すべてをオープンにする

すべてをオープンにする

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話2」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第16章の2回目になります。

前回は、
お金の見える化が改革のカギだ
という話でした。

その中で、
神はある提案をしています。

「すべてがはっきりと見え、
記録をたどることができて、
数字を確認できる、
オープンな国際通貨制度をつくりなさい。」
(p.241)

新しい世界補償システム(WCS)だと
神は言います。

これって、ビットコインなどの
デジタル通貨のことですよね?

2008年に発表された論文に基づき、
2009年から運用が始まっています。

しかし、
「神との対話2」が書かれたのは、
それよりはるか昔の1994年です。

いよいよ、
こういうことが実現する世の中に
近づいているという気がしました。

今回は、その続きになります。

お金に限らず、
すべてをオープンにすることが
改革のカギだと神は言います。

「すべてを明かすことによって、
何かを失うのではないか、
手に入れそこねるのではないかと不安になる。
だが、最高の人間関係では、
最高の男女関係ももちろんだが、
誰もがすべてを知っている。」
(p.244)

秘密とか隠しごとがなく、
ごまかしたり駆け引きする必要がない。

それが最高の人間関係だと言います。

しかしこれは、
考えていることがすべて知られてしまう
ということではないと神は言います。

安心して考えごとを巡らすプライバシーは、
当然あるのです。

「ただ、誰かとの取り引きのさいに、
オープンで正直でいるというだけのことだよ。
話すときは真実を話す。
ほんとうのことを言うべきときには、言う。」
(p.245)

前にも言っているように、
「隠す」ということは不安が動機です。

何かを失うのではないか、
何かが得られないのではないか、
そういう不安です。

不安は愛の対極ですから、
不安をなくせば愛に至ります。

そして愛であるなら、
隠す必要性はないのです。

「だからといって、
すべての考えや個人的な不安、暗い思い出、
一瞬一瞬の判断、意見、反応まで
すべてぶちまけて、議論や検討の
対象にしようというわけではない。
それは
「見える」という性質ではなくて狂気だ。」
(p.245)

たしかに、そうでしょうね。

街ですれ違った女性を見て、
「おっ!美人だなぁ。」
と思ったことが隣の妻に知られるのは、
やはりまずいでしょうからね。(笑)

神は、社会全体に
「見える」という原則が貫かれたら、
世の中の心配事や問題、
紛争や怒りなどの半分は、
明日にも消えると言います。

しかし、
スムーズに移行できるわけではありません。

「最初は怒りと欲求不満が起こるだろう。」
(p.246)

なぜなら、
これまでいかにひどい扱いをされ、
操作され、ごまかされてきたかが
明白になるからです。

それに気づいた人々は欲求不満になり、
怒りを爆発させるかもしれません。

それでも、
この「見える化」を進めるしかないのです。

「真実を言わなかったり、嘘を言うことで、
ほんとうに望むような世界が
実現しただろうか?
沈黙や秘密によって
(市場や、具体的な状況や、
あるいは単純にひとを)あやつることが、
ほんとうに自分たちのために
なっているのだろうか?
「プライバシー」とは、
ほんとうに政府や企業、個人の暮らしを
円滑にしているのだろうか?」
(p.247)

こういうことを、
じっくり考えてみるべきなのです。

最近は特に、
プライバシーを主張することで、
何も知られないようにする傾向があります。

たとえば家の入口に表札を置かないとか、
住所表記さえもしないとか。

郵便や宅配の誤配、配達員の負担増加など、
多くの弊害があるにも関わらず、
それでいったい
何を守ろうとしているのでしょう。

「誰もがすべてを見通せるとしたら、
何が起こるだろう?
そこが、皮肉なところだ。
それこそが、
神との最初の出会いを恐れる理由だとは、
気づかないか?」
(p.247)

この部分は、少しわかりづらいです。

私も完全に理解したわけではないのですが、
その後に続く文から、こう考えています。

私たちは、
この肉体が死を迎えた時、
何らかの審判があることを恐れている。

自分の悪行が明らかになれば、
どんな罰が与えられるかわからない。

そういうことを無意識に恐れていると、
神は指摘しているのです。

「だが、良い知らせがある。
恐れたり、おびえたりする理由は
ないということだ。
誰もあなたに審判をくださず、
誰もあなたを「悪」と決めつけず、
誰もあなたを永遠に燃えさかる地獄に
突き落としたりはしない。」
(p.247)

「死ぬときに
人生がすべてあからさまになるのを
恐れなくなったとき、たぶんあなたがたは、
生きているときに
すべてがあからさまになるのも
恐れなくなるだろうね。」
(p.248)

これはちょっとどうなのだろう?
と思ってしまいます。

そんなに地獄に落ちることを
私たちは信じているでしょうか?

これは、ニール氏など、
キリスト教信者などに言えることでしょう。

この部分は、
宗教観の違いがあると思います。

日本でも、
仏教などで地獄を語っています。

ですから、嘘をついたら閻魔様に
舌を引き抜かれるという話を
聞いたことがあるでしょう。

でも、それほど信じていますか?

したがって、
死ぬときに人生のすべてが
あからさまになると信じている人も
少ないと言えます。

そういう意味では、
死後のその恐れはないのですが、
生きている間の恐れがあるのです。

そして、死後の恐れがないだけに、
生きている間の恐れを取り去るのは、
より難しいのかもしれません。

◆ごあいさつ

今回が今年(2018年)最初のメルマガです。

みなさま、
明けましておめでとうございます。

また引き続き、
このメルマガをよろしくお願いします。

また、よろしければもう1つのメルマガ
「幸せ実践塾」通信(SJ通信)の方も
ご登録ください。

●今日のメルマガは、いかがでしたか?
 面白かった、役立ったという方は、
 以下のURLをクリックしてくださいね。

⇒ http://clap.mag2.com/chisouclen?KT180108a

またこちらには、
短い感想を書くこともできます。

励みになりますので、
よろしければコメントをください。

長くなる場合は、このメールに返信か、
メルマガの最後にあるアドレスまで
メールでお願いします。

また、よろしければこのメルマガを、
お友達にご紹介くださいね。

どうぞ、よろしくお願いします。

========================================

 こちらのメルマガもあわせてどうぞ!

 ●「幸せ実践塾」通信
 http://www.mag2.com/m/0001680038.html

========================================

◆◇◇——————————————-

幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


◇ブログ:
「傷ついた心を癒して幸せになる!
~「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

◇メールアドレス
a.akaki●kekkon-4awase.com
(上記●を@半角に置き換えてください。)

——————————————-◇◇◆

العربية简体中文EnglishFrançaisDeutschItaliano日本語PortuguêsРусскийEspañolไทย