光の使者となれ

光の使者となれ

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話2」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第20章の3回目になります。

「かつて在り、いま在り、
これから在るものはすべて--
すべてだよ--たったいま存在する。
だから、すべては……存在する。
しかし、そのすべてはつねに変化している。
生命はつねに
創造が進行するプロセスだからね。
だから、ほんとうの意味では、
在るものは……存在しない。
存在は決して同じではない。
つまり、存在するものは存在しない。」
(p.313)

またよくわからない話になりました。

神は、
これを「聖なる二分法」だと言います。

正直に言って、
私にもよくわかりません。

おそらく、理屈ではないのです。

理屈どおりに、
白は白、黒は黒とはならないのでしょう。

白でもあり、黒でもある。

それがこの世なのだと思います。

実際、この世のことは、
すべて矛盾を含んているように思います。

あちらを立てればこちらが立たず。

それでも、
どちらかを選ぶしかありません。

ですから、
矛盾している存在を
矛盾なく理解しようとすることが
そもそも無理なのです。

あせることなく、
そういうものとして受け止めておく。

それだけで良いのではないかと、
今は思っています。

ここでニール氏は、
神ともとに戻るためにたどるべき道を
神に尋ねます。

神は、こう答えます。

「霊性に戻りなさい。
宗教のことは忘れなさい。」
(p.314)

宗教はどうでもいいから、
霊性を重視するようにと言うのです。

なぜなら、役に立たないからと。

宗教が必要だと思わせたがる宗教は、
その人の自立を助けないからです。

「だから、組織的宗教の第一の仕事は、
あなたがたに自分自身への信頼を
失わせることなのだ。
二つめの仕事は、あなたにはない回答を
宗教がもっていると思わせることだ。
そして三つめ、最も大切な仕事は、
その回答をあなたがたに
何の疑問もなしに受けいれさせることだ。」
(p.315)

このように、
組織的宗教の問題点を示します。

私たちが自分を信じないように、
宗教に依存するようにさせる。

そうすることで組織的な宗教は、
権力を維持できるのです。

「宗教がしたことがはっきりと見える者なら、
宗教には神はないと思うだろうね!」
(p.316)

これはまた痛烈な批判です。

「宗教はどこへ行っても分裂を創り出す。
それこそ、神の対極だ。」
(p.316)

争わない宗教など聞いたことがありません。

神と人を分けない宗教など、
どこにもありません。

男を上とし、女を下とする。

こうして分裂させているのが宗教なのです。

「いいかね。
あなたがたはすべて聖職者だ。
ひとり残らず、そうなのだ。
神の仕事をするのに
とくに「ふさわしい」どんな階層も、
どんなひともいない。」
(p.317)

新しい霊性においては、
神と私たちは一体です。

ですから私たちは誰もが
聖職者なのです。

これまでの宗教のように、
特別な人だけが聖職者に選ばれる
ということはありません。

そもそもそれが分離思考なのです。

最後にニール氏は、
「絶対的な強者は絶対に何ものも求めない」
ということが、神の本性かと尋ねます。

神はこう答えます。

「純粋なかたちでは、わたしは絶対だ。
わたしは絶対的なすべてであり、
したがって、絶対に何ものも必要ないし、
求めないし、要求しない。」
(p.318)

私たちはこれまで、嫉妬深い神、怒る神、
復讐する神を創り上げてきました。

しかし、
それらはフィクションだと神は言います。

なぜなら、
何も要求する必要がないからです。

神は、私たちはつねに一体であり、
いつでも今の幻想から離れ、
合一の歓喜を味わえると言います。

だから、私たちの人生を楽しみ、
前に進むようにと、次のように励ますのです。

「あなたとわたしは、ひとつだ。
いまも、そして永遠に。
さあ、行きなさい。
そしてあなたの人生で真実を語りなさい。
毎日を、毎夜を、
あなたのなかの最高の考えの反映にしなさい。
あなたの、いまという一瞬一瞬を、
あなたを通して神が現れるという
すばらしい歓喜で満たしなさい。
人生でいきあうひとたちへの
永遠の、無条件の愛の表現を通して。
闇を呪わず、闇を照らす光になりなさい。
光の使者になりなさい。
あなたは光の使者だ。
だから、光の使者になりなさい。」
(p.319)

私たちは、光の使者として
生きることを選ぶでしょうか?

神は、そうするよう励ましたいます。

決めるのは常に自分です。

自分の自由意志で決めれば良いのです。

私は、
そういう生き方をしようと思っています。

なぜなら、
「神との対話」シリーズを読む中で、
これこそが真実と感じたからです。

すべての問題は、
分裂しているという思考から始まっている。

これを解決すには、
すべては「ひとつのもの」ということを
受け入れる他ないのだと。

だから、この考え方を広め、
そのように生きようと思うのです。

◆お知らせ

「神との対話2」の解説は、
今回で終わりになります。

引き続き、
「神との対話3」の解説に入ります。

開始まで、1週間ほど間が開きますので、
ご了承ください。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


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「傷ついた心を癒して幸せになる!
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