自分は何者であるかを選ぶ

自分は何者であるかを選ぶ

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話2」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第12章の1回目になります。

前回までの世界政府を創る考え方に対し、
ニール氏は、
「世界が理解し、信じてくれればいい」
のだがと懸念を示します。

それに対して神はこう言います。

「この本が役に立つだろう。
あなたも、そのために手を貸している。
あなたは集合意識を呼び起こすために、
自分の役割を果たしている。
誰もがそうすべきなのだ。」
(p.202)

他でも神は、
この本が役立つとか、
この本を繰り返し読むようにと言っています。

たしかに、
このように文章としてまとまったものは、
非常に役立つと思います。

バシャールも津留晃一さんも、
この「神との対話」を絶賛しています。

多くの人が同じようなことを言っていますが、
私も、この「神との対話」シリーズほど、
的確にまとまっている文章は
見たことがありません。

それとともに、
私たちひとり一人の生き方が重要だ
と言っています。

私たちの思考、言葉、行為によって、
世界は創られるからです。

ここでニール氏は話題を変えます。

アメリカ的な自由の考え方について、
神はどう思うかと問うたのです。

貧しい人も平等に機会を与えられており、
彼らは単に怠け者で、
チャンスをつかまないだけだ
という考え方です。

神は、ニール氏がその考え方を
傲慢だと考えているのだろうと指摘します。

そして、神自身は判断しないとして、
次のように言います。

「それは、たんなる考え方だ。
それについても、
他のどんな考え方についても、
重要なのはたったひとつの問いかけだけだ。
そう考えることは、あなたの役に立つか?
あなたが何者であるか、
何者になりたいかという観点からみて、
その考え方は役に立つか?
世界を見まわして、
そう問いかけるべきなのだ。
この考え方は、
自分たちの役に立つだろうか?」
(p.203)

前にも、
絶対的な善悪はないと神は言っています。

アメリカ的な自由の考え方も、
他の考え方も同じなのです。

そして、自分がどう考えるべきかは、
「役立つかどうか」という基準で
判断すべきだと言います。

自分が何者であるのか、
何者になりたいのかという観点で、
役立つかどうかを考えよと。

たとえば、
何があっても自由を守る立場だとすれば、
金持ちから強制的に税をふんだくって
貧乏人に施すような考えには
反対するでしょう。

一方、自分の自由というより、
貧しく苦しんでいる人を助けるのが
自分らしいと考えるなら、
自由を犠牲にしても強制的に税を取り、
貧乏人に施す考えに賛同するでしょう。

神は、
私たちが「不利」だと考える立場に
生まれた人がいるというのも、
本質的には誰も「不利」ではないというのも、
どちらも正しいと言います。

つまり、貧しい家庭環境に生まれるのも、
本質的には自分自身のためなのです。

「あなたはすべてを選んでいる。
両親。生まれた祖国。
あなたが再入場した環境のすべてを
選んでいる。」
(p.203)

胎内記憶のある子どもが、
自分で親を選んだと証言する例が
非常に多いと報告されています。

私たちの本質が魂であるなら、
それは当然のことなのです。

自分が自分の課題のために、
最適な環境を選んで生まれるのですから。

「同じく、
あなたは人生の日と時を通じて選択を続け、
ほんとうの自分を知るのにぴったりした、
過不足ない完璧なチャンスが得られるよう、
ひとや出来事や環境を創造しつづけている。」
(p.204)

生まれた後も、自分自身の選択を通じて、
自分のための最適な環境を創造している
ということです。

つまり、今あるこの環境は、
自分が自分のために創ったものです。

「言い換えれば、
魂が達成したいことがらを考えてみれば、
誰も「不利」な立場にはいない。」
(p.204)

このように、一見して
「不利」に見える人がいることも事実ですが、
本質的には「不利」な人はいない
というのも事実なのです。

では、そういう事実がそうだとして、
私たちは「不利」に見える人を
助けるべきなのでしょうか?

それとも放っておくべきなのでしょうか?

この問いはとても重要だとして、
神は次のように言います。

「第一に、
あなたが考え、言い、行うことはすべて、
あなた自身についての決断の反映であり、
あなたが何者であるかを言明すること、
自分がどうありたいかを決定し、
実行する行為だということを
覚えておきなさい。」
(p.204)

最初にニール氏から問われて答えたように、
自分がどう考えるかによって、
自分とは何者であるかを決定するのです。

ですから神は、こういう状況では
まず最初に次のことを自問するよう勧めます。

「わたしは、
このことの関連のなかで何者なのか、
何者であることを選ぶのか?
言い換えれば、
どんな状況でも最初に問うべき質問は、
ここでわたしは何を望むか、ということだ。」
(p.204)

私たちは、
目の前の出来事や環境に翻弄され、
このような視点を忘れています。

しかし、出来事や環境はすべて、
私たちが何者であるかを決定するための
機会(チャンス)に過ぎないのです。

ですから翻弄されるのではなく、
自分が何者なのか、
何者になろうとしているのか、
という観点から選択することが重要なのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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