機会の平等を達成する

機会の平等を達成する

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話2」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第18章の1回目になります。

ニール氏は、
ここまでの話をおさらいしようと言って、
世界政府のことを話します。

そのとき、
不用意に「平等」と言ったことを捉えて、
神は補足します。

「平等というのは、機会の平等であって、
事実上の平等ではないことを
忘れないように。
事実上の「平等」は
決して達成されないだろうし、
それでいいのだよ。」
(p.262)

その理由を、次のように説明します。

「平等とは同一ということだからだ。
世界に同一は、ぜんぜん必要がない。」
(p.262)

この世は個性に満ちています。

なぜなら、無限に大きい神のすべてを、
分割された個々が体験することが
この世の目的だからです。

ですから、1人として同じ人はいません。

したがって、
同一にするという意味での平等は、
達成する必要はないし、達成できないのです。

そこで、
世界で達成されるべきことを説明します。

「1.基本的ニーズの充足
2.向上するチャンス
あなたがたの世界は、
豊かな資源に恵まれているのに、
いまだにこの、
簡単な二つのことを実現していない。
そのかわりに、何百万ものひとたちを
社会的にも経済的にも最下層に押しこめ、
放置して平気でいられる世界観を
つくりあげている。」
(p.262)

たしかに、
生きられるかどうかすら保障されない
大勢の人々がいます。

それなのに、
政府も世界各国も、
それに対して有効な手を打てずにいます。

残念ながら、それが私たちの現実です。

そこで、それを実現するための方法を
神は次のようにまとめます。

「二つの変化を実現することだ。
ひとつは政治的なパラダイムの変化、
もうひとつは霊的な変化だよ。」
(p.263)

これまでに言っているように、
世界政府を創る政治的な動きと、
一人ひとりが霊的に成長しようとする動きの
2つが重要だと言います。

「世界統一政府をめざす運動には、
国際紛争を解決する強力な世界裁判所と、
自らを統治するために選んだ法律に
強制力を与える、平和維持軍がいるだろう。
地球上の全国家から二人ずつ代表が集まる
世界上院議会と、
各国の人口に比例した数の代表が集まる
世界下院議会もいるだろうね。」
(p.263)

このように、
アメリカ合衆国をモデルにしたような、
世界統一政府を示します。

ここからしばらく、
その統一政府の説明と、
それができた場合の効果を神は説明します。

しかし、
ここで詳細に述べる必要はないと思うので、
知りたい方はぜひ本をお読みください。

そして次に、
富の再配分に話題を移します。

「自然に、自発的に、きわめて自動的に、
資源の再配分が実現する。」
(p.265)

特に意図的に何かをしなくても、
富の再配分は自然に行なわれると言います。

たとえば、教育を受けたい者は受けられ、
それを職場で活かす機会が与えられる。

必要な時に必要な方法で、
健康を守る手立てが講じられる。

餓死することも、寒さに震えることもない、
食事と住居が保障される。

誰もが生きるために苦労をせず、
単純な慰めを得られて、
人間らしい暮らしができる。

このようなことが、
自然に行なわれると言うのです。

「こうしたことのために
努力する必要があると考えるから、
天国に行くには
努力しなければならないと思う。
だが、
努力したって神の恵みは得られないし、
また、努力する必要もない。
なぜなら、あなたがたは
すでに神の恵みのなかにある。」
(p.265)

すべての人が生きるのに苦労もせず、
人間らしい暮らしができるようになるのに、
何の努力も要らないと神は言います。

なぜなら、私たちはすでに
そういう恵みの中にいるからです。

ただそのことに気づいていないだけです。

それに気づかず、
「足りない」と感じて不安になるから、
奪い合ってばかりいる。

そのことによって、
この世に地獄を創り出しています。

では、どうすればいいのでしょう?

神は、次のように言います。

「無条件に与えること
(無条件に愛すること)を学んだとき、
無条件に受けとることもできるだろう。
人生は、それを経験するために
創られた乗り物なのだよ。」
(p.265)

無条件に与えること、
無条件に愛することをすれば、
無条件に受け取れるようになる。

私たちの人生は、
その経験のためにあるのだと言います。

そして、具体的な方法を示します。

「この考えで自分を包んでごらん。
ひとには生きていく基本的な権利がある。
たとえ、何もしなくても、生きる権利がある。
何も貢献しなくても、生きる権利がある。
尊厳をもって生きることは、
ひとの基本的な権利である。」
(p.265 – 266)

こういう新しい価値観に
浸ってみることです。

恐れからくる
これまでの古い価値観を手放すことです。

何もしなくても、
人間の尊厳を持って生きられるなら、
私たちは安心して自分に挑戦できます。

安心してやりたいことがやれ、
安心して最高に素晴らしい自分になろうと
挑戦することができます。

そんな素晴らしい世界になるための条件は、
すでに整っていると神は言います。

あとは私たちが、
それを受け入れるかどうかなのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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