絶望から救われるために

絶望から救われるために

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神へ帰る」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第10章の2回目です。

前回は、自殺によって死んでも、
魂の課題から逃れることはできない
という話でした。

今回はその続きになります。

「もういやだ、
現在の課題とぶつかりたくない
とひとが感じるのは、
自分がたったひとりで
取り組まなくてはならないと思うからだ。
これは誤解なのだが、
多くのひとがそう思っている。
孤独はいまの世界における最大の苦しみだね。」
(p.95)

私たちが自殺に逃げようとしてしまうのは、
孤独を感じているからだと言うのですね。

「だからこそわたしはここで、
あなたがたには頼る力があると言うのだし、
あなたもそのことを
世界中のひとに伝えてほしい。」
(p.95)

孤独を解消するには、
素直に「頼る」ことなのですね。

そしてそのことを、
人々に伝えていかなければなりません。

その「頼る」対象は、もちろん神です。

「わたしがいることを絶対的に知るためには、
わたしに呼びかけさえすればいい。
絶対の信頼をもって手を差しのべさえすれば、
わたしは手を差しのべてあげる。」
(p.95)

神を信じ、神を頼る。

そうすれば神は救いの手を伸べてくださる。

そう神は言うのです。

しかしこれは、
こちらから「助けてくれ」と言わなければ
助けてくれないとも思えます。

なんだか意地悪な神ですね。

それに、これまでだって神を頼み、
神にすがりながらも
窮地に陥った人はたくさんいるでしょう。

このことについて、
神は次のように答えます。

「いま重要なのは、いま、たったいま、
あなたの前に
答えがあるかもしれない可能性について
考えることだ。
目を見開けば、見えるだろう。
理性を開けば、わかるだろう。
心を開けば、答えがあると感じるだろう。」
(p.96)

つまり、
答えは与えられているということです。

その可能性を考えていない、
その可能性を信じていないから、
答えが得られないのだと。

「絶対的に知って、
わたしに呼びかけるときにだけ、
あなたは答えが与えられていることに
気づくだろう。
なぜなら、「あなた」が知って、
「あなた」が感じて、
「あなた」が宣言すること、
それだけがあなたの真の経験になるから。」
(p.96 – 97)

信じていないことは現実になりません。

宇宙は巨大なコピー機です。

答えがあると信じていなければ、
答えを得られないのです。

私たちは絶望し、
もう取り返しがつかないと落ち込みます。

そういう精神状態では、
答えが目の前にあるとは
信じられないでしょう。

「あなたが何をしようが、
どんなことを引き起こそうが、
取り返しがつかず、
癒されることも不可能なほど
恐ろしいことはありえない。」
(p.97)

神に不可能はありません。

どんな状況からでも、
私たちを再び完全にすることができる
と神は言うのです。

「しかし、あなたは自分自身を
批判することをやめなくてはいけない。
いちばん強力な批判をするのは
あなた自身だ。」
(p.97)

自分を否定するから絶望するのです。

他人がどう評価するかなど関係なく、
自分の価値を信じることが大切です。

「そうではなく、たったいま、
このわたしが驚嘆と真実のなかで
あなたを見ていること、
あなたを完璧だと見ていることを知りなさい。
あなたを見るわたしには、
たったひとつの思いしかない。
「これがわたしの愛する者、
わたしがおおいに喜びとする者だ」」
(p.97)

他の人は、
自分の価値観で他人を評価します。

つまり、自分のフィルターを通して、
人を見ているだけです。

そこに反映されるのは自分の思いであり、
自分自身を見ているだけなのです。

ですから、他人の評価を気にせず、
神の評価を気にするようにと言うのですね。

神は、つねに私たちを
完璧な存在だと見ているのです。

そして私たちを愛し、
その存在を喜びと感じているのです。

私たちが絶望から離れ、
意識的に課題に挑戦するようになるには、
次のことが重要だと神は言います。

「大事なのは
あなたがたのアイデンティティ、
あなたがたは何者かということだ。」
(p.97)

私たちが自分のことをどう考えているのか?

もし、ちっぽけな存在だと考えていれば、
絶望してしまうでしょう。

しかし、
もっと大きな存在だと知っていれば・・・。

「あなたがたはいまこの瞬間、
一〇万の天使に囲まれている。
さあ、その天使たちの援助を受け入れなさい。
それから天使たちの贈り物を
ほかのひとに渡しなさい。
与えることで受けとることができ、
癒すことで癒されるのだから。」
(p.98)

助けはいます。

救いはあります。

あとはそれを
受け入れるかどうかだけなのです。

ここで神は、
「安楽死」について語ります。

「安楽死と自殺と
同じと見なすことはできない。」
(p.99)

「自殺」とは、
まだ充分に活動的であるにも関わらず、
絶望によって死を選ぶことです。

しかし「安楽死」とは、
死を待つばかりの状態において、
肉体的な苦痛を避けるためのものです。

「そして、あらゆる医学的な証拠からみて、
どう考えても終わりが間近い人生に
終止符を打つことは、
まったくべつの種類の判断だよ。」
(p.99)

そう言って神は、
「自殺」と「安楽死」は別のものとして
考えることを勧めます。

そして「安楽死」については、
それぞれの魂の判断だと言うのです。

肉体的な最後の苦痛に意味があるのかどうか?

その質問の答えは、
どれが正解と呼べるものではなく、
その人ごとに与える意味が違うのです。

ですから、
自分で答えを出すしかないのだと。

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