神とは変化のプロセスだ

神とは変化のプロセスだ

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「明日の神」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第6章の1回目です。

「明日の神」という
神の概念に対する大きな変化が、
世界の危機を救うことになる
という話をしてきました。

信念の大きな変化が、
世界の激変につながるのです。

そこで、
この「変化」とわたしたちの複雑な関係が、
神との複雑な関係を生み出した
と神は言います。

「なぜなら、
「神」と入れ替えることができる言葉が
「生命」のほかにもうひとつあり、
それは「変化」だからだ。」
(p.92)

「それから
「神」と「生命」という言葉は
入れ替え可能だとも言った。
いま言おうとしているのは、
神とは「変化のプロセス」だということだ。
だから「神」と「変化」という言葉は
同義語なのだよ。」
(p.93)

「神」は「生命」と同義語ですが、
「変化」もまたそうだと言うのですね。

このようにいろいろな表現をすることで、
これまでの神の概念を突き崩し、
新しい概念を受け入れられるようになる。

そのために神は、
こういう話をしているのです。

そこで、「昨日の神」と「明日の神」の
重要な違いの6番目を次のように言います。

「6.「明日の神」は、つねに変化している。」
(p.93)

「神はつねに拡大して、生成している。
拡大し、生成するというプロセスは
決して終わらない。
それが生命の機能であり、
生命の適応方法であり、
生命が自らを維持する方法だ。
このプロセスをあなたがたは進化と呼んだ。」
(p.94)

仏教では「諸行無常」と言います。

この世において、
変化しないものは何一つありません。

動かないように見える岩でさえ動いており、
変化します。

生命が存在のすべてであるなら、
存在のすべては常に変化しているのです。

「生命はすべて動いているエネルギーだ。
じっと静止しているものは何もない。
何もないのだよ。
宇宙には静止しているものは何もない。
すべては動いている。
すべては変化している。」
(p.95)

絶対零度において分子運動は止まりますが、
原子は動き続けています。

宇宙の星々は、常に高速で動き回っています。

たしかに、
静止しているものはありませんね。

では、変化のスピードの違いは、
どこにあるのでしょう?

神は、
認識のレベルの違いだと説明します。

「自分自身を
完全に認識しているエネルギーは、
違いを生み出すスピードが速い。」
(p.96)

「低スピードで振動している
エネルギー・システムは安定していて、
信頼できて、あてになる。
それは「何度も何度も
以前と同じパターンを生み出し、
パターンそれ自体が非常に長期間かかって
変化していく」からだ。」
(p.96)

星の動きは安定していて、
同じパターンを繰り返します。

無機物の変化は、
非常に時間がかかるのです。

「すべては自己認識のレベルに
関係しているのだよ。」
(p.97)

無機物であっても、それは生命であり、
自分を認識していると神は言います。

「そう、すべては自分を認識している。
自己認識のレベルが違うだけだ。
高度な自己認識をもったエネルギーは
つねに自己認識をもっと高めようとする。
あるエネルギー・システムが
自分自身への認識を高めだしたら、
もっともっと高めようとする。」
(p.97)

「知れば知るほど、もっと知りたくなる。
体験すればするほど、もっと体験したくなる。
それが生命の習いだ。
生命は生命自体のプロセスを通じて、
もっと生命を求める。」
(p.97)

より拡大しようとし、
もっともっとと求める。

それが生命だと言うのですね。

そしてそのスピードの差は、
自己認識のレベルの差であると。

そこで、自己認識について
神は新たな説明を始めます。

「すべての生命は、いちばん小さな細胞、
分子、分子以下の粒子にいたるまで
知性をもっている。
それぞれに
基本的な知性が組みこまれているのだ。
細胞の暗号だね。
だからこそ、小さな粒子は
きちんと理にかなった方法で動いている。
その動きが特定の予測できる結果を生み出す。
その結果が「生命」と呼ばれるものだ。」
(p.99)

「あなたがたの一部は、
この組みこまれた知性を
「生存本能」と呼ぶ。」
(p.100)

「進化というプロセスのある時点で、
生命エネルギーが
自分を認識していることを意識するのだ。」
(p.100)

つまり、
もともとすべての生命エネルギーは、
粒子として現れるどんな小さな単位にも、
知性を宿しているのです。

その知性によって、
一定の定められた動きをします。

そこには高度に進化した生命であっても、
無機物のような存在でも、
違いはないのです。

ところがある時点で、
自分を認識していることを
意識するようになる。

これまでは、
意識せずに自分を認識していたのに。

これは実に大きな出来事なのです。

「なぜなら、そこからわたしが
「分離現象」と呼ぶものが生まれるから。
生命の一要素がはじめて、
自分は神から離れているという「考え」を
いだく瞬間。
これが「最初の転換点」だ。」
(p.100)

自己認識を意識することによって、
自分は全体から離れている
という考えが可能になるのですね。

つまり、統合から分離への転換点です。

この話は、次回へ続きます。

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