な体験をしながら
進化成長する(=神に還る)という
最初から仕組まれたものです。

私たちの人生とは、
そのプロセスそのものです。

どの時間も栄光であり、
必然で無駄がないのです。

「もちろん、
そうしなければならないというのではない。
それは、
あなたがその時をどう体験したいかによる。
大きな悲劇にあったときの課題は、
どうやって心をしずめ、
魂の奥深くへ入っていくかだ。
もうコントロールできない、というとき、
あなたがたは自動的にそうなる。」
(p.201)

私たちが何を体験したいかによって、
体験が変わってきます。

神の栄光を体験したいのなら、
出来事に翻弄されて慌てふためくのを
やめることです。

心を鎮めて、
魂の奥底へ入っていくことだと
神は言うのです。

そして驚くことに、
もう自分でコントロールできない
という状況が自動的に
そこに導くと言います。

車の事故に遭った人の話は、
まさにそういうものがあります。

恐れも痛みも感じず、
ただその体験を見ているような感覚。

それが私たちに自動的に起こると
神は言っているのです。

「「恐れるな、わたしがあなたとともにある」
というのが、悲劇に直面したひとに
詩が語らねばならない言葉だ。」
(p.201)

不安は、どこまで行っても不安です。

それでも信じて一歩を踏み出すしか、
その不安を乗り越える道はありません。

ですから神は、
言葉の力で私たちを鼓舞し、
「恐れるな」「信じよ」と言うのです。

「最も暗いときに、
わたしはあなたの光となるだろう。
闇のなかで、
わたしはあなたの慰めとなるだろう。
最も困難な試練のとき、
わたしはあなたの力となるだろう。
だから、信じなさい!
わたしはあなたの羊飼いだから。
あなたは乏しいことはない。
わたしはあなたを緑の牧場にくつろがせ、
憩いの水ぎわに導くだろう。
わたしはあなたの魂を生き返らせ、
わが名のために、正しい道に導く。
たとえ、死の影の谷を歩くときも、
災いを恐れるな。
わたしが、あなたとともにあるからだ。」
(p.201)

これは、
聖書の中にある言葉でもあります。

私もかつて、それを読みました。

しかしその時、
そんなに感動はしませんでした。

神に私の苦しみが理解されていると
思えなかったからです。

本当の意味では神を
信じていなかったのでしょうね。

しかし、今これを読むと、
自然と涙がこぼれます。

「そうか。やるしかないな。」

そう思えてくるのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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