人間性を信頼する

人間性を信頼する

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話2」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第18章の2回目になります。

前回、特に努力することなく
人間として尊厳のある最低限の生活が
できるようになるという話をしました。

それを受けてニール氏は、
それでは福祉にすがって人生を浪費する人が
増えるのではないかと懸念します。

それに対して神は、こう答えます。

「第一に、
何が人生の浪費かを判断するのは、
あなたがたではない。」
(p.266)

こうピシャリと言っておいて、
例を示します。

たとえば、
70年間何もせずに詩を考えていて、
それから何千人もの人を感動させる詩を
たった1つ生み出した人の人生は
浪費だろうか? と問います。

たとえば、
嘘をついて人を騙し、傷つけ、
悪行を尽くした男が、
その結果として本当の自分に気づき、
悟りを得たならその人生は浪費だろうか?
と問います。

何が浪費かなど、
最後の最後までわからないのです。

「他人の魂の旅を判定するのは、
あなたの役割ではない。
あなたは、
自分が何者であるかを決めるべきであって、
他の誰かが何者であるか、
あるいは何者でないかを
判定する必要はない。」
(p.266)

他人がどうであるかを、
判定する必要はないと言います。

そんなことは、どうでもいいことです。

それより、自分の人生を生きることです。

したがって、
他人が人生を浪費するのを防ぐ方法はない
と言います。

しかし、
それでは福祉にぶら下がる人が増え、
社会が成り立たないのではないか?
そういう人たちを見て、
他の人は恨むのではないかと
ニール氏は質問します。

たしかに、普通はそう思いますよね?

神も、
それに理解を示します。

「そう、恨むだろうね。
そのひとたちが悟りを開いていなければ。
しかし、悟りに達したひとたちは、
貢献をしないひとたちに
大きな憐れみを感じるだろうが、
恨みはしない。」
(p.267)

たしかに、普通の人は恨むでしょう。

「こんな奴らがいるから、
自分たちは余分に働かなきゃならないんだ。」

「なんで私たちが、こんな奴らのために
金を出さなきゃいけないんだ!?」

それが普通の反応でしょう。

しかしそれは、
私たちがまだ悟りを開いていないからです。

悟りを開いたなら、
反応は違うと神は言うのです。

「なぜなら、貢献をするひとたちは、
しないひとたちが大きなチャンスと
最高の栄光を失っていることを
知っているから。
ほんとうの自分についての
最高の考えを創造し、
経験するという栄光だよ。」
(p.267)

この世は、
すべて機会(チャンス)なのです。

進化成長のチャンスです。

神であることを思い出すチャンスです。

より素晴らしい自分を創造するチャンスです。

そういうチャンスを失っているのを見れば、
憐れむのは当然ですよね?

それがわからないから、
恨むだけなのです。

私たちの考えの間違いは、
自分の労働の果実が奪われ、
無駄に使われてしまうと考えるからです。

そこで神は、もう一度説明します。

「誰でも最低限、
生きていくのに必要なものを与えられる。
そのために、豊かな者は、
自分が得たものの一〇パーセントを
貢献として差し出す。
所得については、開かれた市場が
個々の貢献の価値を決めるだろう。」
(p.267)

つまり、いわゆる税金のようなものは、
10%に過ぎないというわけです。

それでいて貢献する人たちも、
同じように最低限の生活が保障されるのだと。

このような社会でも、
貧しい人と豊かな人は存在します。

豊かさは平等ではありません。

平等とは機会の平等ですから。

貧しい人は豊かな人を
うらやましいと思うかもしれません。

そういう羨望はあっても
嫉妬はないと言います。

羨望は、自分なりの方法で成功することの
動機づけとなるのです。

「それでも
「豊かな者」と「貧しい者」はいるだろうが、
「飢える者」や「極貧の者」はいないだろう。
いいかね、人生からインセンティヴが
失われるわけではない……
ただ、絶望が消えるだけだ。」
(p.269)

神が示すのは、
結果の平等ではなく機会の平等です。

そして、最低限の安心できる生活。

これによって、
この世から絶望が消えるのだと。

神が示す理想は素晴らしいのですが、
このシステムは破綻しないのでしょうか?

その保障がどこにあるかと
ニール氏は質問します。

「保障は人間性だ。」
(p.269)

「どうも誤解しているようだが、
平均的な人間は、
ただ生きているだけでは満足しない。
第二のパラダイムの変化--
霊的な変化--が起これば、
偉大さを求める
インセンティヴ全体が変化する。」
(p.269)

つまり、
人間性を信頼せよということです。

放っておけば楽な方に流れるのではなく、
むしろほとんどの人は、
より高みを目指そうとするのだと。

「なぜなら、
物質的に生存する苦労がなくなれば--
わずかばかりの安定を獲得するために、
力で成功する必要がなくなれば--
すぐれた経験をすることそのもの以外に、
すぐれたことがらを達成し、傑出し、
すぐれた者になる理由がなくなるからだ。」
(p.269 – 270)

つまり、最低限の生活が保障され、
それを獲得するための苦労が不要になれば、
自己を向上させること、
その経験をすることしか理由がなくなる
と神は言います。

それが神が言う「人間性」であり、
私たちはそういうものだと言うのです。

実際問題、どうでしょうか?

たとえば日本の生活保護を受けている人が、
働けるのに仕事をしようとしない
という問題があります。

多くの人はそういうことを知って、
やはり怠け者が増えるだけだと
懸念するのかもしれません。

しかし私は、
これは制度が悪いからだと思っています。

生活保護を受けている人が働いて稼ぐと、
その分の生活保護費が減らされます。

つまり、
「働けど働けど なお我が暮らし
楽にならざり じっと手を見る」
という石川啄木の歌のような状態です。

そんな状態で、
働くことに希望が持てるでしょうか?

もしこれが、働いて稼いだ分から
一定の所得税が引かれるだけで、
あとが自分のものになったらどうでしょう?

受け取る生活保護費は同じままで。

それなら、
働く意欲が出てくるのではないでしょうか?

生活保護制度の問題点は、
ぜひこちらの本やマンガを
読んでみてください。

「すぐそばにある「貧困」」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/430936943.html

「健康で文化的な最低限度の生活」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/430688467.html

私は、
人は信じるに足るものだと思います。

最低限の生活が保障されたら、
それであとはブラブラして暮らすだけで
満足できるような存在ではないと。

より大きな自分になりたくて、
経験を積み重ねていくと思います。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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