観察すれば思い出す

観察すれば思い出す

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第21章の6回目になります。

前回は、HEBは「悪」を体験しなくても
「善」を経験できるという話でした。

今回はその続きです。

HEBにはそういうことができるのに、
どうして私たちにはできないのか
という疑問が残ります。

小さな魂の物語の続編で、
私たちが善を経験するためには
あえて悪を行ってくれる魂が必要だ
という話がありました。

それについて神は、こう答えます。

「必要はないよ。
それは、三冊の対話を通して
語りつづけてきたではないか。
自分ではないものが存在する
相対性の場にいなければ、
ほんとうの自分を経験することはできない。
それが宇宙の法則だ。それは不可避だ。
だが、いまあなたはそういう場にいる。
あらためて創造する必要はない。」
(p.433)

「つまり、たったいま、
地球での生活を変えることができる。
自分ではないものをすべて追放しても、
ほんとうの自分を知って経験する力は
少しも損なわれない。」
(p.433)

神はこのように言って、
私たちもHEBと同じように
対立する要素をわざわざ創造しなくても、
すでに創造されているものを
観察すれば良いのです。

たとえば、新聞やテレビのニュースで、
戦争のことを知ることができます。

私たちが現世で
戦争を体験していなくても、
戦争の悲惨さを知ることはできます。

仮に世界から戦争がなくなっても、
かつて戦争があったという歴史を学べば、
私たちはそれを観察できます。

「これが
「善悪の智恵の木の実」ということだ。
あれは呪いでも原罪でもなく、最初の祝福、
マシュー・フォックスの言う
原祝福だということは前に説明したね。」
(p.434)

「善悪知るの実」とも言われますが、
聖書では、イブがヘビにそそのかされ、
アダムはイブに誘惑されて、
この実を採って食べたと言われます。

つまりこの話は、
絶対的な領域から相対的な領域に入ることを
意味しています。

相対的な領域だからこそ、
「善」と「悪」を知って体験できるのです。

「星空を見てごらん。天を仰いでごらん。
相対性の場を観察してごらん。」
(p.434)

神はこのように言って、
相対性の場を観察することを勧めます。

これはつまり、HEBと同じように、
他の星の中に自分たちと対極の何かを見る
ということです。

「そう。それが「思い出す」ということだ。」
(p.435)

思い出すのは、小さな自分の経験ではなく、
大きな自分の経験です。

この「思い出す」ことは、
「観察する」ことだと神は言います。

では、
私たちは何を観察しているのでしょう?

「あなたがたは、
自分の過去を観察しているのだよ。」
(p.435)

「星を見上げるとき、
その星は何百光年、何百万光年も昔の星だ。
いま見ている星は、現在ある星ではない。
昔の星なんだよ。過去を見ているのだ。
その過去に、あなたがたは参加していた。」
(p.436)

「あなたがたはそこにいて、行動し、
経験していた。」
(p.436)

つまり、私たちの過去世です。

夜空の星の光は、現在の光ではありません。

遠い過去の光です。

その星の中には、
私たちがかつて生活していた星がある。

したがって、今、私たちが見ている星は、
私たちが過去世で生活していた星なのです。

現在の技術では難しいですが、
将来私たちは、その星に行って
観察することがあるかもしれません。

つまり、光のスピードを超えて
旅行するということです。

するとどうなるでしょう?

私たちは、
自分の過去世を目の当たりにするのです。

その時、私たちはやっと理解するだろう
と神は言います。

「時は存在せず、
あなたは「過去」を見ているのではない、
と言うことが!
すべては、いま、起こっている。
あなたは、
地球時間で「たったいま」生きている。
それはあなたの未来でもある。
多くの「自己」のあいだに距離があるから、
それぞれのアイデンティティを
「時間のなかの瞬間」に経験することが
できるのだ。」
(p.436 – 437)

私たちの過去世は、
必ずしも地球ではありません。

未来世も同様です。

このことの説明は、
他で詳しくなされています。

光の速度は絶対(一定)という仮定から
アインシュタインが発見した法則により、
宇宙の謎が解き明かされました。

光の速度に近づけば近づくほど、
時間は遅く流れます。

そして光の速度を超えることで、
私たちは時間を遡ることができます。

その時、
過去のことが実は過去ではなく、
「いま」起こっているとわかるのです。

「ただひとつのわたしたちしか存在しない。
だから、
見上げる星は「わたしたちの過去」なのだ。」
(p.437)

この世に存在するのは、
すべて「わたし」であり「わたしたち」です。

他には何も存在しません。

神は存在のすべてですから。

すべては、「いま」存在しています。

過去も未来も「いま」存在しています。

したがって、新たに知るべきことはなく、
ただ思い出せばよいのです。

思い出すことは観察すること。

私たちが観察できるのは、
過去の私たち自身なのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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