小さな魂の物語(続編)
- 2018.06.11
- 神との対話③
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第21章の3回目になります。
前回の最後に、
神の愛は変化することで、
変化する私たちに対応する
という話がありました。
つまり、変化することで
神の愛は永遠なのです。
たとえ私たちが極悪人になろうと、
それは変わらないと言います。
でも神は、道を外れた私たちを、
悲しみながらも愛を込めて罰する
ということはしないのでしょうか?
すでに答えは他で語っていることですが、
再度、神は語ります。
「いや。わたしは決して悲しまない。
「しなければならない」ことなどないから。」
(p.420)
「わたしは決して罰しない。
あなたがたはこの世でもべつの世でも、
やめようと思うまでは
自分を罰するという選択をするかもしれない。
だが、わたしは罰しない。
わたしは
傷つくことも被害を受けることもないからだ。
わたしの一部としてのあなたも、
傷つくことも被害をうけることもない。」
(p.420)
神は、愛さないという選択も、
罰するという選択もしません。
このことはすでに語られているので、
ここでは説明を省きます。
ここで神は、1冊目にあった
「小さな魂と太陽のたとえ話」
を持ち出します。
※<2020年2月15日追記>
1冊目の本の解説が漏れていたので追加しました。以下よりご覧ください。
http://kamitai.kekkon-4awase.com/2020/02/10/post-1259/
http://kamitai.kekkon-4awase.com/2020/02/11/post-1262/
あの話には続きがあるのだと言って、
それを語ります。
その話を要約しましょう。
神は小さな魂に、
どんな神の一部にを体験するかを
自由に選んでいいと言います。
すると小さな魂は、
「完璧な赦し」という部分を体験したい
と答えます。
しかし、厄介な問題が起こりました。
創造されたものはすべて完璧なので、
赦す相手が誰もいなかったのです。
その時、1つの魂が歩み出て、
「わたしを赦せばいい」と言いました。
次の物質的な人生の中で、
あなたに何かをするから、
そうしたら私を赦せばいいと。
でも、その魂も完璧な存在です。
赦さなければいけないようなことは
どこにもありません。
「「しかし、どうしてそんなことを
してくれるんですか?」
小さな魂は、これほど完璧な存在が
「悪い」ことをするために、わざわざ
振動をスローダウンさせようとするのは
なぜなのか、はかりかねた。
「簡単だよ」友好的な魂は説明した。
「あなたを愛しているからするんだ。」
(p.422)
友好的な魂は、
あなたも同じことをしてくれたと言います。
私たちはみな全体の一部であり、
対極として存在することで
神の最も偉大な部分を
体験しようとしています。
「わたしたちにはわかっているからね……。
あなたでないものが存在しなければ、
あなたもまた存在しない。」
(p.422)
「悪」がなければ「善」もありません。
悪いことをする誰かがいなければ、
その人を赦すということもできないのです。
そこで友好的な魂は、
1つのことを頼みたいと言います。
「わたしがあなたを襲い、暴力をふるうとき、
想像しうるかぎり最悪のことをするとき--
その瞬間に--
ほんとうのわたしを思い出してほしい」
(p.423)
小さな魂は喜んで、
それを絶対忘れないと約束します。
目の前の完璧なあなたを思い出す
と誓ったのです。
そこで神は、ニール氏に問います。
「だが、小さな魂よ、
あなたはほかの者への約束を守ったかな?」
(p.423)
私たちは人生の中で、
誰かからひどいことをされた経験が
少なからずあると思います。
それは、私たちが望んだこと。
神の一部を体験するために。
私たちは、あえて悪いことをする役を
引き受けてくれた魂との約束を、
はたして守ったでしょうか?
これは何も、
理不尽なことをされるという
経験だけではありません。
たとえば、誰かを支援したいと願えば、
支援される側が必要になります。
つまり、
「支援する」という体験のために、
支援される人を生み出している
とも言えるのです。
その支援される人を見たとき、
上から目線になっていなかったでしょうか?
支援しても感謝されないなどと
不平不満を言わなかったでしょうか?
感謝すべきは、支援する側だったのに。
残念ながら私も、
そういうことができていませんでした。
相手を完璧な存在として見て、
あえてそうしてくれたことに対して
感謝する思いがありませんでした。
まったく悲しいことに、
私もその程度なのです。
しかし神は、
悲しがることはないと言います。
今、真実に気づいたのであれば、
それを喜べばよいのだと。
「神があなたを見る目で自分を見れば、
微笑みたくてたまらなくなるだろう。
だから、出発しなさい。
そしてお互いにほんとうの姿を見るのだ。
観察だよ。観察、観察すること。
前にも言ったが……あなたと
高度に進化した存在の大きなちがいは、
彼らがもっと観察することだ。
あなたも進化のスピードを速めたいのなら、
もっともっと観察することだ。」
(p.424)
私たちが
赤ちゃんを見て微笑ましく思うように、
神も私たちをそのように見ています。
ですから落ち込むことなく、
前に進めばいいのです。
それには、
観察することだと神は言います。
「それから、
自分自身を出来事として観察しなさい。
あなたがたは人間であり、存在だ。
あなたがたはプロセスだ。
それぞれの「瞬間」のプロセスの産物、
それがあなたがただ。
あなたがたは創造者であり、被造物だ。」
(p.424)
出来事というのはプロセスでしたね。
つまり、プロセスとして観察せよ
ということです。
私たちは、
神と同じプロセスであると同時に、
被造物でもあります。
それを、
変わらない私個人として見るのではなく、
瞬間瞬間に創造される存在として
観察するということです。
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