対立する相手を癒す方法

対立する相手を癒す方法

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第15章の1回目です。

「平和への五つのステップ」の
詳しい説明が続いています。

4つ目のステップで、
神や生命についての新しい理解を模索し、
検討する勇気をもち、
その理解が私たちの内なる真実と智恵に
ぴったりするなら、
それを取り入れることで
信念体系を拡大することです。

前回の最後で、
現状を機能不全だと認識しているなら、
今すぐ、自分が変えていくことだ
と神は言いました。

章は変わりますが、今回はその続きです。

神は、1人の人間が
自滅の道へ進ませることができるなら、
1人の人間が
自己革新のきっかけにもなり得ると言います。

「人類はいま、自己革新を求めている。」
(p.200)

「人びとが待ち望んでいるのは、
誰かが立ち上がって道を示してくれることだ。
誰かがボールを転がしてくれることだ。
最初のドミノを倒す人間だ。」
(p.200)

最初に立ち上がる人間を
人々は待ち望んでいる。

神はそう言うのです。

しかし、1人の救世主が現れて、
世界を救う時代ではないとも言います。

「ひとりの救世主の時代は終わった。
いま必要なのは、共同行動、一致した努力、
集団的な再創造だ。
いま求められているのは、
たったひとりの人間ではなく、
それぞれの家族やコミュニティや
影響が及ぶ範囲で
「そのひとり」になろうという意志をもつ、
おおぜいのひとたち、
いま、その場で
変化をもたらす仕事をしようという
ひとたちだ。」
(p.200)

仲間として、それぞれの場で、
影響を与えていく人たちが求められている。

そう神は言います。

「あなたは、そのひとりだろうか?
あなたは、ふれあうすべてのひとたちの
インスピレーションとなることを
選択するだろうか?
いま、
あなたの魂が問いかけているのは、それだ。
あなたがこの本に導かれてきたのは、
そのためだ。」
(p.201)

「神との対話」シリーズでは、
必ず1回は問いかけられる言葉です。

自分はどうするのか?

そして、その答えを決めるのは、
自分しかありません。

この本によって神は、
変革のさきがけとなろうとする私たちを
助けようとしてくれています。

しかし、私たちが神についての認識を
正しく持っていなければ、
また同じことが繰り返されます。

つまり、どの神が正しいのか
という論争を繰り返してはならないのです。

では、どうすればいいのか?

神は、こう答えます。

「どうしてそう感じるのかは理解できる、
あなたがたの信念はわかる、
と言ってあげなさい。
だから、その信念について--
また、世界のほかの信念について--
お互いにもっと学べることがないか、
話し合いたい、と言ってやればいい。」
(p.203 – 204)

「そんな考えは理解できない」
と言って切り捨ててしまうのが、
これまでの私たちです。

韓国の日本に対する対応についても
そうではないでしょうか?

理解できないということは、
ある意味で恐いことです。

ですから、どんな形でもいいから理解して、
安心しようとします。

そこで私たちは、
「嘘つき」「性格がネジ曲がっている」
などのレッテルを貼ることによって、
「だからそうなのだ」と思って
安心しようとしているのです。

しかしそれは、
互いに批判非難し合う結果にしかなりません。

神はここで、
「あなたがそう感じることはわかる」
と言って理解を示し、
話し合いをするようにと言っています。

このことは、
斎藤一人さんも言われてますね。

まずは、「それもわかるよ」と言って、
相手を肯定することから始めるのです。

しかし、敵対する相手を受け入れ、
「それもわかる」と言うことは、
なかなか難しいことです。

こちらが受け入れる気持ちでいても、
さらに傷つけてくるかもしれません。

それについて神は、こう言います。

「ひどいことをしている人間に、
たとえつかの間であれ、
それをやめさせることはできるよ。
どうしてそんなことをするのか、
とたずねればいい。
人間はもともと、
ひどいことをするようにはできていない。
人間の基本的な性格は、愛だ。
ひどい人間になるのは信念のせいだ。
だから--恐ろしい出来事のさなかでも--
こうたずねてごらん。
「わたしを傷つけなければ
自分が癒されないと感じるなんて、
いったい何にそれほど
傷ついているのですか?」と。」
(p.204)

そこから対話が始まるのですね。

「すばらしい問いかけだよ。
マイナスのエネルギーを
浴びせられる不和のときに、ぴったりだ。
家庭でも国際的な関係でも効果がある。
だが問いかけたら、
その答えに耳をかさなくてはいけない。
プロパガンダだと切り捨てたり、
放置してはいけない。
賛成できないからと無視し、
ばかにしさげすんではいけない。」
(p.204)

問いかけたなら、
その答えをしっかりと受け止める覚悟が
必要なのですね。

でも、相手の答えを聞いたところ、
賛成できない答えだった場合は
どうすればいいのでしょう?

「もちろん、あなたは賛成できないだろう。
もしできるなら、
誰とも争いにはなっていないはずだからね。
誰かがあなたと争っているときには、
相手はふつう、あなたの関心を求めている、
ということを理解しておくといい。
争わなくてもあなたが耳をかし、
傷ついている相手を助けてやれば、
相手は自分だって危険はいやだから、
戦わないでおこうと思うかもしれない。」
(p.204 – 205)

何かと絡んでくる相手は、
こちらの関心を求めていると言います。

つまり、答えに賛成しなくても、
関心を示してあげるだけで
争いは避けられる可能性があると言うのです。

相手を否定することによって、
相手を変えることはできません。

相手を受け入れることによって、
相手自身が変わるのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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