死ぬことを考える
- 2018.03.23
- 神との対話③
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第8章の1回目になります。
私たちは、いつ死ぬかも自分で選びます。
「どんな魂でも、
意思に反した経験が訪れることはない。
そもそも不可能なのだ。
魂がすべての経験を創造しているのだから。
魂に欠けているものは何もない。
すべてをもっている。」
(p.176)
魂が神そのものであるなら、
神の意に反することが起こるはずがない
ということは明らかですよね。
したがって、生まれるのも死ぬのも、
魂の望みのままなのです。
では、
魂はいつ肉体の死を選ぶのでしょう?
「特定のかたちにとどまっても、
もう何の役にも立たなくなったとき、
魂はかたちを変える。
自分の意思で、喜んでかたちを変え、
宇宙の車輪の上を進む。
大きな喜びを感じながら。」
(p.177)
魂は、肉体の「死」を
悲しんだりしないのでしょうか?
「「あの世」で自分が何を創造したいか、
はっきりわかっていれば、
あるいは死後は神のもとに戻り、
一体となるという
はっきりした信念をもっていれば、
魂は決して「死」を悲しんだりしない。」
(p.178)
魂にとっては肉体の死は、
より自由な形なるわけですから、
それは至福であると言います。
きっとそうなのでしょうね。
では、身体から離れると自由になれて、
それが魂にとって幸せなら、
身体に留まっている魂は不幸なのでしょうか?
「身体とともにいる魂は不幸ではないよ。
それどころか、
現在のかたちのあなたといることを、
楽しんでいる。
しかし、そこから離れることもまた
楽しいということは、充分にありうる。」
(p.178)
魂は、留まるのも離れるのも、
ワクワクしていることなのでしょうね。
一方、肉体を持った私たちは、
死を恐れ、悲しみます。
そのため、あえて死を考えないで
過ごそうとしたりします。
でも神は、死と喪失について考えなければ、
人生がわかっていないことになると言います。
その瞬間というものを意識すれば、
考えざるを得ないはずだとも。
「どの瞬間も始まったとたんに終わる。
それがわからないと、その瞬間の
どこがこのうえなく大切なのかわからず、
平凡なひとときにしか思えないだろう。
どんな交流も、
「はじまりが始まった」瞬間に
「終わりが始まる」。
そのことをよく考え、深く理解してはじめて、
すべての瞬間の、そして人生そのものの
貴重さが充分にわかるだろう。」
(p.179)
茶道では「一期一会」と言います。
この出会いは、今この時しかありません。
それを大切にする思いです。
人生はまさにそういうものです。
始まったということは、
終わりに向かっているということ。
人は生まれた瞬間から、
死に向かって歩き出しているのです。
「死を理解しなければ、生命は与えられない。
理解するだけではいけない。
生を愛するように、死を愛する必要がある。
これが最後だと思えば、
誰かと一緒のひとときが輝くだろう。
どの瞬間も、
経験するのはこれが最後だと思えば、
はかり知れないほど重いものになるだろう。
死から目をそむけているから、
自分自身の生命を考えなくなるのだよ。」
(p.179)
私はこれを読んで、
日々の暮らしの中で死を意識すべきだ
と感じました。
特に、妻といつか別れる日が来る
という事実です。
だから決めたのです。
「妻に語った最後の言葉は
「ありがとう」にしようと。」
出かける時は、
必ず妻に「ありがとう」と言います。
だって、
いつが最後なのかわからないのですから。
いつも、
これが最後かもしれないと思って、
「ありがとう」と言うのです。
声に出して伝えられない時でも、
心の中でそう言います。
最近はありませんが、
たとえ喧嘩をした時であっても、
「ありがとう」と言うのです。
こういう習慣を持つことによって、
私にとって死は、身近なものになりました。
常に死を意識しているからです。
そうすると、妻以外の人に対しても、
同じような考えができるようになりました。
どんなに頭にくるようなことをされても、
この出会いもまたいつか、
「良かったなぁ」
と思える日が来るのですから。
もしそうだとすれば、
その時にその人がもういない
ということも有り得るわけです。
ぜひ、死について考えてみましょう。
そして、死を考える習慣を
身につけてみませんか?
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赤木篤 (あかき・あつし)
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