内側に入るということ

内側に入るということ

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との友情・上下」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第8章の3回目です。

この章では、神と友情を結ぶための
「七つのステップ」の3番目、
「神を愛すること」について書いています。

前回は、私たちも神と同様に、
幸せのためには何も必要としない
という話でした。

必要なものはすべて内側にあるのだから、
外側に探していては幸せになれないのだと。

今回は、その続きになります。

内側に探すためには「内側に入れ」と、
神はしつこく言います。

では、
どうすれば内側に入れるのでしょう?

内側に入るとは、
どういうことなのでしょう?

神はそれを、次のように説明します。

「静かにしていること。
静けさのなかで、ただ自分とともにいること。
それを、いつも心がけなさい。
毎日、そうしなさい。
できれば、毎時間、少しでもそうしなさい。
ただ、止めること。
すべての行為を止めることだ。
すべての考えを止めることだ。
しばらくのあいだ、ただ「存在」しなさい。
ほんの一瞬でもいい。
そうすれば、すべてが変わる。
毎日、
夜明けの一時間を自分自身に与えなさい。
その聖なる時間に、自分と出会いなさい。
それから一日に取り組みなさい。
そうすれば、
あなたはちがった人間になるだろう。」
(上 p.198)

これは「瞑想」のことだとも言えますが、
神はレッテルや方法論にとらわれるな
と言います。

つまり、座禅でもかまわないし、
ヨガでも、単に深呼吸でもいいのです。

ともかく、
独りの時間を静かに過ごすこと。

それが「内側に入ること」だと、
神は言うのです。

何も、座ることだけではありません。

歩くことでもいいし、
掃除をすることでもいい。

そう、無心に床を、トイレを、
磨くこともいいかもしれませんね。

「あなたが見たこともないほど
きれいな床にしますから!
そうすれば、
わたしの魂がきれいになるのです。
幸せには
自分以外の何かが必要だという考えを、
きれいにぬぐい去れるのです--。
奉仕は、
深いかたちの瞑想になりうるのだよ。」
(上 p.199)

このように神は、
僧侶たちの掃除に対する姿勢も
瞑想と同じなのだと言います。

仕方なくやるのではなく、
自分が望んでやることですね。

そういう作務は、
座禅と同じかそれ以上の
魂の修行になるのです。

ここでニール氏は、
もし幸せに何も必要ないとわかったなら、
反社会的になるのではないかと言います。

つまり、
相手が何も必要としないのであれば、
相手のために何かをする必要もないからです。

自分も何も必要としないのですから、
相手に何かをしてもらう必要もない。

そうなれば、
相手の思いに関係なく好き勝手なことを
するようになるのではないかと。

しかし神は、
ますます社会的になると言います。

自分が失うものは何もないとわかるから、
相手に無条件に与えることができる。

それが社会的になることだと。

「何かを失うかもしれないという考えほど、
愛しあうことを妨げるものはないのだよ。」
(上 p.199)

たしかに、失うことの不安は、
真の愛から遠ざけます。

失う不安があるということは、
それを必要だと感じていること。

必要なのですから、
取引しようとするのです。

「わたしが必要なものは何もないから、
あなたの何も求めないし、欲しないし、
要求しない。
あなたがたへのわたしの愛は、
無条件、無際限だ。」
(上 p.200)

よく、
太陽の光が無条件の愛に例えられます。

太陽の光は、
善人にも悪人にも、道路の犬の糞にさえ
別け隔てなく降り注ぎます。

そして、降り注いだことに対して、
何も要求しません。

感謝すら求めません。

そういうことを私たちは知っていながら、
どうして取引する神を信じるのでしょうね?

どうして無条件に愛すると、
社会が上手く行かなくなる
と想像するのでしょう?

それは、仮に自分が無条件で愛しても、
他の人が同じようにしなければ
自分は失うばかりだという不安だと思います。

私は無条件で愛してもいいけど、
あなたも同じように愛してね。

もうすでに、
「あれっ、何かおかしいな?」
と気づかれたことでしょう。

「無条件」になってないのです。(笑)

このことは、
次の「期待」という
愛の消火剤につながります。

その前に、ニール氏が1つ質問します。

以前に神は、
セックスも瞑想になると言ったことです。

これは少なくとも1人ですることではないし、
自分自身といることには
ならないのではないかと。

神はこう答えます。

「そう思うなら、
あなたは真の愛を知らないのだ。
真の愛のなかでは、
部屋にいるのはあなたひとりだ。
はじめは他者とともにいても、
それが一体であること、
自分自身といることの体験になる。
それこそが性的な表現の全体的な目的であり、
愛のすべてのかたちなのだから。」
(上 p.200)

セックスによって他者と一体化するとは、
肉体だけでなく、精神的にも魂的にも、
一体化することなのですね。

そうなった時は、
セックスさえも瞑想になり得る。

なかなかそういう境地には至りませんが。

でも、そうであれば、
セックスに限らずすべての状況が
瞑想になるはずです。

なかなかそういう境地には至りませんが。
(笑)

でも、そうだからこそ、
まずは独りで静かにしていることを
神は勧めるのでしょう。

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