人間関係が重要(終わり) 【総集編】

人間関係が重要(終わり) 【総集編】

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

すでに全体の解説が終わっていますが、
私が「これはすごい!」と感じた点を
ピックアップして解説したいと思います。

今日はその15回目です。

前回は、私たちはいずれ
マスターへの道を歩むことになる
という話でした。

マスターとは、どんな状況であっても
愛を選択する人です。

私たちはみんな、
最終的には愛を経験する方向に向かいます。

愛は神であり、
神は自分自身を体験的に知りたくて、
この相対世界を創造したのですから。

今回はその続きになります。

ここで神は、
「愛する」ということに誤解がある
と言います。

そしてその誤解によって、
人生の恨みや怒りを誘い、
自己実現や成長の道から離れてしまうのだと。

神は、その誤解をこう説明します。

「あなたがたは何世紀にもわたって、
他者に最高の善をもたらす在り方や
行為を選択すること、
それが愛に支えられた行動だと
教えられてきた。
だが、最も気高い選択とは、あなた自身に
最高の善をもたらすものである。」
(p.175 – 176)

他人のための選択ではなく、
自分のために最高の善をもたらす選択をする。

それが本当の、
「愛に支えられた行動」なのです。

たしかにこれは、
簡単には受け入れがたいことですね。

神も、これを理解するには一生涯かかる、
あるいは多くの生涯が必要だと言います。

「この言葉の謎は、自分に与えられる
最高の「善」とは何かを考えるとき、
少しは解けてくるだろう。
そして至高の選択が行われるとき、
謎は解け、輪は完結し、
あなたにとっての最高の善が
他者にとっても最高の善になる。」
(p.176)

また、この真実の中心にある
さらに大きな真実を示して、
理解を促進しようとします。

「あなたが自分のためにすることは、
他者のためにすることである。
他者のためにすることは、
自分のためにすることである。
なぜなら、あなたと他者とはひとつだから。
そして、それがなぜかといえば……、
あなたのほかにはなにもないから。
(p.176)

ここですべてがつながります。

存在するのはひとつのものだけ。

だから、他人のためにすることは
自分のためにすることであり、
自分のためにすることは
他人のためにすることになるのです。

この真理は難解なため、
現実にはほとんど応用されない
と神は言います。

しかし本当は、
一番応用しやすい真実なのだと。

だから神は、このように言います。

「人間関係のなかでは、
このことを覚えていることが重要だ。
そうでないと、
関係は非常にむずかしくなるだろう。」
(p.178)

これまでに、
人間関係が上手く行くようにするには、
本来の目的のために
人間関係を利用することだ
と神は言ってきました。

それは、本当の自分を経験することです。

そのためには、超利己的であるべきだ
という話もありました。

ここの話も、
その話とつながってくるように思います。

そこで神は、この難解な真実を
人生で応用することについて説明します。

「神は、あなたが愛する相手に
自分自身も含めるように
と求めているだけである。
神はさらに先に進む。
神は、自分を第一に考えることを提案し、
勧めている。」
(p.177)

「気高い意味で自分自身を第一に考えるなら、
決して神意にかなわない行動を
するはずがない。
したがって、
自分のために最善のことをしようとして、
神意にかなわない行動になるなら、
問題は自分を第一としたことではなくて、
何が最善かを誤解したことにある。」
(p.177)

自分にとって何が最善かは、
自分がどこを目指しているかによって
変わってきます。

それはまた、
自分とは何者かという問の答えによっても、
目指す目標が変わってきます。

だからこそ、
私たちが神そのものであり、
愛であることを知ることが重要なのです。

もしそういう認識がなければ、
自分にとっての最善が、
他者を欺いてもお金を儲けること
になるかもしれません。

しかし、愛を目指しているなら、
そのような選択はしないでしょう。

では、虐待されている状況において、
愛ならばどうすべきなのでしょう?

神は、次のように説明します。

「虐待をやめさせることは
あなたにとっても、虐待する側にとっても
良いことである。
虐待を続けさせておけば、虐待する側までが
虐待されることになるからだ。
それは虐待者を癒すのではなく、
傷つけることである。
虐待は受け入れられるものだと思っていたら、
虐待者は何も学べない。」
(p.178)

「愛情ある態度をとるということは、
必ずしも相手の
好きにさせるということではない。」
(p.178)

まず自分を救うという行為が、
そのためには力ずくでも
相手の思い通りにさせないという行為が、
愛情ある態度なのです。

「ときには、人間は
真の人間らしさを表す偉大な宣言として、
戦争を嫌悪する人間として、
戦争へ行かなければならない。」
(p.178)

今の私たちの発達段階においては、
こういう矛盾した状況になることも
あり得るということです。

「だからといって、人間関係で傷ついたら
「仕返しせよ」というのではない
(国家間の関係でも同じだ)。
ただ、傷つけられても放っておくことが、
あなた自身にとっても他者にとっても
愛ある行為とは限らない、
というのである。」
(p.179)

相手の暴力を諌めるために、
愛情を持って暴力を用いる。

暴力を用いる他に方法がないなら、
敢えて暴力をふるう。

そういう矛盾した選択をすることも、
愛の選択であり得るのです。

「この人生という相対性の世界では
すべてがほかとの関係でのみ存在しうる。
人間関係の目的と機能もまったく同じである。
あなた自身を発見し、あなた自身を定義し--
あなたが選択するならば--
ほんとうの自分自身を
つねに創造しなおすための経験の場を
提供すること、
それが人間関係の目的であり、機能である。」
(p.180)

人間関係は、私たちの経験の機会です。

人間関係を通じて、
私たちは本当の自分自身を創造できます。

もちろんそれは、
最初から神のごとき自分を経験する
という意味ではありません。

様々な段階を経験していくのです。

その人間関係の目的を知っていれば、
私たちは
よりよく生きることができるでしょう。

よりよく生きるとは、
より本当の自分を創造することなのです。

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