変化しなさい

変化しなさい

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第4章の6回目になります。

前回の最後で神は、
自分は傷つかないし、誰も傷つけない
ということを語りました。

そしてそれは、
神と一体である私たちも同じなのだと。

今回は、その続きになります。

「ただ、あなたがたはみな、
自分が傷つけられ、被害を受け、
破壊されることがありうるし、
そうされてきたと信じている。
被害を受けたと思うから、
復讐しないではいられなくなる。
苦痛を経験するから、お返しとして
ひとに苦痛を与えずにいられなくなる。」
(p.116)

たしかにそうなのです。

私も傷つきやすい性格でしたから、
しょっちゅう傷ついてきました。

すぐに報復はできないものの、
どうやって復讐してやろうかと
考えを巡らせたこともたびたびです。

自分が傷つけられたのだから、
相手を傷つけても当然だと考え、
復讐を正当化しました。

しかし神は、それは狂気だと言います。

そうやって報復合戦をするから、
しまいには戦争になるのです。

「その狂気のせいで気づかないが、
じつは
ひとを傷つけて苦痛を与える者は誰でも、
自分は正当だと考えている。」
(p.116 – 117)

「あなたは彼らの世界観や道徳観、
倫理観に、神学的理解に、
それに決定や選択や行動に
同意しないかもしれない--
だが、当人は自分の価値観にてらして、
それでいいと思っている。」
(p.117)

そうなのです。

復讐をする人は、
そうすることが当たり前だと信じています。

では、どの程度の復讐なら許されるのか?

それは人それぞれですよね?

「あなたは彼らの価値観を
「間違っている」と言う。
だが、あなたの価値観が「正しい」と
言うのはいったい誰だろう?
あなただけだ。
あなたの価値観は、
あなたが「正しい」と言うから正しい。」
(p.117)

復讐するのが「正しい」という、
その正しさを決めているのは自分です。

まさに、
自分がそれを「正しい」と言うから、
それは自分にとって「正しい」のです。

こういうことも、指摘されてみると
その通りだなぁと思います。

「何が「正しい」か、
何が「間違っているか」、
考え方が変化することは問題ではない。
変わるべきなのだ。
そうでなければ、成長しない。
変化は進化の産物だからね。
問題はおおぜいのひとが、
現在の価値観は正しい、完璧だ、
誰もがそれに従うべきだ
としつこく考えつづけることだ。」
(p.117)

正しさが人それぞれであるなら、
自分の中でもその価値観は変化します。

むしろ価値観の変化は歓迎すべきで、
それこそが進化だと神は言います。

その一方で、
現在の価値観を絶対的なものだと信じ、
それを押し付けようとすることが問題だ
と神は言います。

たしかに多くの人がそうやって、
自分の価値観で他人を断罪し、
批判非難することで自分の価値観を
押し付けようとしていますよね。

もちろん私もそうでしたし、
今でもそういうことがあります。

「自分のためになるのなら、
信念にこだわりなさい。」
(p.118)

何を「正しい」と考えるかによって、
人は自分を創造しています。

ですから、
その信念が自分にふさわしいのであれば、
変える必要はないのです。

「しかし、ひとにあなたの考え方を
押しつけてはいけない。
それに、
現在の信念や習慣に「しがみつき」、
進歩のプロセスをはばんでもいけない。」
(p.118)

重要なのは、
今の自分の信念や価値観にこだわらない
ということです。

自分も変わっていいし、
他人を従わせる必要もない。

そういうふうに考えれば、
もっと自由になれると思います。

「生命はすべて動きだ。
岩でさえも動きに満ちている。
すべてが動く。すべてだ。
すべては次の瞬間には変わっている。
変わらないものはない。」
(p.118)

現在の信念にしがみつくことは、
実は不可能だと神は言います。

なぜなら、生命は変化し続けるからです。

まさにお釈迦さまが言われたように、
「諸行無常」ということですね。

「だから、変化しなさい!
そう、変わりなさい!
何が「正しく」、何が「間違っている」か
という考え方も変えなさい。
あれこれについての意見も変えなさい。」
(p.118)

信念や価値観はいつか変わりますが、
神は積極的に変わるようにと言います。

それが私たちの進化成長なのです。

「神のために、自分自身を変えなさい。
ほんとうの自分について
新しい考え方をするから成長する。
誰が、何が、どこで、いつ、どのようにして、
なぜということについて
新しい考え方をすれば、謎が解決し、
仕掛けがあばかれ、物語が完結する。
そのとき、
新しい、もっと大きな物語が始まる。」
(p.118)

私たちが進化成長するということは、
神が進化成長することです。

ですから神は、
私たちの進化成長を促します。

私たちが変化すれば、
また新たな体験ができます。

その体験こそが、
神が待ち望んでいることなのです。

「どんなに「良い」と思っても、
もっと良いことがある。
自分の神学やイデオロギー、
宇宙観がどんなにすばらしくても、
もっとすばらしくなれる。」
(p.119)

進化成長に終わりはありません。

神が無限であるなら、
これも当然のことですよね。

「古い真実が心地よいからといって、
新しい真実の可能性を閉め出してはいけない。
心地よさのゾーンが終わるところから、
人生が始まる。
だが、性急にひとを批判しないこと。
ひとの「間違い」は、
昨日のあなたの「正義」だ。」
(p.119)

今までと同じことをすれば、
気楽でいいかもしれません。

私もどちらかというと、
そういう傾向があります。

しかし神は、
それではいけないと言います。

もっと進化成長するために、
変わっていくべきなのだと。

そして、進化成長が遅い人を見て、
それを批判するなと言います。

それは、
かつての自分が歩んできた道であり、
これから歩む道でもあるのです。

他人のことは他人に任せ、
自分は自分の道を歩めば良いのです。

「いつまでも迷っている者は誰もいないし、
これからも決していない。
全員が成長のプロセスにいるからだ。
あなたがた全員が
進化という経験のなかを進んでいる。
それが、わたしだから。
あなたがたを通して、
わたしが進んでいるのだから。」
(p.119)

神は、進化成長をプロセスだと言います。

つまり、自然に行われることです。

私たちの意識も自然に成長するのです。

そういう意味では、焦る必要はありません。

必ず成長するのですから。

無理して成長させようとすれば、
それは「助長」になります。

だから、安心していればいいのです。

そして、進化成長を楽しめばいいのです。

それはつまり、
人生を楽しむということです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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