未来のために過去を知る

未来のために過去を知る

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第2章の1回目になります。

今回から第2章になりますが、
実は第1章の最後に、
第2章につながることを神は語っています。

「さて、あなたは
明日を築く考えについて聞いたのだったね。
では、昨日の話から始めようか。」
(p.59)

このように言って、第2章に入ります。

なぜ未来を築く考えのために、
過去の話が必要になるのでしょう?

「過去を知れば、
未来の可能性ももっとよくわかる。」
(p.60)

ニール氏が、
どうすれば人生がもっとうまくいくのか?
という問いを発することで
神との対話が始まりました。

そこで神は、
過去からどうやって今にたどり着いたか、
それを知ることが
未来のために役立つと言うのです。

「わたしは、
力について、そして強さについて、
またこの二つのちがいについて、
語ろうと思う。」
(p.60)

このように神は言って、
ここでのテーマを明確にします。

「わが子よ、あなたがたはあまりに長く、
自分がつくり出した監獄のなかで
暮らしてきた。
そろそろ自らを解き放つときだろう。」
(p.60)

私たちが自分で創り出した監獄とは、
自縄自縛のことです。

私たちはどんな考え方によって、
自らを縛ってきたのでしょう?

そこでまず、第1章でも取り上げた
感情について話します。

「あなたがたは
五つの自然な感情を閉じこめ、抑圧し、
非常に不自然な感情に変え、
そのために、
不幸や死、世界の破壊が生じた。」
(p.61)

「じつは、あなたがたは
聖なる自己を閉じこめてきた。
もう、自分を自由にするときだ。」
(p.61)

詳しくは、
前回までの第1章に書いてあります。

自然な感情を抑圧することが「正しい」と、
私たちは思い込んできたのです。

しかしそのことによって、
不自然な感情を生み出すことになり、
殺人や戦争にまでなったと
神は指摘しています。

ですから、そういう抑圧をやめ、
自分を解放すべきだと言うのです。

そこでまずは、
そういうことが始まった時代に
戻ってみることを神は提案します。

それは、
「社会が組みかえられた」時代だ
と神は言います。

「歴史の初期には、地球は母系社会だった。
それから変化が起こって、父系社会が生れた。
この変化が起こったとき、
あなたがたは感情を表現しなくなった。」
(p.61)

「この時代に、男性は悪魔をつくり、
神は男性だと決めた。」
(p.62)

神は、昔は女性が権力を握り、
商業、科学、学問、癒やしなどの領域でも
影響力のある地位にあったと言います。

一方で男性は、何もなかったと。

受精させることと、
重いものを動かす力以外には。

言わば、女王蟻(蜂)と
働き蟻(蜂)のような関係です。

そこで男性は、
自らの存在を正当化する必要がある
と考えたのですね。

数世紀かけてやっと男性は、
指導者を狙える地位にまで到達した
と神は言います。

つまり、
現代の女性が虐げられているように、
昔は男性が虐げられていた
ということです。

そして今は、
女性が再び権力を取り戻そうとしている。

そう見ることができますね。

「そして、男性も女性も、
自分で編み出したみじめさの悪循環のなかで、
過ちをくり返しつづける。
どちらかが、人生でほんとうに大切なのは
力ではなく強さだ、と気づくまでは。
また、
大切なのはべつべつでいることではなく
一体になることだと、両方が気づくまでは。」
(p.64)

神の話が、
本当なのかどうか私にはわかりません。

つまり大昔は、
母系社会だったという事実です。

そういう説があることは知っていますが。

ただ、最後の結論は納得できます。

どちらかが、
自分たちの方が優れていると考え、
他方を虐げている限りは、
権力闘争は終わりません。

どちらかが優れていて、
もう一方が劣っているというのは、
事実ではないからです。

このことは、男性女性だけでなく、
他のことでも同じです。

白人だけが優れていて、
有色人種は劣っていると
本気で信じられた時代がありました。

今もまだ信じている人が大勢います。

さらに言えば、
健常者が優れていて障害者が劣っているとか、
性的マイノリティーが劣っているとか、
そういう上下関係で見る見方は
すべて同じものだと思います。

ですから、そういう見方をしている限り、
この権力闘争は続くのです。

そして、
「みじめさの悪循環」が繰り返されます。

そろそろこういうことに気づき、
考え方を改めるべきではないか
と神は示唆しています。

「人の振り見て我が振り直せ」と言いますが、
過去を見て今を正すことが
大切なのだろうと思います。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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