すべてを経験している

すべてを経験している

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第21章の5回目になります。

前々回ですが、小さな魂の物語の続編で
神はこう言いました。

「あなたでないものが存在しなければ、
あなたもまた存在しない。」
(p.422)

つまり、「悪」が存在しなければ
「善」も存在しないのです。

私たちが「善」を体験するには、
どうしても「悪」の存在が必要になります。

いわば悪人は天使なのです。

では、高度に進化した存在(HEB)には、
「悪」は存在しないのでしょうか?

これまでの神の話からすると、
HEBには悪が存在しないように思えます。

そこで神は、このことを説明します。

まずは、悪がなければ善が存在しない
ということを肯定して、こう言います。

「これは宇宙の真実だ。
それどころか、どうして寒暖、上下、
そして「善悪」があるのかという、
宇宙のありかたを説明している。」
(p.430)

そして続けてこう言います。

「だが、いいかな。
何が「寒」で何が「暖」なのか、
何が「上昇」で何が「下降」なのか、
すべてはあなたがつくり出しているのだよ
(宇宙へ出てごらん。
あなたの定義は消えうせるから!)。」
(p.430)

つまり、
基準をどう定めるかで変わってくる
ということです。

気温6度が、
必ずしも寒いわけではありません。

高度1000mが
必ずしも高いわけでもありません。

すべては相対的なのです。

「宇宙は経験の場を提供しているだけだ。
さまざまな客観的現象と言ってもいい。
それにどんなレッテルを貼るかを
決めるのはあなただ。」
(p.430)

「あなたが選択した経験を
可能にする場をつくるにしても、
対立するものが目の前にある必要はない。」
(p.430)

つまり、宇宙が
相対的な現象を提供してくれるのですが、
「悪」と呼ぶものが目の前になくても、
「善」を経験できるというわけです。

宇宙は広大という意味は、
空間だけでなく時間も含まれるのですね。

しかし考えてみると、
自分で体験していなければ、
はるか遠くのどこかでいつかあった
「寒い」ということを知ることはできません。

それについて神は、こう言います。

「あなたは「寒さ」を体験しているよ。
すべてを経験している。
この人生でなければ、前世で。
あるいは、そのまた前の世かもしれない。」
(p.431)

「それは、記憶に焼きつけられている。
だから、したくなければ、
もう経験する必要はない。
ただ思い出せばいい。」
(p.431)

私たちは、
もうすでに経験していると言います。

おそらくそうなのでしょう。

人殺しも、殺されることも。

愛の対極をすべて経験してきているから、
ようやく目覚める段階に来たのです。

「すべてを経験しているだけではなく、
あなたがたがすべてなのだ。
経験、それがあなたがただ。
経験を引き起こしているのは、
あなたがたなのだ。」
(p.431)

これは少しわかりにくい表現なので、
神はさらに説明します。

「まず理解してほしいのは、
あなたは自分のすべてを覚えていて、
この瞬間、この世、この星、
この物質的なかたちで何を経験するかを
そのななから選び出している、
ということだ。」
(p.431)

「あなたは自己を神の身体から、
すべてから、集合から分離したが、
いままた、
その一員(member)になろうとしている。
それが思い出す(ふたたびメンバーになる
:re-member)」というプロセスだ。
思い出すことによって、
ほんとうの自分の経験すべてを自分に与える。
それがサイクルだ。
これを何度も何度もくり返す。
それを「進化」と呼んでいる。
「進化(evolve)」するというが、
実際は回転(re-volve)しているのだ!」
(p.431 – 432)

まず誤植ですが、
5行目の「思い出す」の前に、
カギカッコが必要だと思われます。

始まりがなくて、
終わりだけ6行目に現れていますから。

次にここの意味ですが、
正直なところ私は、
まだ正確にはよくわかっていません。

私が理解している範囲で説明すると、
次のようになります。

まず「経験」の意味を理解するには、
「時」の概念が重要です。

絶対的な神の世界においては
「時」はありません。

したがって、
過去も未来もすでに「いま」起きています。

すでに起きているということは、
私たちは「悪」も「善」も
すべて「経験」しているということです。

ですから、それを思い出すだけでいい
ということになります。

でもそれでは、
もうすでに神であることを
完全に思い出した種がいてもいいわけです。

そうなると、
神はすでに自分自身のすべてを体験している
とも言えるわけです。

では、
なぜまだこういうことを続けるのか
という疑問が湧いてきます。

このことについては、
他のところで神は語っています。

完全に思い出したら、
喜びのあまりにまた弾けてしまうと。

ですから、絶対的な領域では、
始まりも終わりもありません。

したがって円環になります。

これを何度も何度も繰り返す
と神が言っているように、
私たちはそうしているのでしょう。

私の理解は、
今のところこんな感じですね。

「HEBは、相対性の場のどこかにある
「自分ではないもの」を観察すれば、
ほんとうの自分に気づく。」
(p.433)

目の前に「否定形」がないとしても、
HEBは自分たちが「肯定形」であると
知っているのです。

それは、広大な宇宙のどこかに存在する
「否定形」を観察するだけで
自分たちの体験とできるからです。

「じつは、高度に進化した存在が
対立要素を探そうとするとき、
目を向ける場所のひとつが地球なのだよ。」
(p.433)

そういうことかもしれません。

だからUFOは、地球を観察するために
訪れているのかもしれませんね。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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