罪悪感を捨てるのがカギ

罪悪感を捨てるのがカギ

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との友情・上下」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第5章の7回目です。

この章では、神と友情を結ぶための
「七つのステップ」の1番目、
「神を知ること」について書いています。

前々回から、まず自己と友情を結ぶために、
真の自分は何か、
真の自分ではないものは何かを
知ることが必要だという話をしています。

過去を手放して未来を選ぶことが重要であり、
私たちは選択することで変われるのだと。

そして選ぶ未来の自分は、
見つけるのではなく創るのだ
というのが前回の話でした。

意識してもしてなくても、私たちは
常に何らかの決定(選択)をしており、
それによって自己創造しているのだと。

そのための強力なツールがある
というのも前回の話でした。

今回は、その続きです。

その強力なツールである
「魔法の問いかけ」について神は語ります。

「じつは、魔法の問いかけは二つある。
正しいときにその問いかけをすれば、
あなたの進化は想像もできないほど、速まる。
その問いかけとは、
--これがわたしか?
--愛なら、いまどうするか?
岐路に立ったとき、
いつもこの質問をして答えれば、
あなたは「新しい福音」の生徒から
教師へと成長するだろう。」
(上 p.111 – 112)

このことは、
すでに1冊目の本にも書かれていますね。

「すべての人間関係の決定的な接点において、
問題はひとつしかない。
「いま、愛なら何をするだろうか?」
ほかのどんな疑問も無縁であり、
無意味であり、
あなたの魂にとって重要ではない。」
(「神との対話」 p.175)

「気高い選択」をすることが重要だとして、
このような問を示しています。

ここでも同じように、
2つの問いかけによって、
自分の進化を速めることができる
と神は言います。

ここでニール氏は、
罪悪感の話に戻します。

本当に話がそれますね。(笑)

人殺しなど
取り返しのつかないことをしてしまった場合、
それでも過去を放り出せるのかどうか
ということです。

神はこう答えます。

「もういちど言うが、
過去にしたことは、あなたではない。
ほかのひとはそう思うかもしれないし、
自分自身ですらそう思うかもしれないが、
真の自分ではない。」
(上 p.112)

たしかにそうかもしれませんが、
周りの人は絶対に許さないでしょう。

本人も罪悪感にさいなまれるか、
自暴自棄になってしまうか、
人生に望みを失ってしまうかもしれません。

人生が無意味だと感じるかも。

しかし神は、そうではないと言います。

「無意味な人生などない!
いいかね、どんな人生にも、望みはある。
不安と罪悪感は、人間の唯一の敵だ。」
(上 p.113)

ニール氏が前にも言ったと指摘しますが、
3冊目でそう言っています。

「人間の唯一の敵は、罪悪感と不安だよ。」
(「神との対話3」 p.19)

神は、不安と罪悪感を抱くことは
役に立たないと言うのです。

「不安を手放せば、
不安のほうでもあなたを放してくれる。
罪悪感を振り捨てれば、
罪悪感のほうもあなたを捨ててくれる。」
(上 p.113)

しかし、そんなに簡単に捨てられない
と多くの人は感じるでしょう。

それに対して神はこう言います。

「そうしようと決めればいい。
自分で決められることだ。」
(上 p.113)

単に意志の問題だというのですね。

「必要なのは、
心と魂と精神の深いところでの決断だけだ。
これはわたしではない、
と決断することだけだ。」
(上 p.113)

ここでも、自分がどうありたいかを
自分が決めることが重要だと言います。

不安や罪悪感を抱くのが自分らしくないなら、
これは私ではない、と決めることです。

しかし、犯してしまった罪を
どう償えばよいのでしょう?

人を殺した場合、
殺したという事実は消せないし、
その人を生き返らせることもできません。

それについて神は、
償いの方法があると言います。

「償いの機会は、あなたがたが
死と呼ぶものと同時にやってくる。
「償い(atonement)」とは、文字どおり、
「ひとつになるとき(at one ment)」だ。
あなたもほかのすべても一体だという認識だ。
わたしをふくめて、
すべてと一体だという理解だ。」
(上 p.114)

たしかに、私たちが「ひとつ」であれば、
加害者も被害者も「ひとつ」であれば、
それが救いになります。

「ひとつ」であれば、
そこに「加害者」も「被害者」も
いないからです。

右手が左手を傷つけても、
右手が加害者で左手が被害者
というわけではありませんから。

「自分もほかのひとも一体だ、
と体験的に知るのだよ。
そのとき、
「わたしたちすべては一体である」
という言葉が概念ではなく、体験になる。」
(上 p.115)

「これは「裁き」ではなくて成長だよ。
神の「懲罰」ではなくて、
進化のプロセスなのだ。」
(上 p.115)

死後、私たちは「一体化」を体験し、
自分の人生をそれぞれの立場で
振り返ると言います。

そうすることで気づきを得るのです。

「神はあなたがたへの仕返しには関心がない。
神が関心をもっているのは、
あなたがたを前進させることだけだ。」
(上 p.116)

「悪い」ことをしたから罰を与える
というのは、神の考えにはありません。

なぜなら、神とは存在のすべてですから。

だから、罪悪感を抱くことは、
神らしいことではないのです。

ニール氏も納得して、次のように言います。

「罪悪感を感じなくなったからって、
後悔していないわけじゃない。
後悔からは学べますが、
罪悪感はひとを萎(な)えさせるだけだ。」
(上 p.116)

このように罪悪感からも解放されれば、
人生を前向きに生きることができます。

どんな自分であったとしても、
今の自分を受け入れ、
友だちになれるでしょう。

「もういちど自分と友だちになり、
自分と恋に落ちて、
ついに真の自分を知るだろう。
真の自分を知れば、
わたしを知ることになる。」
(上 p.117)

かくして、神と友情を結ぶための
第1ステップが完成します。

過去の自分は真の自分ではないと知り、
今、真の自分とは何かを決める。

その選択を繰り返すことです。

それが、真の自分を知ること。

それが神を知ることなのです。

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