魂は降参するのを待っている

魂は降参するのを待っている

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第12章の4回目になります。

前回は、魂は計画通りの経験のために
完璧な機会へ導くという話でした。

ただし魂は、
自分の欲求を精神や身体に押し付けない
と言っています。

「この瞬間にも、あなたの魂は、
あなたがほんとうの自分を知るために存在し、
行動し、所有する機会を創造している。
あなたの魂が、いま読んでいるこの言葉に
あなたを導いたのだ--
以前にもあなたを
智恵と真実の言葉に導いてきたように。」
(p.239)

私たちが「神との対話」を読み、
この言葉に接するのは、
偶然ではありません。

すべての出来事は必然です。

すべてです。何もかもです。

さあ、そこで私たちは、
何を選択するのでしょう?

それは、私たちの精神に任されています。

自由に選択できます。

魂の欲求を無視し続けることもできます。

私がそうしてきたように。

飽きるまで無視し続けて、
いよいよどうにもならなくなって、
魂と同じ方向を向くこともできます。

私が愛に気づいたのは、
まさにそういうことでした。

雲黒斎さんと阿部敏郎さんの
トークライブを書き起こした、
「降参(サレンダー)のススメ」
という本があります。

http://4awasejsn.seesaa.net/article/388934183.html

大いなるものの意思に身を任せること。

仏教ではこれを南無(なむ)と言います。

「南無阿弥陀仏」とは、
阿弥陀仏にお任せしますという意味です。

別の言葉で帰依(きえ)とも言います。

信じ奉ることです。

私たちは、
いつか魂のしつこい導きに降参し、
同じ方向を向くことになるのです。

遅いか早いかだけの違いで。

著者のニール氏は、それでもなお、
現実的な成功をする方法について
重ねて神に質問します。

すると神は、こう答えます。

「わたしはあなたの
世俗的な成功には関心がない。
あなたが関心をもっているだけだ。」
(p.239)

ちょっと突き放した感じですね。

しかし、実際そうなのでしょう。

今の現実に導いたのは、
もっと違う魂の欲求が
あったからでしょうからね。

しかし神は、次にこう言って、
世俗的な成功のヒントを話します。

「あなたが長い期間をかけて
ある在り方を達成すれば、
世間的に成功しないでいるほうが
かえってむずかしいだろう、それは事実だ。
だが、あなたは「暮らしをたてる」ことに
かかずらうべきではない。
<真のマスター>は、
暮らしをたてることではなく、
生きることを選んだひとたちだ。
ある種の在り方からは、
非常に豊かで充実した、生き甲斐のある
すばらしい人生が生まれる。
そうなったら世間的な財産や成功は
どうでもよくなるだろう。
人生の皮肉は、世間的な財産と成功に
関心がなくなったとたんに、
それがふんだんに流れこんでくる道が
開けるということだ。」
(p.239 – 240)

世俗的な成功に関心を持つのではなく、
魂の欲求に関心を持つようにすることを
神は勧めます。

そして、そういう在り方を選んだとき、
世俗的な成功ももたらされるのだと。

「まず神の王国を求めよ」と、
聖書には書かれています。

「ただ、御国を求めなさい。
そうすれば、これらのものは
添えて与えられるであろう。」
(「ルカによる福音書」12章31節
Wikisourceより)

食べるものや着るものなど、
暮らしを立てるために必要な財産は、
一緒に与えられると言っています。

私たちは、
精神や身体の必要性に支配され、
一時的には、それらを追い求めます。

しかし魂は、自身の欲求を押し付けずに、
辛抱強く見守りながら、
私たちを導いています。

いつか私たちが、
同じ反応をするのに飽きて、
魂の欲求を受け入れたとき、
創造する現実も変わってくるのです。

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」

昔の人は、そう言いました。

降参のススメですね。

「わかった。もういいよ。
あなたの言うとおりにしてあげるよ。」

そう私たちの精神が言う時を、
魂は待ち望んでいるのです。

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