すべては変化する

すべては変化する

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第13章の1回目になります。

前回の最後で、
神はこう言っていました。

「神聖な約束はただひとつしかない。
それは、
ほんとうの自分を語り、生きることだ。
他の約束は自由の喪失で、
決して神聖なものではない。
ほんとうのあなたは自由だから。
自由を失えば、自分自身を失う。
それは神聖どころか、冒涜(ぼうとく)だ。」
(p.260)

これを別な表現をすると、
自分に対して正直であること以外の約束は、
自分を失うことであり、
それは神への冒涜だということになります。

つまり、他人に対して約束をするな
ということになりますよね?

ニール氏は、
そのことを「厳しい」ととらえ、
神に対して本当かと確認します。

たしかに、この世で生活iしていて
何の約束もしないということは
不可能なようにも思えます。

神は、それに対して次のように言います。

「いまのほとんどの人生では、
すべての約束に偽りが組みこまれている。
将来、自分がどんなふうに感じるか、
どうしたいと思うか、それが
いまわかると考えるのが偽りなのだよ。」
(p.262)

たしかに、言われてみればそうです。

今は大好きなその人のことが、
はたして10年後も
大好きだと言えるでしょうか?

そう言えないとわかっているのに、
10年後どころか永遠に愛しますと言うのは、
自分に対する偽りなのです。

「ものごとに反応して生きていたら、
そんなことがわかるはずはない。
創造者として生きてはじめて、
偽りのない約束ができる。」
(p.262)

反応して生きるというのは、
出来事や相手という何らかの結果に対して
反応するということです。

昨日まで好きだったのに、
今日、その人から裏切られて嫌いになる。

それが反応して生きるということです。

そういう生き方をしてれば、
結果に翻弄されることになります。

創造者とは、常に原因である存在です。

結果を創り続ける人ですから、
結果には執着しません。

ですから、原因である思考が
ブレることがないのです。

「創造者は、将来、
どう感じるかを知っている。
創造者なら感情を経験するのではなくて、
創り出すからだ。
未来を創造できるよういなるまでは、
未来は予測できない。
未来を予測できるまでは、
ほんとうの約束をすることはできない。
(p.262)

感情は、突然湧いてきて、
経験させられるものではないのです。

感情は魂の声ですが、
それは思考によって創造された現実に対し、
魂がどう感じているかを表現しています。

そうであれば、
原因となる思考が一定なら、
感情もまた予想可能となります。

そして、そうなったときは、
未来はこうだと確信できるので、
約束ができると言うのです。

「しかし、
未来を創造し、予測する者でも、
変化する権利と権限はある。」
(p.262)

私たちは自由です。

自由であるということは、
変化するということです。

この直後に神は、
権利は与えられるものだから、
権利と言うよりただ「変化する」だけだ
と言います。

自由もまた同じで、
私たちは基本的人権だなどと言いますが、
本当は権利ではなく本質なのだと思います。

「変化するもの、それがあなただ。
変化は与えられるものではない。
あなたが変化するのだ。
さて、あなたがたは「変化」するから--
変わらないのは
「変化する」ということだけだから--
つねに同じであるという約束は
決してできない。」
(p.262)

お釈迦様は、「諸行無常」と言われました。

つまり、
「すべては変化する」ということです。

したがって、不変なものは、
「すべては変化する」という真実です。

そうであるなら、
将来も同じであるなどということは、
絶対に言えないことになります。

「あなたがたが
生命と呼んでいるプロセスは、
再創造(re-creation)のプロセスだ。
生命はすべて、瞬間、瞬間に
自らを再創造しつづけている。
このプロセスでは、同一は不可能だ。
何かが同一だったら、
変化しないということだから。
だが、同一は不可能でも、
類似は不可能ではない。
類似というのは、
以前と驚くほど似たヴァージョンを創り出す
という変化の結果だから。
創造が高いレベルの類似に達したとき、
あなたがたはそれを同一と呼ぶ。」
(p.263)

つまり、
「変化」という真実は不変なので、
厳密には同一はあり得ないのですね。

ただ、高度に類似した創造は可能だと。

その高度に類似したヴァージョンを、
私たちの視点では同一と呼ぶだけのこと。

見かけは同一でも、
真実は類似であり、違うものなのです。

このように、類似性を創造することは
理屈の上では可能ですが、
普通の人では難しいことだと神は言います。

マスターと呼ばれる人になって、
やっとできることなのだと。

「<マスター>は
自然の傾向性をすべて克服し
(自然は変化する傾向があるんだよ、
覚えているかな)、同一性を示す。
だが、
じつは毎瞬毎瞬、同一なわけではない。
ところが<マスター>は
同一に見えるほど似た自分を
創造してみせることができるのだ。」
(p.264)

世の中には、マスターでなくても
同じことを繰り返す人がいます。

たとえば、「自分にはどうしようもない」
と口癖のように言う人たち。

それに対してマスターは、
意図的に類似性を創造します。

「<マスター>は、
非常に高いレベルの類似性
(あなたがたが言う「普遍性」)を
意図的に創り出すことができる。」
(p.265)

普通の人は何かに反応することで、
類似性を創造することがありますが、
マスターは常に意図的なのです。

つまり、自分が望む自分を
再創造します。

「<マスター>は、
自分がなぜそうするのか知っている。
ところが、
<マスター>のレベルに達していないひとは、
それも知らない。」
(p.265)

類似性を創造することが重要と言うより、
意図的に生きることが重要なのですね。

もし、意図的に生きることができるなら、
あえてコロコロと思考を変えることは
しないでしょうから。

●今日のメルマガは、いかがでしたか?
 面白かった、役立ったという方は、
 以下のURLをクリックしてくださいね。

⇒ http://clap.mag2.com/chisouclen?KT180423a

またこちらには、
短い感想を書くこともできます。

励みになりますので、
よろしければコメントをください。

長くなる場合は、このメールに返信か、
メルマガの最後にあるアドレスまで
メールでお願いします。

また、よろしければこのメルマガを、
お友達にご紹介くださいね。

どうぞ、よろしくお願いします。

========================================

 こちらのメルマガもあわせてどうぞ!

 ●「幸せ実践塾」通信
 http://www.mag2.com/m/0001680038.html

========================================

◆本の内容が性に関するテーマの時は、
タイトルに「(18禁)」とつけます。

そういうテーマを避けて読みたい場合、
参考にしてください。

◆◇◇——————————————-

幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


◇ブログ:
「傷ついた心を癒して幸せになる!
~「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

◇メールアドレス
a.akaki●kekkon-4awase.com
(上記●を@半角に置き換えてください。)

——————————————-◇◇◆

العربية简体中文EnglishFrançaisDeutschItaliano日本語PortuguêsРусскийEspañolไทย