お金に困らなくなる方法とは

お金に困らなくなる方法とは

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第11章の1回目になります。

前回まで第9章で今回から第11章ですから、
違和感を感じられるかもしれません。

実は第10章は、
ニール氏と神との短い会話だけなのです。

一応、引用しておきましょうか。

ニール氏が神を愛していると言い、
知っているかと神に問いました。

それに対して神は答えます。

「知っている。
そして、わたしもあなたを愛している。」
(p.216)

これだけです。

特に言及することもないのですが、
神はすべてを知っている
ということが言えるかと思います。

なぜなら、神も含めて私たちは
「ひとつのもの」なのですから。

さて今回から、
ニール氏の次の質問に入ります。

ニール氏は、路上生活をするほど
落ちぶれた経験があります。

したがって、
どうすればお金に困らなくなるのか?
ということが、彼にとって
切実な問題だったようです。

「あなたの場合、
自分自身の価値が問題なのではない。
あなたには大きな価値がある。
ほとんどのひとがそうだ。
あなたがたは
自分に価値があると考えているし、
そう思うべきなのだ。
問題は、自分に
価値があると思えないことではない。」
(p.219)

自分に価値がないと思うから、
お金が充分に入ってこないのだ
と言う人は大勢います。

しかし神は、そうではないと言います。

私たちは自分に価値があると思っている、
と言うのです。

この部分は、
ここではそれ以上に解説されていません。

そこで推測すると、
こういうことかと思います。

自己卑下する人も、実は心の底では
自分に価値があると思っています。

「私なんかダメですよー。」

そう言う人に対して、
「そうですね。あなたはダメですね。」
と言うと、怒り出したりします。

「そんなにはっきり言わなくても
いいじゃないですか!」

本人が言うとおりに認めたのですから、
本来は喜ばれるはずですよね?

つまり、表面上は謙遜して見せても、
内実は自分に価値があると思っていて、
それを認めて欲しいだけなのです。

でも、自分で価値があると言うと、
否定される可能性があります。

それを恐れて、
先に自分で否定しているのです。

ですから、ほとんどの人が、
自分に価値があると信じています。

神は、自分に価値があると
信じないことが問題なのではなく、
別のところに問題があると言うのです。

「問題は豊かさというものの原則が
理解できていないことだ。
何が「正しい」か、何が「悪」かについて
大きな誤解がある。」
(p.220)

こう言って、その例をあげます。

「あなたは、金は悪いものだと思っている。
また、神は善いものだと思っている。
それはよろしい!
しかし、あなたの思考のなかでは、
神と金は混じりあわない。」
(p.220)

「すると、おもしろいことになる。
なぜなら、良いことをして金を得ることが
むずかしくなるからだ。
つまり、あなたにとっては、
「良い」と判断することは
金銭的な価値が低いことになる。」
(p.220)

これは、まさに指摘されている通りです。

ですから私たちは、
本質的な価値のあるものは、
安く手に入るべきと思っています。

教師などの聖職者は、
質素であるべきだと考えます。

一方で、お金持ちは、
ずるいことをやって儲けたのだと
考えてしまいます。

「あなたの一部は金を拒否しているのに、
一部は金がないことを恨んでいる。
それでは、宇宙はどうしていいかわからない。
宇宙はあなたから二種類の
違った思考を受けとるからだ。
そこで、あなたの人生は金に関するかぎり、
一貫性がなくて揺れ動くことになる。
あなた自身の金に対する考え方に
一貫性がなくて揺れ動いているからだ。」
(p.222)

一方で「お金がほしい」と思いながら、
もう一方では「お金は悪いものだ」と言い、
拒否しているのです。

そういう矛盾した考え方をしているので、
その揺れ動く思考が現実化するのですね。

「あなたは、焦点が定まっていない。
自分にとっての真実は何か、
あなたには確信がない。
宇宙というのは、巨大なコピー機にすぎない。
あなたの考えを何枚もコピーするだけだ。
すべてを変える方法はひとつだ。
あなたの考えを変えるしかない。」
(p.222)

思考が現実化するという「引寄せの法則」は、
多くの人が語っています。

「神との対話」でも、
私たちは思考、言葉、行為の3段階で
創造すると言っています。

ですから、私たちが現実を変える方法は、
自分が変わることです。

自分の思考、言葉、行為を変えることです。

先ほどの、「自分に価値があると信じる」
ということを勧めている人も、
実は神と同じことを言っています。

自分に価値がないと言う人、
つまり自己卑下する人は、
受け取りを拒否しているのです。

たとえば誰かが高価なものをあげると言うと、
自分にはもったいないなどと言って、
受け取りを拒否します。

それは遠慮とか謙遜などと呼ばれ、
特に日本人は美徳だと感じています。

つまり、「恐れ多い」と言って、
受け取らないことが価値がある、
と信じています。

これでは、
どうしてお金が得られるでしょう?

そこで、
「自分は受け取るだけの価値がある」
と認めるように言っているのです。

たとえば、
「年収1000万円を得るだけの価値がある」
と信じたなら、自分が何をやるかに関係なく、
1000万円の所得があって当然と考えます。

他人から、
「そんなことで1000万円も稼ぐなんて、
とんでもないヤツだ!」と非難されても、
まったく意に介しません。

だって、それだけの価値があると
思っているのですから。

もうおわかりでしょう。

「政治家が儲けるのはけしからん!」
と怒る人は、たいてい貧乏人です。

貧乏だから怒るのではなく、
そういう考え方をしているから
貧乏になるのです。

「政治家はもっと儲けるべきだ。」

そう考えるのは、たいてい金持ちです。

他人が儲けることをやっかまず、
認められるかどうかが重要です。

そうやって他人を認められる人は、
その前に自分自身を認めているからです。

斎藤一人さんも言うように、
「自分はスゴイ!」と思っているのです。

まず自分を認めなければ、
他人を認めることができません。

自分を愛していなければ、
他人を愛せないのです。

逆に他人を認められない人は、
自分を認めていないとわかります。

このように、
「自分に価値がある」と信じるかどうかと、
ここで神が言っていることは、
基本的には同じことだと思います。

いずれにせよ、焦点を定めて、
矛盾のない同じ思考を宇宙に送ることが
重要なのだと思います。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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